今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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知るということ ~2014年へ思いをつなぐ~

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「どーもみなさん、こんにちは。」



マリ坊ったら、ライカちゃんから、素敵なベストをいただいちゃいました~!

ライカちゃんにはサイズが小さくて、もしマリリンの身体に合うなら・・・って持って来てくださったのですが、これがもう、見事なまでのぴったんこ♪

マリ坊は、骨と皮の下半身に比べて、身体の重みを一手に引き受けている両腕や肩、胸においては、その筋肉がマッチョ過ぎてえらいことになっているので、ボタンが閉まらないかも、と話していたのですが、問題なしでした。



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かわいいし、かっちょいいでしょ

母ちゃんの好みまっしぐらな感じです



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2013年冬・埼玉コレクション。



マリリンは、暑さもしんどいけど寒さはもっとだめで、これから4月頃まで、心配なことが盛りだくさん。

このあったかベストを着て、元気にがんばりたいと思います



で、このベストをいただいた日、ライカ母さんと、こんな話が出ました。

年末年始の休みを前にして、捨てられる動物たちが増えているみたい・・・って。

安易に購入し、あげく、家族旅行に行くから、と動物を捨てる。

そして、欲しくなれば、また購入。

もう、うんざりだ。



年内最後の記事は、今年一年の思いを、つれづれと。







以前、こちらの記事で生体販売について触れました。

その後、多くの方々からご意見、ご感想を頂戴しました。



自分は、そういった現実は何も知らなかった。

生体販売について、もっと知りたい。

そうおっしゃってくださる方もいらっしゃり、本当にありがたく存じます。



悪徳ブリーダーにより劣悪な環境で繁殖され(いわゆる、パピーミル)、オークションなどで卸されるという流れは、日本における最悪なペット流通システムで、現在もたくさんの犬たちが苦しんでいます。

日の光を浴びることも、外の空気を吸うことも許されず、糞尿まみれのケージの中で、愛される喜びなどひとつも知ることなく、何度も子どもを産まされる。

交配、出産に至っては、一部では、まさに鬼畜の所業とも言うべき残酷な行為がなされています。

通常の出産年齢を超えても出産を繰り返し、しまいには歯も顎も溶け、とうとう本当に子どもを産めなくなったそのときは、ゴミのように捨てられて。

愛護団体さんには、ボロボロになった繁殖犬が、たくさん保護されています。

彼らの瞳には、何も映っておりません。



このように乱繁殖されたのち、オークションなどを通じてショップに卸された犬たちは、ガラスケースに入れられ、新しい家族を待ちます。

まだまだおかあさんやきょうだいとの生活から学ばなければならない時期に、人間によってすべてを引き離され、ひとりぼっちで出会いを待つのです。



ショップは、仔犬のうちにとにかく売り切るよう、全力を注ぎます。

なかなか売れない場合は、セールを打ち出したり、即売会を開いたり、移動販売で在庫処分をしたり。

それでも、どうしても売れ残ってしまったら、良心的なところだと里親を探すなどし、命をつなごうとしてくれるようですが、繁殖業者に戻され、または売られ、繁殖犬として生涯を終えることも少なくありません。

保健所へ持ち込むことは、あまりないようです。

良いように考えれば、処分なんてできない、というお店の思いが見えなくもないですが、ペットショップからの引取りを保健所が拒む場合が多いという側面、また、最後まで少しでもお金につながる方法をとりたい、というお店の本音もあるように思います。



パピーミルのような悪徳ブリーダーは、人間の域をこえた価値観で生きています。

きちんとしたブリーダーさんなら考えられないような無理な繁殖をし、また近親交配を繰り返すため、遺伝性疾患や障害を持つ個体が多く生まれます。

見た目で分からなければ平気で卸されるので、犬を迎える覚悟を持たずショップで衝動買いをした人などが、後から病気に気が付き、保健所で処分、という例も多く存在しております。

近年、不況によって倒産する業者も増えていますが、抱えている繁殖犬たちを放棄してくれれば、まだいいほう。

愛護団体さんによりレスキューされ、ようやく地獄の繁殖から解放されることができますから。

捨てられて初めて、命として大事にされる環境に身を置くことができるという、皮肉な話です。

放棄すらしてくれない最悪な場合は、倒産の瞬間まで、金にしがみつきます。

すでに年を重ねたぼろぼろの繁殖犬をも、知り合いの業者に売り渡すなどという鬼のような人間もいます。

新たな業者に売り渡された子は、身体の限界が来るまで、再び出産させられるのです。



こうして生まれ、ショップに卸され、ガラスケースに入れられた仔犬が、自分を迎えてくれる家族に出会えたら、その先はようやく幸せが待っているのでしょうか。

運が良ければ、最高に幸せな犬生を歩むことができるでしょう。

しかし、“人間の事情”で捨てられる犬もたくさんいます。



こういった流通の問題は、一部のみなさまの間では非常によく知られていることですが、今や子どもの数を犬の飼育頭数が超える時代ですから、犬飼い全体で見てどうかと言うと、まだまだご存知ない方のほうが多いように思います。



「保護犬」という名称は、ある程度広まってきました。

けれど、その内容については、お出かけやお散歩の際、実際にお話をしてみると、様々なとらえ方をされてらっしゃることが分かります。

保護犬という存在は知っているけれど、それは野良犬だと思っていた、という方。

飼い主により捨てられた犬のことを保護犬と認識し、まさか繁殖犬の放棄による保護犬なんて問題があるとは知らなかった、という方。

みなさん、本当にさまざまです。



マリリンを通じて出会った方に、そういったお話をすると、大変驚いて、もっと知りたい、とおっしゃってくださる方も少なくありません。

楽しいおしゃべりの時間なのに、あえて保護犬の話などしなくてもいいじゃないか、と思う方もいらっしゃると思いますが、私たちは、機会があれば積極的にお話させていただいております。

なんとか不快に思われないように、でも事実を知っていただけるように、頭をフル回転させ、言葉を尽くします。

先方の雰囲気に合わせ、明るい話を交えつつであるとか、深刻にであるとか、さまざまな事例を加えながらストレートにであるとか、キーワードのみお伝えするであるとか、いろいろです。

特に、ペットショップから購入したという方々からはイヤな顔をされることもあるし、いい人ぶって何なの?という空気になってしまうことも、たくさんあります。

最初の頃は、不快感を示されるたびにメソメソと後悔の気持ちがわいてしまいましたが、最近は、言葉を選んで慎重にお話した結果、それでも嫌われてしまうなら仕方がない、と思っております。

結果的にどのような反応になろうとも、知られないよりは、ずっといいと思うのです。



マリリンは排泄や精神面で長い留守番が難しく、また私の身体のこともあり、私たちは、現場で働くような保護活動はできておりません。

この状況で、せめてもの役割として私たちにできるのは、多くの方に知っていただくこと。

過酷な環境に置かれている犬たちの現実。

また、保護犬との生活が豊かで素晴らしい時間であること。

成犬で迎える子でも、こんなに深く理解し合えるのだということ。

ブログなどで発信し、外出先でお話し、そうやって地道にひとりひとりの方に知っていただく。

それが唯一、できることだと思っております。



愛護センターの記事にも書きましたが、何事も、まずは知ることから始まると思うのです。

すべてを知った上で、自分の考えをめぐらせ、今後の歩みを決める。

知ることで初めて、世の中が動き、動物たちの未来につながります。



知る方法は、様々にございます。

愛護団体さんを始め、個人のボランティアさんのホームページやブログでも知ることができますし、書籍もたくさん出版されております。

ずっと前にもご紹介したことがある本ですが、もう一度載せておきたいと思います。



犬を殺すのは誰か ペット流通の闇犬を殺すのは誰か ペット流通の闇
(2010/09/17)
太田 匡彦

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(文庫版は、こちら)

犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫)犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫)
(2013/07/05)
太田匡彦

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これがすべてではありませんが、犬たちがどういった流通経路をたどっているのか、その概要を知るためには、ひとつの助けとなってくれる本だと思います。





生体販売について、以前ある方から、こんなお言葉をいただきました。



「売る側を教育したり、売る側の良心に期待したりするのは、限界があるように思う。

とんでもなく悪い人間たちが世の中にはたくさんいて、そういう人たちが動物の商売に手を出しているのだから。

もちろん法で縛れればいいけど、それだけに頼るのでは、現実は変わらない。

やはり、我々消費者が動物のために賢くならなければ。

そうすれば、悪い業者は淘汰されていくのではないか。」



その通りだと思います。

売る側の問題は、とても重要で、深刻です。

ただ、それに加えて、買う側の責任も大きいのではないかと思っております。

犬がどのような環境で繁殖され、卸されているかを知り、あくどいことをやっている業者を見極め、また安易な気持ちで購入する人がいなくなれば、自然と儲けを第一にした業者は、淘汰されていきます。

淘汰されていく段階では、一時的に放棄される犬が増えるという問題もありますので、全国の愛護団体さんのご負担が増えることも予想できます。

しかし、いつかは。

いつかはその時を迎えなければ、何も変わりません。





誰でも、お金さえ払えば、無条件で簡単に犬を購入できる時代です。

唯一の条件となるお金さえも、もはや条件ではないかもしれません。

分割ローンなんて組めてしまうショップもありますから。

個人的には、生体の展示販売はなくなってほしい、と切に願います。

ペットショップは、グッズを売るだけのお店となってもらいたい。

犬を大事にしながら、丁寧なお仕事をなさるブリーダーさんのみが残っていくことが望ましいと思っております。

ただ、真のブリーダー、いわゆるシリアスブリーダーを見極めることについて、ここにもまた、重大な難しさがどっしりと横たわっているわけですが。

2桁、3桁を繁殖させているようなパピーミルは、ある意味とても分かりやすい。

厄介なのは、シリアスブリーダーっぽい振る舞いをするブリーダーなのだそうです。

日本には、この一見シリアスブリーダーだけど実際はそうじゃないブリーダーが、けっこうな割合でおられるようで。

真のブリーダーの見極め方については、勉強不足で私は書くことができませんが、ネット上でまとめてらっしゃる方もたくさんおられますので、調べてみてくださいませ。





業者を完璧に縛る形の法改正を待っていたら、状況の改善は何年、何十年先になるか分かりません。

仮に、徹底した厳しい法律で業者を縛ることができたとしても、買う側の意識が変わらなければ、必ずまた状況は繰り返されるでしょう。

ペットショップで気軽に購入したい、という需要がある限り、悪い人たちは如何様にも、法の抜け穴を考えます。

やはり、法改正に取り組みつつ、さらに、ひとりひとりの意識をも高めることが、近い将来この願いを結実させるものではないかと思います。

愛されている子たちと苦しんでいる子たち、命に何ら違いはありません。

2014年、例えほんのわずかでも、動物たちの状況に変化が起こりますように。




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「あたしゃ、行く先々で保護犬を宣伝していくよ! でも、あたしへの苦情は受け付けません!」


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改正愛護法スタート

みなさま、こんにちは。

ロンくんの旅立ちに胸がいっぱいになっていたところ、もうひとつ、お別れのお話が届きました。



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ポチの車イス仲間である、ココアちゃんです。



脈が弱くなり、点滴もやめてみなさんで見守っていたところ、ご家族であるリトルちゃんやママさんの呼びかけに、3回も脈が戻り、こたえてくれたそうです。

きっと、みんなに精いっぱいのありがとうを伝えていたのでしょうね。



車いすオフ会で出会ったココアちゃん。

ブログを読んでくださっているみなさまの中にも、ココアちゃんが大好き!とおっしゃる方が多くいらっしゃいました。

彼女の無垢で愛おしいその姿は、たくさんの人の心を動かして。

ココアちゃんのことは、車いす「マリリン号」のカテゴリーの、オフ会のレポで綴っております。

車いすオフ会 ~変性性脊髄症と闘うコーギーさん編~

車いすオフ会2013春 ~会いたかったお友達♪~



ココアちゃん、本当によくがんばってくれたね。

あなたの笑顔は、天使だよ。





          





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「どーもみなさん、こんにちは! あのね、あたしたちの法律ってやつがちょっと変わるんだって。 救われる仲間たちが増えるといいな。」



はい、マリ坊ちゃんがお知らせしてくれましたが、9月1日より、改正動物愛護管理法が施行されました。

今回の改正に向けて、私たちもパブリックコメントにより思いを述べてきましたので、どのような改正になるか、祈るような気持ちで見守ってまいりました。

簡単ではありますが、個人的に気になる部分を載せておきたいと思います。




まず、飼い主に対する、終生飼養の徹底。

動物の所有者の責務として、終生飼養が明記されました。

・・・・・・はぁ~、なんともため息が出ちゃいますよね。

当たり前のことを、こうして法律で定めなければならない現状に。

とは言え、この当たり前の理念が法律によって守られることには、大きな意味があると思います。



この終生飼養の徹底の一環として、保健所や愛護センターが、動物の引取りを拒否できるようになりました。

具体的には、老齢や病気を理由とした引取り、繰り返しての引取り、動物取扱業者からの引取り等です。

これまでは、所有者から求められた際には引き取らなければならなかったのが、拒否するという選択肢ができたわけです。

しかし、以前ブログでも書きましたが、とても微妙なところだと思います。

行政が引取りを拒否したところで、処分する気持ちで持ち込んだ飼い主ですから、そう簡単に改心し、再び飼うとは到底思えません。

里親探しにしても、そういった飼い主が懸命に努力するだろうか・・・。

処分件数は減ったとしても、その辺に捨てられる動物の数は増えてしまうのではないか。

そんな不安をはらんでおります。



以前、愛護センターの方がおっしゃっておりましたが、実際に、この部分の話し合いは、非常に微妙なものがあったそうです。

やはり、上記のような不安があるのと、拒否できる基準が自分たちの裁量になるため、判断が難しいなどの問題があり、会議の場でも様々な要望をぶつけたが、結局のところこういった改正に落ち着いてしまった、とのことでした。

各自治体によって、対応は大きく違うということになるかもしれませんね。

自治体としては、処分件数を減らしたいですから、そこを重視している地域では、とにかく拒否する方向で、となる可能性もありますが、拒否した後の動物たちのことを考慮しなければ、単に「捨てられる場所が変わった」というだけの事態になりかねません。

もちろん、引き取らなければならないとされていた部分の改正がなされたことについては、とても大きな一歩であると思います。

動物について停滞していたこの国が、少しずつ歩き始めたような、そんな喜びと期待を感じます。

ここから、ですね。

ようやく歩き始めたこの一歩で再び停滞しないように、私も自分にできることをやってまいりたいと思います。




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それから。

さまざまな罰則が強化されました。

以下、一例です。



・動物をみだりに殺し、または傷つけた者は、2年以下の懲役または200万円以下の罰金。

・動物を遺棄したものは、100万円以下の罰金。

・動物に対し、みだりに給餌や給水をやめ、酷使し、またはその健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束することにより衰弱させること、疾病にかかり、または負傷したものの適切な保護を行わないこと、排泄物が堆積するなどの不衛生な場所における飼養をした者は、「虐待」とし、100万円以下の罰金。



ちなみに、改正前は、上から、1年以下の懲役または100万円以下の罰金、50万円以下の罰金、50万円以下の罰金、といった具合でした。

今回の改正による罰則も、とんでもなく甘いと思ってしまいますが、これまでに比べたら、一歩前進です。

何より、虐待の定義の範囲が広がったことは、大きな意味があると思います。

これまでも、みだりに給餌や給水をやめることにより衰弱させた場合、それは虐待であると定義づけられておりましたが、今回、さらにその幅が広がったわけですね。

排泄物が堆積するような場所で飼うことも、虐待。

病気やケガを放置することも、虐待です。

ちなみに、マリリンは、獣医さんの判断によると、背骨が折れてから長いこと放置されていたと考えられますので、当時この法律が施行されていたら、前の飼い主は100万円以下の罰金ですね。



・・・・・・安っ!!!

アンタのせいでこの子がどれほどの痛み、苦しみ、悲しみ、絶望を背負って生きてきたと思ってんだ、ざけんなよっ!!!




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おっと、失礼いたしました。

若干、取り乱しました。





また、多頭飼育崩壊における予防的な措置についても、明文化されました。

次のような場合に、行政が、勧告・命令を出せるようになりました。

多頭飼育によって生じる騒音や悪臭など、周辺の生活環境を悪化させている場合。

多頭飼育によって動物が衰弱するなどの虐待のおそれが生じている場合。



これまでは、周辺環境の改善という観点からの勧告・命令しかできませんでしたが、この改正により、動物の虐待のおそれについても、勧告・命令ができるようになりました。

個人的には、これはとても大きな一歩だと感じております。

行政の方は、すべてにおいて、法律に縛られます。

感情論だけで仕事をすることはできません。

ですから、行政の方がしっかりと動けるような法律をつくることがとても重要です。

今回定められたような命令が出された場合、もしそれに従わなければ、罰則が科せられます。(50万円以下の罰金)

この改正で、少しでも多くの命が救われますように、切に願います。




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動物取扱業者に対する規定も、今回さまざまに改正がなされました。

その中から、少し書きだしてみます。

まず、終生飼養の確保。

はぁ~~~。

ほんと、当然のことですよね。

これまでは、法律の規定はなかったのですが、今回の改正により、終生飼養に努めることが定められました。

終生飼養に努める一環として、『犬猫等健康安全計画の提出』が義務づけられました。

さらに、飼養状況について、毎年一回都道府県等に報告しなければなりません。

形式的なやりとりにどれほどの効果があるかは分かりませんが、こういった義務づけがなされたことについては、良かったと思います。



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それと、幼齢犬猫の販売制限です。

生後56日を経過しない犬猫の販売、販売のための展示・引き渡しの禁止。

ただし。

経過措置があります。

この「56日」という部分については、附則により、施行後3年間は「45日」と読み替えるものとされているのです。

さらに、3年経過した後は、56日になるかと思いきや、再度法律で定める日まで「49日」と読み替えるものとされております。



おい・・・。

まどろっこしいことはやめろ!!

とっとと56日でスッパリ行きゃ~いいんだよ!!



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すみません、またもや取り乱しました。

気を取り直して。



次に、動物の販売において、現物確認・対面販売が義務づけられました。

これにより、インターネット「のみ」による売買はできなくなります。

ただし、広告のためのネット活用や、現物確認・対面説明を済ませた上でネット上で売買契約を行うことはできます。

ネットでの売買契約なんて、こんな例外設けずに、一切禁止すりゃ~いいのに。



ちなみに、今回の改正を待たずして、すでに夜間展示販売が禁止されていることについては、周知の通りでございます。



ほかにも、動物取扱業者に対する罰則の強化など、さまざまな法改正がなされました。

こうして改正されたこと自体は、とても大きな意味があり、それに伴って世の中の動きも動物にやさしくなってくると期待しますが、やはり、まだまだ、はじめの一歩の段階だと思っております。



今回の改正により、パピーミル等の動物の流通問題を改善させられるかと言えば、正直なところ、難しいと思います。

流通にメスを入れ、苦しみの中で亡くなっていく子たちがいなくなるためには、まだまだ時間がかかるでしょう。

個人的には、展示販売そのものを禁止し、限られた真のブリーダーのみが繁殖するようになるのが望ましいと思っておりますが、この国がそこまで行くには、長い道のりを根気強く進まねばなりません。




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「あたしゃ、劇的な変化を望みますがね。」




以上、個人的に気になっていた部分について簡単に記しましたが、ひとつ、とても残念なことがございます。

それは、実験動物についての法改正が一切なされなかったこと。

もう何度も、こうした機会で、見送られている問題です。

実験動物については、大変に議論になるところでありますので、ここで詳細を書くのは控えますね。




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法律が改正されたことで、今回明記されたすべての問題が解決されるわけではありません。

その改正内容が、世の中に周知徹底されることが重要です。

法律を知れば、それが後ろ盾となり、もっと行動を起こそう、行政と連携して改善を図ろう、などの前向きな考え方をする人が増えると思います。

行政もこれまでより動きやすくなると思うので、みなで協力し合えば、少しずつ動物たちを苦しみから解放できるかもしれません。

一昨日、日本にもアニマルポリスができればいいのに、というコメントをいただきました。

私もそれを強く願っております。(杉本彩さんのブログでは署名活動も行っておられますので、ぜひご覧くださいませ)

非常に期待されるこの制度ですが、全国的規模で実現に至るまでには、もうしばらく時間を要すると思います。

であれば、実現されるまでの間、私たち国民ひとりひとりが、アニマルポリスになりましょう。

動物たちを守ろうというたくさんの方々の厳しくも温かい目が、アニマルポリスの設置や法改正に反映され、現状を大きく変えてゆくのだと思います。




動物に関する法律は、従来の歴史的背景により、人間が動物を管理するための法律という要素が強く残っております。

しかし、これからは、人間と動物がうまく共存できるための法律であるように、それを心から願います。

どの命も、同じように大事にされる世の中でありますように。




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「みんな、頼むよ! 仲間たちを守ってちょーだい。 じゃないとアンタたち、片っ端から車いすで轢いちゃうから! そこんとこ、ヨロシク!」




うちの暴れん坊がそう申しておりますので、ここはひとつ、お願いいたします。

ちなみに、マリリン総長、轢くときは微塵も容赦がありませんヽ(´ー`)ノ


| 保護犬のこと | 07:44 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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消えない過去とマリリンのあんよ

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みなさま、こんにちは~♪

寒い日が続きますが、体調はいかがでしょうか。

年末で多忙を極めてらっしゃる方も多いことと思います。

なんとかこの時期を乗り切り、明るい新年を迎えましょうね~!(^^)!

我が家も、マリリンの体調に、より一層の注意を払い、元気に冬を越えてくれますよう、父ちゃんも母ちゃんもがんばります



さてさて、最近のマリリンの様子を、少し♪

朝のひとり遊び中です。



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逆光で暗くなっちゃいましたが、がんばって立ち上がっていたので、思わず撮っちゃいました

母ちゃんと遊んでも全然楽しくないらしいマリリンは、いつもこうして、朝はひとりで遊んでおります(笑)



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お!後ろのあんよ、がんばってるね~!



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折れた背骨から下は、どうしても細いよね

毎日リハビリがんばって、楽しい刺激もたくさん経験して、もっともっと下半身の力をつけようね


昨日、父ちゃんが異例の平日更新をして(笑)、以前から書きたいと思っていたという保護犬の話を書いておりました。

それを受けて、今日は、保護犬を迎えるときの覚悟について、またマリリンのあんよをめぐる思いを書きたいと思います。

保護犬絡みのこういったお話は、多くの方が見てくださるうちに書かないと!なんて、父ちゃんも母ちゃんも焦っちゃって、なんだか駆け込み更新状態

保護犬を迎えてらっしゃる方には、もう聞き飽きたようなお話だと思いますが、保護犬をご存知ない方に少しでも届けばと思っておりますので、お付き合いいただけるとうれしいです。



昨日父ちゃんが書いていたように、保護犬を迎えることは、私たち人間にたくさんの喜びを用意してくれます。

日々、ともに成長し、少しずつ心を開いてくれる喜びは、格別中の格別、例えようのない幸せです。

どうか多くの方が、保護犬を迎えてくださいますように。

悲しい目をした犬たちに家族ができますように。

そう願ってやみません。


ただ、やはり、きちんとした覚悟は持っていなければいけない、と思います。(もちろんこれは、保護犬に限らず、犬を迎える際には絶対的に覚悟が必要ですが)

大げさにとらえることはありませんが、一本ピンと張った揺るぎない覚悟を持っておかなければ、彼らとの生活は難しいと思います。

その子その子によって、個性が違いますので、今回は、ひとつの例として、我が家の話を読んでいただければ幸いです。



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マリリンの日常生活のお世話のことや、我が家に来たばかりの頃のお話、そして、その後どう心を開いていってくれたか、そういったことについては、過去記事で何度か書いておりますので、ここでは省略します。

少し前に、こちらの記事で心の傷について触れましたが、今回は身体の傷のお話です。


何年もの間、どこでどんな風に生きてきたかわからない子を迎えてらっしゃるご家庭の場合、みなさん同じ思いを持ってらっしゃると思いますが、そのワンちゃんと一緒に暮らす中で、様々な心と身体の傷を発見します。

そのたびに、見えない過去を想像し、その子の苦しみをともに背負ってやるのです。



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(保護当時のマリリンより)



こんな小さな身体で、前の飼い主にどんな風に飼われていたんだろう。

保護当時は、今と毛の感じが違うようだけど、外飼いだったのかな。

夏は暑さを軽減し、冬はあったかい毛布を入れてもらっていたかな。

心から安心して眠ることがあったのかな。


身体の弱いマリリン、胃腸炎のときはどうしていたんだろう。

苦しみながら、自然治癒を待つほかなかったの?

背骨が折れて、下半身不随になっても、病院に連れて行ってもらえなかったんだもんね。

胃腸炎の治療なんかしてもらえるはずないよね。


繰り返し名前を呼ばれて、かわいがられたことはある?

マリリンは、なんて名前だったのかな。

人間の腕の中で、一度でも強く抱きしめられただろうか。



こんな切ない思いが込み上げ、過去が気になってしまう理由は、最近の後ろ足のこと。



寒さが影響しているのか、頻繁に足が突っ張ったり、痙攣を起こしたりします。

下半身に感覚がないので、マリリン自身の反応がなく、痛みを伴っているのかどうかは分かりません。

プルプルと言ったものよりも激しい痙攣で、本犬がじっとしていることができないくらいに身体に振動が広がります。

じっくり観察しておりますが、てんかん発作ではないようです。

突っ張る場合も、このまま全身が硬直してしまうんじゃないかと不安になるくらい、ピキーンとなっちゃって。

大抵は、後ろ足のどちらか一方がその状態になります。


今ほど頻繁ではありませんが、前にも時折こういったことがあり、病院で相談しました。

その際は、突っ張ったり痙攣したりしたら、やさしくマッサージして落ち着かせましょう、と言われました。

検査をしてもいいけど、おそらく麻痺から来ている現象だから、はっきりした原因は見つからないと思うよ、とのこと。


なので、この現象が起こると、ゆっくりやさしくマッサージして、なんとか元の状態に戻します。

が、すぐにまた突っ張り&痙攣が起こるので、治まるまで何度もこれを繰り返します。

細く頼りない後ろ足をそっと撫でながら、「お願い、落ち着いて。」と祈るようにマッサージしております。



そんなとき、上記のような過去のことを、どうしても考えてしまうのです。

この子の背骨は、元に戻りません。

折れてから長いこと放置されていたらしく、手術できる時期は、とうに逸してしまいました。



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(ちょっとポッチャリしていたマリリン。毛も今より分厚く、質が違うようです。)


下半身不随であることは、おそらく年を重ねるごとに、身体に様々な現象を引き起こすと思います。

長年にわたって前足だけで生活していれば、当然、健常犬に比べて前足のダメージが出るのも早いでしょう。

そういった目に見える現象だけでなく、通常だったらこうなのに、といった身体の仕組み・バランスが保てないため、目に見えない内側の臓器に影響が出てくる可能性も考えておかねばなりません。


私たちは、マリリンを迎えようと決めたときから、すべて覚悟しているつもりです。

何かあるたびに、動揺してしまうけれど、でも、一本ピンと張った芯の部分が揺らぐことはありません。



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(シェルターにて)


マリリンの場合は、障害から来る身体への影響に対する覚悟が必要です。

また、先日めでたく陰転しましたが、フィラリアとの闘いもありました。

残念ながら、保護犬は、フィラリア陽性の子が少なくありません。

フィラリアについては、ボルバキア治療をぜひひとつの選択肢に入れていただきたいな、と思います。

重度の子でも、この治療での成功例が出ています。

フィラリア以外でも、その子によって、前の飼い主が放置した病気等があるかもしれません。


そういったことすべて、また将来の自分たちの生活に至るまで、相応の覚悟ができたとき、初めて保護犬を迎えることができるのではないかと思います。



一度は、苦しみを味わった子たちです。

絶望に泣いた子たちです。

もう、二度とこんな思いをしてもらいたくない、絶対に幸せになってほしい。

そんな願いから、保護団体さんの多くは、厳しい譲渡条件を設けております。

そんな条件に、腹を立てる方が多いことも存じております。

「せっかく引き取ってやろうと思ったのに。」

「もらってほしいんでしょ?だったら、条件なんかつけてる場合じゃないと思うけど。」

そんな声を、何度か耳にしたことがあります。

この子たちが背負ってきた苦しみを、考えてあげてください。

どうか、「もらってあげる」という意識ではなく、「この子と家族になりたい」という気持ちで、保護犬を迎えていただきたいと切に願います。



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(シェルターで、人間のやさしさを知りました)


マリリンは、きっと、とびきりの幸せやとびきりの暮らしなんか望んでいなかったと思います。

でも、せめて、強烈な苦しみは味わいたくなかったはずです。


背骨が折れたときの痛みと絶望は、どれほどのものだったでしょう。

その後、放っておかれて、腰から下の感覚がなくなり、飼い主を見つめて何を思ったろうね。

おしっこもうんちも自分の意思に反して出ちゃうようになって、厄介がられちゃったかな。

うちに来た頃、ひたすら水を飲むことを遠慮して、ビクビク震えながら顔色ばかり窺っていたもんね。

おしっこがあまり出ないように、お水を飲んだら怒られちゃったのかな。

それでも、必死に飼い主にすがりついて、愛されようとしたんだろうね。

ぼろぼろの身体で、たくさんの恐怖に怯えながら。



そして、ある日、ついにひとりぼっちになった。



路上?それとも、飼い主によるセンター持ち込みだった?

真冬にそんな仕打ちを受けて、それでもきっと飼い主を思っていたんだろうね。

ピーピーキューキュー鳴きながら、下半身を引きずって飼い主を探し求めたかと思うと、やりきれないよ。



本当に、よく生きてくれたね。

がんばって生きてくれた。

生きて、父ちゃんと母ちゃんに出会ってくれた。


ほんとは、もっと早く出会いたかったよ。

犬にとっての5~8年、長いもの

一日でも早く出会いたかった。

マリリンったら、いま一体いくつなのさ。



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でも。

マリリンはいつも前向き。

自分の身体も運命も受け入れ、その上で、今を精一杯生きようとしています。

悟りの境地を開いた仙人みたいだね(笑)

なんて茶化すほど、その目は静かです。


よ~し!


一緒に楽しく生きていこう、マリリン!

あんよの異常が頻繁になって、ちょっぴり切なくなっちゃう時もあるけど、父ちゃんも母ちゃんも、元気にマリリンを支えていくからね♪

折れた背骨が元に戻ることはないけど、マリリンがそれを何ら悲観しないから、私たちも悲観しない。

だって、車いすがあるから、日常生活はな~んにも不自由していないもんね

20歳目指して、残された犬生を思いきり駆け抜けよう!

堂々と、力いっぱい。

その目で見てきた過去は、父ちゃんと母ちゃんがのみ込んであげるから♪

ね、マリリン



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「じゃあ、今すぐのみ込んでください。」

え!?

ま、任せて・・・(@_@;)



読んでくださって、ありがとうございます。

長い記事になってしまって、すみません
どうしても感情が先に出てしまって、父ちゃんのように分かりやすく書けず、申し訳ないです。
覚悟について書くつもりが、最終的に、捨てる飼い主ふざけんな的な話になってしまいました(笑)

つらい思いをしてきた保護犬たち。
その子の過去も、病気も、トラウマも、ぜ~んぶひっくるめて受け入れてくれる家族が、1匹1匹にできますように。
ともに生きれば、人生で経験したことのない幸せを感じさせてくれるでしょう。
犬も人も、みんなで幸せになっちゃおう!
そう願っております。

後ろ足は、今よりもっと突っ張り&痙攣がひどくなってきたら、また病院に行ってみようか・・・とも思っておりますが、ただ、本当はあまり病院には連れて行きたくないんですよね。
フィラリアの病院も、内容を考えれば、この子の負担は大変なものだったでしょうから、検査、検査でこれ以上苦しめたくない思いがあって。
できるだけ負担は軽くしてやりたい。

内臓の病気などはもちろん治療しなければなりませんが、それ以外の、障害や老いに伴う現象といったものは、自然のままに受け入れて、ともに静かに年を重ねていきたいと思っております。

この子がこれからの犬生を、楽しく生きていかれること、それを一番の目標に、一日一日大事に生きてゆきます。

前向きに生きるマリリンと、教えられてばかりの未熟な父ちゃん母ちゃんを、今後ともどうぞ見守ってやってくださいませ。

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昔の記憶と悪い夢

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みなさま、こんにちは~♪

今日から12月ですね。

寒くなってきて、体調を崩されてらっしゃる方も多いことと思います。

どうぞ、お身体ご自愛くださいね。


マリリンは、11月の最終日にかけて、てんかんに要注意と言われておりました。

寒い日は散歩に行かないようにし、用心して過ごしていましたが、なんとかこうして11月を乗り切り、元気に12月を迎えることができました!(^^)!

毎日、何も起こらずに過ごすことができると、よしっ!とガッツポーズ



気温が上がった日の、マリリンです♪

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「気持ちいいわね~!」



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「あったかい日は、風さんの匂いも違うの!」



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出会う人、出会う動物、出会う植物に愛想を振りまきながら、ゴキゲンに歩くマリリンです




こんな笑顔でお散歩してくれるマリリンですが、昨夜は一晩中うなされておりました。



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犬って、寝言を言ったり、足をビクンビクンと動かしたりすること、ありますよね。

マリリンも、前足をクイックイッなんてやるときがあって、そんなときは、走っている夢でも見ているのかな、と見守るこちらも幸せな気持ちになるのですが・・・。

定期的にあるんです、明らかにうなされているとき



昨夜は、ギャンッギャンッという渇いた悲鳴で飛び起きました。

見てみると、眠りながら眉間にしわを寄せ、苦悶の表情で鳴いているマリリンがいました。

あ~、また来ちゃったかな。。。

少し様子を見ましたが、鳴き声が大きくなり、身体が揺れ、「助けて~!」と言っているように見えたので、そっと起こしました。

「マリリ~ン、マリちゃ~ん」

やさしく声をかけると、ハッとして目を開け、一瞬の戸惑いの表情の後、母ちゃんに気がつき、くふーーーっと安堵のため息。

穏やかな顔になりました。

大丈夫だよ、と身体をなで、再び眠らせると・・・

またもや、ギャヒンッギャヒンッ

このパターンを繰り返します。


これまでも何度かこういったことがあって。

一度悪夢を見ると、その後起き、再び眠ってもまた見てしまうようで、そのたび起こし安心させる、その繰り返し。

見ているこちらも、つらい夜になります。

苦悶の表情と叫び声に胸が締めつけられ、しばらく頭から離れません。



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昔のことが、夢に出てくるのでしょうか。

どんなつらい目に遭ったのか、私たちにはわかりません。

ただただ、見えない過去を、一緒に抱きしめてやることしかできません。




マリリン、何があったの?

生まれてから5~8年のあなたのことを、私たちはひとつも知らない。

知る術もない。



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どうして下半身不随になったのか、5~8年どんな生活をしていたのか、何もわからないけれど、それでいいと思っていました。

私たちとこうして出会ってくれたのだから、それだけでいい、と。

でも・・・こんな風に苦しむマリリンを見ていると、この子が背負ってきたものが、どうしようもなく気になり、胸を締めつけるのです。



つらかったね、苦しかったね。

そう言って、何度も抱きしめた夜でした。



眠りが浅かった分、マリリンはまだ寝ております。

母ちゃんが起きたときには、ぐっすりよく眠っておりました

今朝はこのままお昼頃まで寝ているんじゃないかと思います。

父ちゃんに抱っこされて起きてくる頃には、すっかりいつものマリリンに戻っていることでしょう



そして、さんぽに行けば


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きっとこんな笑顔を見せてくれるはず


太陽の光を浴び、



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ばびゅーーーん!とマシンを転がす姿を見ていると、あの悪夢にうなされている姿は、別犬のよう。



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「きゃはは~! あくむぅ~? あくむなんて踏んづけちゃえ!!」


起きている間は、トラウマを呼び起こす事象がない限り、おそらく過去のことは思い出さないんじゃないかと思います。

でも、普段、マリリンの中では忘れている記憶でも、身体が覚えているのかな

早く、彼女の身体から、苦しみをエイヤーッと取り去ってあげたい・・・そう願うばかりです。



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「もう忘れたいよ。」


読んでくださって、ありがとうございます。

てんかんに用心していたら、悪夢がやって来ちゃったマリリン
でも、逆に考えれば、てんかん発作が来るよりずっといい♪
結果オーライ!と思っておくことにします

マリリンの身体から、昔の記憶が過ぎ去ってくれますように。
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浦和の街で、宣伝活動♪

前回の続きです♪

今日は、写真がたくさんあります。
ページを開くのに重いなどありましたら、申し訳ございませんm(__)m


カフェでごはんを食べたマリリンは、ある方々に会いに行ってまいりました!


浦和駅近くの駐車場へ車を停め、マリリン号を装着し、



いざ!!



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目的の場所が浦和駅前なので、大勢の人の中をマリリン号で歩くことになります。

大丈夫かな?邪魔にならないかな?

と心配し、リードを短く持って細心の注意を払うものの、アタフタしているのは父ちゃん母ちゃんだけで、マリリンは、


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「わきゃ~!!」

こんな感じ。

ひとり楽しそうに、余裕でマリリン号を操ります。



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不動産屋とマリリン。



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デパートとマリリン。

こんな街中のデパートの前をマリリン号が突っ切ることが、なんだか見慣れなくて不思議な光景。

ショーウィンドウに映るマリリンと、アタフタする父ちゃん母ちゃんの姿が目に入り、思わずふき出してしまいました



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「はぐれないようにね、父ちゃんの後ろをついていくの!」


うんうん、そうしてね、なんて話していたら、次の瞬間には



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ヒールのお姉さんの後ろにくっついてた(笑)

んも~!ちゃんと父ちゃんの後ろをついていきなさい



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「きゃはは~!きれいなお姉さんにうっかりついてっちゃったの~!」


こんな風に爆笑しながらたどり着いた場所は・・・



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里親会さんによる、譲渡会です!!

そうです、マリリン出身の、ペット里親会さん

最近は、板橋の屋内の場所で譲渡会ができるようになったので、そちらを主としております。

夏の間、犬の負担を考慮して浦和駅前のほうはお休みしておられました。

そして、先週、数か月ぶりに浦和で譲渡会を開くというお知らせを聞いて、マリリンを連れて行ったというわけです♪

また、事前にスタッフの方から、オムツを持って行くわね~!とご連絡をいただいておりました。

シェルターには様々な支援物資が届き、その中には、紙オムツもあるようです。

今現在、シェルターではあまりオムツを使わないので、たくさんたまると、我が家にご連絡をくださいます。

私たちは私たちで、支援物資を持って行き、物々交換のようにしてオムツを分けていただきます。

前前回の記事で書きましたホームセンターの買い出しは、このためでございました

両手に持ちきれないほどのたくさんのオムツをいただき、本当にありがたい限りです


里親会に到着したマリリンは、みなさんから「マリリンだ~!!」と歓迎していただき、ゴキゲンです


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「久しぶり~、マリリンです!」

大好きなスタッフさんに、ご挨拶。

この方は、マリリンを我が家にお届けしてくださった方で、その後も何かとマリリンを気遣ってくださっております



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「マリリンです!その説は、あたしの命を救ってくれて、ありがとう!」

代表にもご挨拶

すご~く久しぶりだったのに、マリリンは代表やスタッフの方を、しっかり覚えているようでした。

代表を見た瞬間なんか、ピョローーー!!と叫んで突進ですよ。

車輪をぶつけて、物をなぎ倒していくのも気にとめず、ダッシュしていました。

それから、ずっと代表のそばを離れません。

恩人だってわかっているのかな



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右端、わかりますか?

こんな風に、代表の横にぴったりくっついておりました



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「代表さ~ん!おやつちょーだい!」

マリリンが催促するので、はいはい、とおやつを取り出した代表。

と、そこへ、電話がかかってきてしまい、一時中断。

電話に集中する代表の手には、おやつ


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「はひ~ん!はひ~ん!届きそうで、届かない~!」

マリリンが鳴き叫び始めました

電話中の代表も、この声にはさすがに気づき、ごめんごめん~!とおやつをくれたのでありました



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「んも~代表さんったら、おっちょこちょいなんだから~!」

こらこら、もらっておいて、やめなさい


おやつを食べると、通りかかるみなさんのところへ行って、宣伝活動を始めたマリリン。


キューキュー鳴きながら、動物たちの現実を、マリリンなりに訴えていたようでした。


そこへ、マリリンを見たお父さんと小さな男の子がやってきて、撫でてくださいました。



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男の子に、マリリンの足のことを訊ねられたので、簡単な言葉で説明すると、小さな手をギュッと握りしめて、苦しそうに言いました。

「どうして?どうして捨てるの?生きてるのに、こんなにいいこなのに、どうして捨てるの?」

まっすぐな瞳から、今にも涙がこぼれ落ちそうでした。

どうして捨てるの?

その問いに、私は答えることができませんでした。

このまっすぐな瞳を持つ子どもたちの将来に、動物たちのこんな現実を残してはいけない、とただひたすらそのことを強く感じました。



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「愛されることもなく虹の橋に行く仲間たちがいなくなるように、お願いだから、そういう社会にしてください。」

マリリンの目からも、そんな訴えが聞こえてくるようでした。



それでは、この日参加していた子で、写真が撮れた子をご紹介しますね。


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パピヨンの、パルコちゃん。


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ポメラニアンの、ポンタくん。

どんな経緯で保護されたのかは聞けませんでしたが、辛い経験をしたのでしょう。

瞳の奥に、悲しみがにじんでいます。



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「ちょっと!どうしてくれんのかしら、この子たちの悲しみ、苦しみ!」



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「早く、運命の家族が見つかるといいね。必ずいるからね、あなたたちのすべてを受け入れてくれる家族が。」


そして、ひときわ元気に目立っていたのが、この子。



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秋田犬の、ゆきひめちゃん。


まだ3か月くらいだそうです。


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かわいいでしょ?

なんか、カツラかぶってるみたいなの


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マリリンともすぐに仲良くなりました♪

ワチャワチャ来る子は苦手なマリリンですが、なぜかゆきひめちゃんは大丈夫でした。

とりゃっ!とやられても、穏やかに受け入れていて、びっくり。

父ちゃんが、「圧倒的にゆきひめちゃんのほうが強いことを悟ったんじゃない?」だって(笑)

7~10歳のおばちゃんが、3か月の子に降参したのかね


このゆきひめちゃん、なんだかうちの父ちゃんのことを気に入っちゃったようです。


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「この人、好き



「好き好き~

右端をご覧ください。

「あたしの父ちゃんだよ!」と言いたいのをこらえるマリリンが写っています




「ねーねー、遊ぼ~♪」


とここで、スタッフさんが一言。

「あ、ゆきひめの甘噛み、本気で痛いから気をつけてね~♪」



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父ちゃん 「えぇぇ~!?」


すでにみんな忘れていることですが、うちの父ちゃん、マリリンが来る前は、この世で犬が一番苦手、という人間でしたので、本気で痛いと言われちゃあビビリます

母ちゃんも噛まれましたが、「このかわいい歯で噛んだの~」なんてギュウギュウと抱きしめたら、調子が狂ったようで、ビミョーな顔して離れていきました(笑)


そして、代表がゆきひめちゃんとマリリンにおやつをくださいました~♪



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ツーショットが撮れましたよ~


この後も、道行く人に宣伝活動をがんばっていたマリリン。

終わりの時間まで、お世話になりました

どの子も愛おしい命。

今、シェルターには100匹近い犬が暮らしているそうです。

すべての子が、自分を愛してくれる家族に、早く出会うことができますように。

それを願い、浦和の街を後にしました。



最後に、ひとつお知らせです。

里親会が作成しました来年のカレンダーの販売が始まりました。

購入方法は、里親会のブログのトップにお知らせとして載っております。

発送は、11月下旬より順次とのことです。

1匹でも多くの動物の命が救えますように、どうぞよろしくお願いいたします。


読んでくださって、ありがとうございます。

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