今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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100%のお祝い ~マリリンが伝えられること~

前回の記事にたくさんの温かいコメントをいただき、本当にありがとうございます

どれだけ感謝しても、尽きることがありません。

心より、みなさまにお礼を申し上げます。



一昨日、狭山の病院にさよならをし、フィラリアに勝ったマリリンを乗せ、車はいつものRAINDOGSへ。




ボルバキア治療のことを応援してくださっていたマスターに、早くご報告がしたくて、お祝いを兼ねて立ち寄りました♪



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「マスター!あたし、やりました!虫さんに勝ちました!!」


マスター 「えぇ!ほんとですか!?」

普段大きな声を出さないマスターが、とっても驚き、喜んでくださいました

報告を聞いたdazz店長は・・・



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寝てた~(笑)



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「ちょいと!こんな重大ニュースを寝てやり過ごすってどーゆーこと!?」



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「なんだい、うるさいなぁ~。何?フィラリアに勝った?」



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「ほぉ~~~。」



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「寝るっ!!」

相変わらずのdazz店長に、爆笑です



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「なんだかな~、まったく。」

気分の盛り下がったマリリンは、ひとりで店内の探検開始!



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おなかはこわしていたものの、とっても元気で、後ろ足が持ち上がる瞬間も続出です♪



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「念入りにチェックしないと~!怪しい匂いは嗅ぎ逃さないわよ!」



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「黙々と仕事をするあたしの後ろ姿、見てちょーだい。」



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「たまに開脚になっちゃうけどね

楽しそうに歩くマリリンを見て、ようやく、フィラリアの治療は終わったんだという実感がわいてきました。



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よくがんばってくれたねぇ、マリリン。

何一つ責任なく、こんな病気を背負わされて

なのに、「がんばれ、がんばれ」って言わなきゃいけなくて、父ちゃんも母ちゃんも、それがつらかったよ。



それにしても、5か月半で陰転するとは、ボルバキア治療ってすごいですよね。

今はまだ、一部の病院や一部の先生しかこの治療をご存知なくて、やりたくてもなかなか難しい子もたくさんいます。

マリリンも遠方の病院に通いましたが、それでも、この治療に明るい先生と出会うことができたというのは、本当に恵まれていたと思っております。



まだまだ知られていないこの治療をがんばり、マリリンが良い成功例のひとつになってくれれば・・・とずっと願ってきました。

保護犬は、フィラリア症の子がとても多いです。

その子たちの未来が少しでも明るいものとなるよう願いながら、これまでブログに治療やその経過を綴りました。

ひとりでも多くの方にボルバキア治療を知っていただき、ぜひ選択肢のひとつに加えてもらいたいと思っております。

何より、もっともっと多くの獣医さんにこの治療を知っていただきたいです。



また、毎度しつこいようですが、予防の大切さ!

陰転したというめでたい時に書きたくないことですが、一度フィラリア症に罹ってしまったら、もう蝕まれた臓器は決して元に戻ることはありません。

なので、いかに予防が重要であるか、すべての飼い主さんに知っていただきたいです。

いろいろな方がブログで書いてくださっておりますが、何より、予防について飼い主さんに直接伝えられることができるのは、獣医さんです。

フィラリア症の犬を一度も診たことのない先生においては、予防を軽んじてらっしゃる方が、実際に存在しているようです。

予防を軽んじたために、このおそろしい病気に罹ってしまったなどといった事態は、あってはならないと思います。

もし、「先生~、ネットで見たけど、室内犬に予防はいらないんだって?」

「節約したいから、予防薬はやめにしたいんです。」

「予防薬って言っても、リスクあるんでしょ?罹ったら治療するってほうが犬には良いらしいじゃない。」

な~んて言ってくる飼い主さんがいれば、それはもう正座させて小一時間お説教するくらいの勢いでお願いしたいです、獣医さんには。



フィラリア治療の検索等で初めてブログにお越しくださった方、どうか、こちらこちらこちらの記事を読んでいただければと思います。

ボルバキア治療が、いかにリスクが少なく、そしていかにフィラリアの進行を抑えながら早期陰転が望めるか、わかっていただけるんじゃないかと思います。

早期陰転、リスク少、これは本当に画期的なことであると思っております。

ちなみに、ボルバキア治療の費用については、こちらの記事に書いてありますので、あくまでもマリリンの場合のお話ですが、よろしければご覧くださいませ。



まだまだ診てくださる獣医さんは少ないですが、良い先生だと、文献を取り寄せ、自ら一緒に勉強しながら進めてくださる方もいらっしゃるようです。

いずれにしても、飼い主さんと先生が、お互いにすべて納得した上で、治療法を選択すること。

それが一番ですよね。



マリリンは、たくさんの方々に支えられ、こうしてフィラリアをやっつけることができました。

この治療法を広めることで、少しでもご恩返しができればと思っております。



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意味がわからないまま、ひたすら毎日の投薬と毎月の病院通いをがんばってくれたマリリン。

ありったけの「おめでとう!」と「ありがとう!」を込めて、まずはRAINさんでお祝いです



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この日は、いつものテリーヌではなく、チーズケーキを注文しました



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いい顔だね~マリリン!

やり遂げたイヌの顔してるよ!



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前回の診察の後は、エコーで虫が見つからなかったものの、まだ陽性であるということで、半分のお祝いでした。(こちらの記事です。)

あれから1か月。

や~っと、100%のお祝いをすることができました~(*^_^*)

大喜びしてくれたマリリンです



帰り際、うれしくって、マリリンに高い高いをした母ちゃん。



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「ぎょえーーー!!」



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「何これ。いきなりテンションガタ落ちなんだけど。」

そんなこと言わないで~!

母ちゃん、うれしくってしょうがないんだよ♪


マスターとお話をしていて、「赤飯とか炊いたらいいじゃないですか。」という提案があり、父ちゃんも、「確かに!こんなにめでたいことはないですもんね♪」とノリノリ。

料理が得意でない母ちゃんひとり、「なんかめんどくさいことになってきたな~」と口ごもったのでした(笑)



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「あ~れ~~~!!」



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「おい!おろせ!あたしゃいい年なんだから、高い高いなんかうれしかないよ!それより、赤飯炊け!赤飯!!」



というわけで、昨日の夜は、お赤飯を炊いてお祝いしましたよ~

考えてみたら、今炊かなきゃ一体いつ炊くんだ!?って感じですものね(笑)



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「それは何ですか?」



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「あたしのお祝いごはんなの?」



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「は、早くください!よだれがあふれちゃって大変なんだから!」



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「フガフガ!匂い食べてます!」



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とっても喜んでくれたマリリンでした


読んでくださって、ありがとうございます!

100%のお祝いをすることができて、本当にありがたいひと時となりました

フィラリアで蝕まれた臓器は、元には戻りませんので、やはり元気なワンちゃんと同じレベルでの運動等はできないと思います。
でも、気をつけて生活をすれば、必ず長生きできると信じております。
精一杯生きるマリリンを、どうぞ見守ってやってくださいませ

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| フィラリア | 08:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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フィラリア、陰転しました~!!

今日は、みなさまに、とってもうれしいご報告ができます!

順を追って書きますので、よろしければお付き合いくださいませ♪



朝から冷たい雨が降っていた昨日、マリリンは1か月ぶりに、狭山の病院へ出発しました。



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「雨だよ~。寒いよ~。」




「ねぇねぇ、なんかフィラリアの診察の日って大抵雨じゃない?」

そうなんだよね。

初日は車が進むのが困難なほどの嵐だったし、その後も不安定な天気ばかりで、前回の診察も、急に冷たい雨が降った日だったよね。



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「なんかこの天気、今回はまだ陰転していない気がする。。。」

大丈夫だよ、マリリン!

今回まだだとしても、もう1か月したら陰転するはずだよ


前回、エコーによる検査で初めて虫が見つからなくなりました。(前回の記事はこちらです。)

これは、マリリンの身体の中にいた虫はおそらく死に、その死骸が肺動脈の末端にとどまっている状態と思われます。

その後、死骸がゆっくりと分解され、体内に取り込まれていくまで、死骸から出る成分により、抗原検査は陽性の反応のままとなります。

エコーで虫がいなくなってから、陰性に転じるまで、2か月前後と言われておりました。

よって、今回の診察もしくは、年明け1月の診察までに陰転してくれるのではという判断をしていました。

なので、今回はまだ1か月しか経っていないから、ちょっと難しいだろうという思いのほうが、父ちゃんと母ちゃんの中では強くあったのです。

欲を言えば、年内にスッキリ陰転してもらいたいけど、そんなにうまくいかないよね・・・と。



約2時間の雨のドライブを経て、お馴染みの病院に到着です。



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「はぁ~、やだな~。」



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「あのね、あんまり文句言ったことないけどね、ほんとはね、あたし検査キライなの。」

うん、知ってる。

よくわかってるよ。

いつも、ただただ必死に耐えてくれているんだよね。



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マリリンは、がんばりすぎるくらい、がんばる子。

ちょっと疲れちゃったね、病院。

フィラリアに勝ったら、がんばること、少しお休みしたいね。


今回もしくは次回で、なんとかフィラリアを卒業させてあげたいよ。

無力な父ちゃん母ちゃんの精一杯の祈り、届くかな。



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「あとちょっと?もう少しがんばれば、あたし卒業できる?」



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「父ちゃん、母ちゃん、行ってくる!がんばってくる!」


マリリンは、先生に連れられ、検査室へ入って行きました。


この子にどれだけ「がんばる」って言わせちゃったかな。


ふとそんな思いが込み上げ、マリリンの背中に「ごめんね」とつぶやいたのでした。



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検査待ち中の父ちゃん。

普段から無口な人ですが、こういう時間は一層無口に拍車がかかります。

母ちゃんのように、感情的な問題で言葉を口にできないのかな、と思っていましたが、それとは違うらしい。

もし今回陰転していたらあれとこれを聞こう、であるとか、もしまだ陽性だったらあのことも加えて聞いておかないと、であるとか、そういったやるべきことを整理しているようです。



しばらくして、先生から声がかかりました。

いよいよ、検査結果です!



先生 「えーっと、陰性になってますね。」


え!?

何!?

今、なんとおっしゃいました!?


先生 「え?だから、陰性になってます、結果が。」


えぇ~~~!!!


うそでしょ、うそでしょ、と母ちゃん大騒ぎ!

父ちゃんが、冷静に、「エコーでも虫はいないわけですよね?」

先生 「いませんね。念のためエコーでも見ましたが、きれいな状態です。」

父ちゃん 「抗原検査キットの写真を撮らせていただいてもいいですか?」

先生 「えぇ、どうぞ。」



ちょいちょいちょーーーい!!

診察室の中で、母ちゃん思いっきり大声でツッコんじゃうとこでしたよ!

何、この男性2人!

父ちゃんが冷静で感情を表さないタイプなのは知っているし、先生も相当そっち系だな、とは思っていたけども。

いたけどもさ、いくらなんでも落ち着きすぎ

不安になった母ちゃん、思わず、「え?あの…なんか手放しで喜べない事情とかありましたっけ?これって、喜んでいいんです…よね…?」


先生 「はい、いいですよ。これで治療はすべて終わりました。」


あっさり過ぎでしょーーー先生!!(笑)


良かった・・・本当に良かった




こちらが、検査キットによる結果です。


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Tの横に赤い線が入ると、陽性。

前回は、赤い線がありました。


ずっとこの結果を出すためにがんばってきたんだ・・・。

そう思ったら、思わず検査キットを拝んでしまいました


母ちゃんが感傷に浸っている間に、父ちゃんが先生にこれからの相談をしておりました。


なんと、今回でもう病院には行かなくていいそうです!

ここまで治療が済めば大丈夫、とおっしゃっていただきました。

肺高血圧症も、エコーの診断から考えて、それほど心配しなくていいとのことで、もう薬はすべてのまなくて良いそうです

新たな感染を予防するための予防薬(我が家はモキシデックを選択しております)を毎月服用するという、一般的なワンちゃんと同じ状態になりました。

念のため、少なくとも今年は冬でも通年投与します。



そして、今回は、内臓関係を含めた血液検査も診ていただきました。

異常なし、とのこと。

毎日の投薬による腎臓や肝臓への負担を心配していましたが、そちらも問題ありませんでした。

すべてのお話をお聞きして、ホッと全身の力が抜けていきました。



終わったのね。

本当に終わったのね。



先生に何度も何度も頭を下げて、診察室を後にした父ちゃん母ちゃんです。



病院を出ると、朝から降り続いた雨が止み、



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気持ちの良い青空が顔を出しておりました

途端に熱いものが込み上げ、腕の中のマリリンをぎゅっと抱きしめ、青空に向かって頭を下げました。



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「もうこの病院にはさよならなの?」

うん、一緒にありがとうを言おうね。



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「あたし、やったの?虫さんに勝ったの?」

そうだよ~!

マリリンは、勝ったんだよ!!



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「もうがんばらなくてもいい?」

うんうん、もういいよ。

よくがんばったね、マリリン

治療は、終わったんだよ。



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「あたし、ちょっと疲れたみたい。」


車が出発すると、スーッと眠りに落ちていったマリリンでした。


読んでくださって、ありがとうございます♪

6月20日から治療を開始したので、5か月半で陰転することができました!
これまでずっと応援してくださっていたみなさまのおかげで、フィラリアに勝つことができたのです!
たくさんの応援のお気持ち、本当に、本当に、ありがとうございます。
感謝の思いが尽きません。

マリリンは、昨日、移動中に、珍しくおなかをこわしました。
この子はおなかは強く、胃腸炎になっても胃の不調がほとんどで、同時に便秘が起こるくらい。
おなかをこわすことは滅多にありません。
きっと、何も言わずにがんばってくれているけど、やはり病院はつらかったのだと思います。
今朝、元気に起きてきましたが、おなかが緩いのは続いているようなので、よく休ませたいと思います。

何はともあれ、本当に良かった。。。
もう、ただただ、それだけです。

フィラリアに勝ったぞ~!(^^)!
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| フィラリア | 09:05 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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昨日のご報告





いつも温かい応援をありがとうございます

いただいたコメントは、マリリンと一緒に大事に読ませていただいております♪



昨日は、冷たい雨の一日でしたが、マリリンは元気に病院へ行ってまいりました!


マリリンや、今日のお出かけはね、残念ながらカフェじゃなくて・・・


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「病院でしょ。あたし、知ってるよ。大体空気でわかるもん。」


家では元気いっぱいだったのに、車で出発したときから明らかにテンションが下がっていて、あ~この子はわかっているんだな…なんてちょっと切なくなりました。

ごめんね、マリリン。

もうちょっとだけ、狭山の病院がんばって行こうね。



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「大丈夫、わかってるよ。それにしても、よく降るわね~。」



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「帰り道、うれしい気持ちで帰れたらいいな。まだ虫さんいたら、悲しくて悲しくて、また由紀さおり歌っちゃうよ。ル~ル~ルルル~。。。」

いや、まだ歌わなくていいよ

希望を持って診察に臨もう!


約2時間の雨のドライブ。

そして、時間通りに病院到着です。



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「てへ。着いちゃった・・・。」



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すっかりお馴染みになっちゃったね、『獣医ドリトル』風の病院



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「ひゃ~、緊張するぅ~。」



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「身体が固まりましたが、どないしましょ。」

マリリンは、ここへ来ると、いつもド緊張。

なんとなく、かかりつけの病院とは事情が違う、と本犬なりにわかっているみたいです。



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「虫さん、どうなったかな。まだ、だめかな。。。」

いつになく、自信がなさそうなマリリン。



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「マリリ~ン、大丈夫だよ。もし今回まだ虫さんがいても、父ちゃん母ちゃんと一緒に、もう少しがんばればいいんだから♪ほら、元気出していこう!」



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「そうだね、母ちゃん!強気でいたほうが、虫さんに勝てるよね!」

と気合が入ったマリリンですが、スタッフさんに「マリリンさ~ん!」と呼ばれると・・・



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「あ~れ~。まだ心も身体も準備ができておりません。」



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「・・・・・・・・・行ってきます・・・。」




思いっきりグロッキーな感じで先生にご挨拶し、エコーの部屋へ連れて行かれたマリリンですが、なんだか昨日は、やけにエコーの時間が長く感じました。

待合室で、お互いにそわそわする気持ちを抑えるのが大変な父ちゃんと母ちゃん。

なぜなら、時間が長いということは、エコーで虫が見つからず、次のステップとして抗原検査をしている可能性があるからです!

でも、この可能性について、口にすると何となくガッカリすることになるような気がして、お互いに何でもない顔をし、待合室で流れている映像に目を向けていました。

いや、エコーが長いと言っても、マリリンがうんちしちゃったとか、そういったことで診察が長引いているのかもしれないし・・・なんて思いながらも、ドキドキで椅子からお尻が浮きそうです。



そして、女性スタッフさんがマリリンを連れて出てきました!

シャキーーーン!と立ち上がるふたり。

ドキドキドキドキ・・・。



「終わりましたよ~。ちょっと途中でうんちしちゃってオムツ替えました~♪」



ガビーーーーーン。

やっぱり・・・。

この時間の長さは、そのためだったんだ・・・。

抗原検査に進んでいたわけじゃないんだ・・・。






「あと、エコーで虫がいなかったので、今抗原検査に移っていますから、結果が出るまでお待ちくださ~い♪」



なにぃ~~~!?



うそ!うそうそ!うそでしょ!?

プチパニック状態の父ちゃん母ちゃんを残して、スタッフさんはさわやかな笑顔で去って行ったのです。



ちょいちょいちょ~い!!

やったじゃん!

虫さん、いなくなってるってことだよね!?

てゆーかさ、あのサラッとぶりは反則~(笑)

さわやか過ぎてうっかり聞き逃すとこだったわ!

うんちのくだりでズドーーーンと落ちて、その数秒後にドカーーーンと花火打ち上げるって、ちょっとちょっと~、この持ち上げ上手!



待合室は、父ちゃんと母ちゃんの熱気で一気に温度が上昇しました



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「ちょっとみんな、いったん落ち着いて。」



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「エコーで虫が見つからなくても、陰転はまだ先の話でしょ!」


うん、そうだよね。

まだ陰転したわけではないから、完全な「やった~!」ではないよね。

冷静なマリリンの様子に、落ち着きを取り戻した父ちゃん母ちゃんです。




さあ、抗原検査の結果が出たようですよ~。

1か月半ぶりに、先生とお話です。



「エコーでは、虫が1匹も見つかりませんでしたので、抗原検査を行いました。結果は、陽性です。」



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まず、虫が1匹も見つからないというのは、ある程度希望を持って良いこと。

ただ、エコーに映らないところに、ひっそりと隠れている虫がいる可能性は捨てきれない。

でも、これまでの診察の経過や、先生の経験則からすると、隠れている虫がいる可能性というのは、低いと思って良いだろう。

すると、今マリリンの身体はどういう状態なのか。

おそらく、フィラリアの虫は死に、その死骸が肺動脈の末端に詰まる形で留まっているのだろう、とのこと。

(フィラリアは血管中に棲む虫なので、腸に棲む回虫などと違い、お尻から死骸が出るということはありません。血管はすべてつながっていて、出口がないので、死骸となったフィラリアは、肺動脈の末端まで流れて行き、そこに留まるしかないのです。)


肺動脈の末端で留まっている死骸は、ゆっくりと分解され、身体に取り込まれていきます。

が、それには時間がかかります。

また、死骸も炎症を起こすなどの害をもたらします。

すると、今マリリンの身体で心配なのが、肺高血圧症のこと。

虫の死骸から出る成分が肺動脈に炎症を起こしたり、血栓を起こしたりすることで、血行が阻害され、肺動脈圧が上昇します。

そのことを、肺高血圧症と呼びます。

そして、肺動脈の血管が硬化していき、人間で言うところの動脈硬化のような状態を引き起こします。

これまで、マリリンの肺高血圧症のレベルは中等度でした。

死骸が詰まることで、そのレベルがさらに上がることが心配されましたが、先生がエコーで診断してくださった結果、中等度のまま変化しておりませんでした!

このくらいなら心配いらないし、今のところ血栓も大丈夫だろう、とのこと♪

肺高血圧症や血栓については、集中投薬の休憩期間も関係なくこの数か月のみ続けていた、ドメナンとフォルテコールという薬のおかげかもしれません。



で、抗原検査についてですが、これが陰性に変わるのは、1~2か月ほど先のことだと考えたほうが良いそうです。

なぜなら、死骸から出る成分に反応するので、生きている虫がいなかったとしても、死骸が体内に取り込まれて消えてなくなるまで、陽性の反応が出ます。

もちろん、エコーで見えないところに隠れている虫の存在で陽性となっている、というイヤな可能性も捨てきれませんが。

ちなみに、抗原検査の仕組みや精度については、こちらの記事に書いてあります。みなさまのワンちゃんがどのような検査をいつも受けているのか、少しでもその仕組みを知っていただけるとうれしいです。



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さて、マリリンはこれからどうするか。

とりあえず、1か月後にもう一度検査を受けることになりました。

それで陰転しなければ、さらに1か月後、検査をすることになります。

その2か月で陰転しなければ、エコーで見えないところに隠れている虫がいた説が濃厚となってしまいます。

そのときは、覚悟を決めて、集中投薬の3クール目に入ることになります。

肺動脈の炎症や血栓をおさえるドメナンとフォルテコールについては、変わらず毎日のみ続けることになりました。



まだ虫がいるというイヤな可能性は捨てきれないけれど、それでも、マリリン、大きな一歩を踏み出したことは間違いありません。



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「やった!あたし、やったわ!エコーで虫がいなかったの!!」



6月に治療を始めて、4か月半でここまでくることができました。

マリリンに関わってくださったすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。



あ、とは言え、またうるさいことを言うようですが、フィラリアにかかるのとかからないのとでは、天と地の差がありますからね。

けっこう「フィラリア」や「フィラリア予防」で検索してこのブログに来てくださる方がいらっしゃるようですので、しつこく書かせていただきます。

この治療法が、画期的な新しい治療法だとしても、「治るんなら予防はいいや」なんて思わないでくださいね。

我が娘のことをそんな風に書きたくないのですが、一度フィラリア症になった犬は、心臓をはじめとする各臓器のダメージは回復することがありません。

陰転するというのは、虫が死ぬことで進行がストップするというだけであって、蝕まれた部分が治ることは、生涯ありません。

マリリンも、心臓その他の臓器に受けたダメージを一生抱えていかねばならず、激しい運動等によって突然の別れが来ることは覚悟しなければならないのです。

フィラリア症の仕組みについては、  と  と  の記事に書いていますので、一度目を通していただけると、大変うれしく思います。


フィラリアという病気のおそろしさについて知らない獣医さんも増えてきているようですが、予防しなければ、あっという間に感染が広がります。

都会だからとか、室内犬だからとか、まったく関係ありません。

予防するということが、どれほど大切なことか、決して忘れないでいただきたいと思います。



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「また母ちゃんがうるさいことを書いてしまいました。耳にタコの方、すみません



さあさあ、気持ちの沈む話はそれくらいにして、まずは、エコーで虫がいなかったこと、つまりは陰転が近づいたことを、喜びましょう!!

母ちゃんが抱っこしてあげるから、おいで~



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「けっこうです。」



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「父ちゃんの抱っこでお願いします。」

んま~!!



こんなやりとりをしていたら、受付のお姉さんに笑われてしまいました



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抗原検査で血をとったので、足にこんなん巻かれています。

細いあんよだねぇ。

やはり疲れちゃったようで、会計を待つ間、



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こんなでした。

父ちゃんも、毎日忙しい中、長時間の運転ありがとう。

マリリン、本当によくがんばってくれました。



読んでくださって、ありがとうございます。

ここまで書いてきたところで、先ほどマリリンがようやく起きてきました。

が、ちょいと具合が悪いみたい

何度か吐いてしまいました。

ヒンヒン鳴いて、部屋を歩きまわっております。

また胃腸炎かもしれませんので、朝一番でかかりつけの病院に行ってきて、安静にさせたいと思います。

昨日、雨の中、疲れちゃったかな。。。

ごめんね、マリリン。

母ちゃんが、その辛さの全部を代わってあげたいよ

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| フィラリア | 09:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ちょっぴりやっつけた可能性!

みなさま、こんにちは~!

お誕生日のお祝いのコメント、重ね重ねありがとうございます

みなさまからの心強い応援を胸に、昨日は狭山の病院へ行ってまいりました。

1か月ぶりのフィラリアの診察です!


お誕生日モードでハッピーになっているマリリンは、昨日もどこかイイところに出かけるものと思っていたようで、車に乗った瞬間から大はしゃぎ。


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「やったやった~!お出かけだぁ~!!」


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「ふぁ~っとね!よっしゃ、気合入れるわよ~!」


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「ねーねー、今日はどこ行くの?ヒント教えて~♪」

ん?ヒント?

えーっとね、虫さん・・・。



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「・・・・・・は?」


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「おやすみなさい。」

フィラリアの診察だとわかった瞬間、明らかにテンション急降下


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「どうぞ私はいないものと思ってください。」

そうはいきませんよ~!

さぁ、病院到着です!!


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ひどいテンションです(笑)


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これまでの何度かの診察で、いよいよイヤな場所だという認識を強めてしまったのでしょうか。

昨日のテンションの低さは過去最高記録でございました。


「マリリンさ~ん!」

あ、名前が呼ばれましたよ。

いざ!!






えーっと。

結論から申し上げると、まだいました、虫さん。

でも!

少し良いことがありました

エコーで確認したところ、虫が少し減った可能性があるようなのです!!

エコーに映るのがすべてじゃないし、あくまでも可能性の話なのでアレですが、でも、前回まで見えていた虫の数が減っているそうです。

フィラリア成虫は死んでも血管の中から抜け出せないので、体内に残りますが、死骸は肺動脈の末端のほうへ移動し、留まります。

場所的に、エコーに映るものは生きている成虫と思われますが、その数が減っているということは、死骸となって末端に移動した成虫が少しでもいるということでしょうか。

可能性の話ではありますが、初めて成果を実感し、父ちゃんも母ちゃんもパァ~ッと心が明るくなりました


で、先生と話し合い、明日から2クール目の治療に入ることにしました。

投薬内容については、以前書いたものを、以下に改めて載せておこうと思います。


1.抗菌剤であるビブラマイシンを朝晩1か月。(これでボルバキアをやっつけます)

※ビブラマイシンについては、一般的に気管支炎などでもよく使われる抗生物質ですが、フィラリア治療においては投与する量が多いので、下痢の副作用が起こる可能性が高いため、一緒にビオフェルミンを処方されております。

2.月1でモキシデック。(新たな感染を防ぎ、さらに、ボルバキアがいなくなって弱っている成虫にもある程度のダメージを与えられるそうです!)

3.ドメナン(すでに起きているであろう肺動脈の炎症や血栓を抑える薬)を朝晩ずーっと、ビブラマイシンを休憩する期間ものみ続ける。

4.ノバルティスフォルテコール5を1日半錠ずーっと、ビブラマイシンを休憩する期間ものみ続ける。(フィラリア症により血栓ができて、血流が阻害されていることが予測されるため、この薬で血管を拡張します)



この治療で1クールと呼んでいるのは、以下の流れです。

新たな感染を防ぐための予防薬モキシデックのほかに、1か月間、ビブラマイシンとビオフェルミン、ドメナン、フォルテコールを服用。

1か月後、休憩期間に突入。ビブラマイシンとビオフェルミンはお休みし、ドメナンとフォルテコールのみ服用を続ける。(ビブラマイシンの効果は、休憩期間中も続くそうです。)

休憩期間は、2~3か月。

これら3~4か月の期間が、1クールとなります。



休憩期間については、2か月にするか3か月にするか、判断はまちまちですが、今回、マリリンは2か月の休憩期間を経て、明日から2クール目に入ることにいたしました。

この治療をしたワンちゃんの多くが2クール終了後、8か月~10か月くらいで陰転しているようですので、マリリンももうしばらくがんばってみようと思います。





すべての診察を終えたマリリンは、ぐったりと疲れているかと思いきや・・・


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この目の輝き!

診察前と一転、力がみなぎっております!


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「父ちゃん母ちゃん!あたしゃ、やったよ!虫さんちょっとだけやっつけたよ!」


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「うんうん、よくがんばったね。えらいよ、マリリン!」

虫をやっつけた「可能性」があるだけだということは、この際言わないでおこうかな


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帰りの車の中でも、凛々しく、どこか胸を張った様子だったマリッペ。

2クール目に入るに当たり、改めて気合を入れているように見えたのでした。


読んでくださってありがとうございます!

今月もマリリンがんばりました

今日から、いよいよ2クール目!
また1か月間、大量の薬をのませなければならないと思うと正直気持ちが沈んでしまいますが、これで悪さを完全にストップさせることができるのだという強い気持ちを持ってスタートしたいと思います。
家族3人、力を合わせてがんばるぞ!

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| フィラリア | 09:21 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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てんやわんやの診察でした(>_<)




みなさま、こんにちは~!

マリリンは昨日、フィラリアの診察を受けに狭山の病院まで行ってまいりましたよ~!

・・・と元気にお伝えしたいところなのですが、ちょっといろいろありました~


実は、前日の夜から、マリリンが体調を崩してしまったのです。

夜7時前あたりから様子がおかしくなりました。

喉の奥が気になるような、もしくは胃が気持ち悪いような様子でヒンヒン鳴いて歩きまわる、お馴染みの行動です。

たまたま早めに帰ってきた父ちゃんが、近所のかかりつけの病院にギリギリの時間で飛び込んでくれました。

診断は、胃腸炎か気管支炎。

いつものやつです

とりあえず、お馴染みの薬をいただいてきて、夜のませました。

でも、一度こうなっちゃうと、だめなんですよ、マリリンさん。

もうその日は、確実に一睡もしてくれないのです。

翌日の長距離運転を考え、なんとか父ちゃんには寝てもらい、母ちゃんは半分寝ながら、半分マリリンに付き合って、一晩過ごすことにしました。

案の定、一晩中一度も横になることなく、ヒンヒン鳴きながら歩きまわり、朝を迎えましたよ。

途中、おなかがゴロゴロ鳴ったり、ゲップをしたりしていたので、気管支炎ではなく胃腸炎のほうで、きっと吐き気があったのだと思います。

徹夜で苦しみ続けて、マリリンはげっそりです


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昨日の朝のマリリン。


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「はぁ~。」


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「気持ち悪いよ~。」


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「誰か、助けて…。」


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「あたし、もう限界。」

具合が悪いと、腰がぜんぜん持ち上がらなくなっちゃって、痛々しいんですよね(;_;


朝、こんな状態だったマリリン。

診察は午後からですが、行かれるのかどうかをギリギリまで話し合いました。

狭山まで、片道2時間はかかります。

普段なら、身体に不安がある状態で、遠出するなど有り得ません。

これがもし旅行やレジャーの予定ならば、すぐに取りやめるところですが・・・。

このフィラリアの診察は、先生が月に2回しかその病院にいらっしゃらないので、これを逃すと、2週間以上先、しかも2週間後は予約で埋まっているはずですから、1か月先になってしまいます。

6月からずっと朝晩続けている肺動脈の炎症や血栓を抑える薬も、処方してもらわなければもう残りがありません。

あれやこれやと考え、がんばって行ってみよう、という決断をしました。

辿り着いたところで症状が悪化してしまったら、先生にご相談して対応してもらおう、と。

幸い目的地が病院ですから、ラッキー(?)です


というわけで、うなだれるマリリンを車に乗せて、出発しました。


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はい、こんなです


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「一体何なのかしら。病院なら昨日の夜に行ったけど?」

ごめんね、マリリン。

一日だけ、一日だけがんばってもらえるかい


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「あたし、疲れ果てたわ。」


昨日は凄まじい暑さで、ガンガン冷房を入れるものの、照りつける太陽に、車内にいても頭がクラクラしました。


これはまずい判断をしてしまったか・・・と後悔が胸に込み上げてきた頃、何やらマリリンの顔色が少しずつ良くなってきたのです。

朝も薬をのませたので、やっと胃腸炎が落ち着いてきたのかもしれません。

水も飲みたそうな様子だったので、慌てて飲ませました。


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「んまいっ!」

この顔を見て、母ちゃんは目に映る景色が、一瞬でパーッと明るくなりましたよ♪


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それからは、だんだんと表情が出て来て、虚ろだった目に光が戻り始めました!


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辺りの匂いを嗅ぐ余裕も出てきた様子。


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ついにいつもの笑顔まで!!

前の晩からずっとげっそりしたマリリンの身体を見ていたので、このときは、それはもう安堵で胸がいっぱいになり、ようやく身体の力がスーッと抜けるのを感じました。


こうして、2時間のドライブを終え、病院に着く頃には、胃腸炎が良くなった喜びがあまりに大きすぎて、「えーっと、ここには何しに来たんだっけ?」と当初の大事な目的をうっかり失念する始末の父ちゃんと母ちゃんでした


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「ふぅ~、徹夜明けだけど、なんだか清々しいわ。」


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「そうそう、ここには虫さんを診てもらいに来たのよね。」


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「虫さん、いなくなってるかな?」


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「なんだかいなくなってる気がする!!」

自信に満ちあふれ、瞳が輝くマリリンさん。

それを見て、あまり期待していなかった父ちゃんと母ちゃんも、「え~!もしかして!?」と大きな期待が胸に湧いてまいりました!

「マリリンさ~ん♪」

あ、呼ばれた!

いざ!!













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ちーーーん。


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「いた。虫さん、まだいた。」


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「しぶとかった。」


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「ちょっと父ちゃん、もう一回エコーの写真見てみて。虫さん、いる?」


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父ちゃん「うん、いる。」

マリリン「・・・・・・。」


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「だから、世の中甘くないんだって。」


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「でもね、胃腸炎が治った勢いで、虫さんもやっつけたかと思っちゃったの。」


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「あたしゃ、いつまでがんばればいいのかね。」

やっぱり落ち込んじゃったマリリンです。


今回も、エコーで確認していただいたのですが、まだ成虫が泳いでいました。

この成虫たちが死んだ場合は、肺動脈をさらに進んで、末端のほうで詰まるようにして留まります。

その後、ゆっくりと組織が分解され、身体の中に吸収されていきます。

死骸は末端で詰まるように留まるので、それがフィラリアの治療の危険なところなんですよね。

腸の回虫がお尻から出るのと違って、血管の中には出口がありませんから、死骸はそのまま分解されるのを待つしかありません。

なので、一度に大量に成虫を殺す治療法は、末端の血管が一気に詰まってしまうため、リスクが大きいわけです。

それを考えると、成虫の寿命を待つ治療法(以前までマリリンがやっていた治療)や、現在マリリンが挑戦しているこの治療法は、一気に大量に死骸が出るという心配はほとんどありません。

そして、物理的に死骸が詰まることに加えて心配なのが、末端に死骸が行った際、ボルバキア菌が存在している状態だと、彼らがその末端で悪さをし、肺全体に炎症を起こさせるのです。

そうなると、最悪な事態となります。

その点、マリリンが挑戦している治療法だと、まず最初に、悪の根源であるボルバキア菌を殺すので、上記の危険を避けられるんですよね。

何度も書いておりますが、フィラリア症は、フィラリア成虫が悪さをするというよりは、ボルバキア菌が悪さをします。

フィラリア成虫は、ボルバキア菌の助けがなければ、犬の免疫機能によりだんだんと力を失い、生きていかれません。(現在、マリリンはこの状態で、ボルバキア菌がいなくなり、力が弱くなった成虫が死ぬのを待っています。)

フィラリアの治療において、大量の死骸が一気に血管に詰まる物理的な危険と、一気に詰まらない場合でもボルバキア菌が肺に炎症を起こさせる危険、というのが代表的なリスクとして挙げられます。

なので、このボルバキア菌を殺す治療法は、そうしたリスクを避けることができるという意味で、とても画期的であると思います。

また、これも以前の記事と重複して恐縮ですが、何と言っても、先にボルバキア菌を殺すことで、その時点からフィラリアによる臓器の破壊をある程度ストップさせられることも、大きなメリットだと思います。

完全にストップするとは言えないでしょうけれど、少しでも悪さを食い止めた状態で治療を続けていかれれば、こんなにありがたいことはないんですよね。

この病気は、目には見えなくても確実に進行し、心臓等を蝕んでいきますから。




今回は、まだ陰転できなかったマリリンですが、以前よりもぐっと体力がついたことは確かだと思います。

胃腸炎にしても、以前ならもっと長引きましたし、やつれ具合がこんなもんじゃなかったんです。

でも、昨日は症状が治まってからの復活が目を見張る早さで、また徹夜の疲れもさほど引っ張っておりません。

今朝は、もうすっかり元気です

ボルバキアの悪さがなくなって、免疫も強くなってきたんじゃないかな、と思っております。

この調子で数か月後にはフィラリアに完全勝利してくれることと思いますので、みなさまどうぞお付き合いくださいませ。


マリリン、みんなでもうちょっとがんばろうね!


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「ル~ル~ルルル~・・・」

ひとりショックが隠し切れず、由紀さおりの『夜明けのスキャット』が聞こえてきそうな、哀愁漂うマリリンでございました


いつも応援していただいてありがとうございます!

胃腸炎で苦しむ中、マリリンは本当によくがんばってくれたと思います。
陰転はしていませんでしたが、とりあえずマリリンが元気になったので、なんだかそちらの喜びが大きく、前回ほどガッカリしませんでした。(マリリンは前回と同じくらいガッカリしておりましたが
家に帰ると、泥のように眠りに落ち、元気回復!
その後、いつものように父ちゃんと遊んだマリリンです。
また1か月後の診察を楽しみに、力を合わせてがんばりたいと思います

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