今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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嵐の中、マリリンがんばったよ

みなさま、こんにちは。

昨日のご報告です!


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何やら嵐の兆しがうかがえる厚い雲が垂れ込める中、狭山へと出発したマリリン家。

この方は
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大喜びです!


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土日に家にいたばかりの父ちゃんが、なんだか知らないけど平日の今日もいきなりいる!ってわけで、うれしくて仕方がないみたい♪


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「お出かけよ~!カフェなの?カフェでしょ?今日は何食べるの~?


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「あたしうれしくてたまんないの~!!」

マリリン、ごめん。

カフェじゃないの、病院だよ。


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「え・・・・・・。」


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「騙された。なんかひどく騙された。あたしショック。」

あからさまに衝撃を受けた様子のマリリン。

この後どんどん元気がなくなっちゃいました

タイミング悪く、

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暴風雨にも見舞われて、ものすごい雨の音にテンションだだ下がりのマリリンです

それでも、車が狭山市へ入ると一度雨がおさまってきて、

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マリリンも初めての町の匂いに少し機嫌が直りましたよ

なんだかんだで2時間ほど車を走らせ、ついに到着!

わお!
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獣医ドリトルを思わせる、素敵な雰囲気の動物病院。

好きです。好きですよ~こういう感じ!

思わず期待が高まる父ちゃんと母ちゃんです。

中へ入ると、これまたレトロな雰囲気が漂っておりました。

通常の診察時間外の予約診療なので、待合室は私たちだけです。


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緊張の面持ちですっかり硬直するマリリン

いよいよ診察が始まりました!


まず最初に、マリリンの現在の状態を診ていただきました。

フィラリアの抗原検査については、6月10日にやっておりましたので、L1(ミクロフィラリア)の有無を調べる簡易検査から。

結果としては、簡易検査でL1は見つかりませんでした。

L1が血流にいる場合、なんだかんだ治療に影響してくるので、とりあえず一安心。

次に、超音波で心臓の状態と成虫の状態を診ていただきました。

それが、これです。


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父ちゃんや母ちゃんが見ても何が何だかわかりませんでしたが、先生に丁寧にご説明していただき、あ~これか、とわかりました。

今回見えた成虫は、2匹。

まったく憎たらしくマリリンの肺動脈を優雅に泳いでおりましたよ。

成虫は常に同じ場所でじっとしているわけではないので、超音波で発見できるのは一部です。

これまでかかりつけの病院で2回超音波で診ていただきましたが、一度も発見できませんでした。

たまたまだったのかもしれませんが、今回病院をご紹介してくださったKiccoさんから、「超音波の画像診断力のある先生ですよ」とお聞きしていたので、さすが!と思わず父ちゃんと目を合わせてしまいました。

優雅に泳ぐメスの成虫(どーせメスでしょ!なぜ?という方は前回の記事をご覧いただければ幸いです)を、こんにゃろ~!!と全力で睨みつけ、「あんた結局ボルバキアの力で生きてんでしょ。もうすぐその心強いお方はいなくなりますわよ。お~ほほほ!」と宣戦布告しておきました。


さて、成虫の有無のほかにわかったことが、2つ。

1つは、心臓の肥大はさほど認められない、といううれしい診断。

そしてもう1つは、肺高血圧症のレベルが中等度、といううれしくない診断です。

フィラリアの症状の記事で書きましたが、成虫が肺動脈にいると、血管を傷つけたり、血栓ができたりします。

その結果、血行が阻害され、肺動脈圧の上昇が起こり、肺高血圧症となります。

その程度が、マリリンは中等度ということです。

肺高血圧症と言われても、あまり馴染みがない名称でピンと来ないですよね。

これは、人間でもよくある動脈硬化のような状態を引き起こすのとイメージは似ているかもしれません。

人間も、高血圧と動脈硬化は切り離せない関係ですよね。

それと同じく、肺高血圧症であると、動脈の血管が硬化していってしまいます。

フィラリアのせいで、成人病でもないのにこんな小さな身体に動脈硬化を背負わせるなんて!許せん!

いや、違った。こういった悪さも、ボルバキアの力が大きいんだった。ボルバキア、許せん!!

ま、ただ、肺高血圧症は、加齢とともにどの犬にも出てくるものなので、一概にフィラリア症の影響だけとは言えないのですが。

マリリンはどっちだろう?

こんなとき、6~9歳という幅広い推定年齢ゾーンは困っちゃいますね。


さて、検査によって現在の状態が把握できましたので、いよいよ治療法の選択です。

結論から言うと、問題なくビブラマイシン治療法を選択することになりました~!!やったね、マリリン

不安が拭いきれなかった、てんかんと肝臓の件についても、OKでした。

この治療で服用するのは、てんかんを誘発するような薬ではないし、肝臓のダメージも問題ない範囲でしょう、とのこと。


具体的な投薬方法は、以下の通りです。

1.抗菌剤であるビブラマイシンを朝晩1か月。(これでボルバキアをやっつけます)

2.月1でモキシデック。(新たな感染を防ぎ、さらに、ボルバキアがいなくなって弱っている成虫にもある程度のダメージを与えられるそうです!)

3.ドメナン(すでに起きているであろう肺動脈の炎症や血栓を抑える薬)を朝晩ずーっと、ビブラマイシンを休憩する期間ものみ続ける。

4.ノバルティスフォルテコール5を1日半錠ずーっと、ビブラマイシンを休憩する期間ものみ続ける。(血管を拡張する薬です)



・このほかに、念のためビブラマイシンと一緒にのむビオフェルミンを処方されました。

これは、ビブラマイシンの副作用として、もしかしたら下痢をするかもしれないから。(以前、マリリンは気管支炎のときに服用した経験がありますが、それよりも多量にビブラマイシンを服用することになるので、念のためにいただきました。)


・2について、モキシデックにするかイベルメックにするかといったところは、これまでモキシデックでも成功例があることと、マリリンがのみ慣れていることから、モキシデックになりました。

また、モキシデックをのむ際に、ステロイドの事前投与をするかについては、今日の検査の限りではL1が存在していないし、イベルメクチン系の投与ではないことから、不要となりました。

良かった~。ステロイドって強い薬で肝臓の負担も大きいし、弊害を考えるとあまりのませたくなかったんですよね。


・ビブラマイシン治療としては、1と2で基本的にはOKなのですが、よりいい状態で治療を進めるために、3と4も加えました。(肝臓の負担に差はないとのことなので)


・4の薬は、肺高血圧症による血管の硬化で、血管内が狭くなっており、血流が阻害されているので、それを解消するものです。

この薬の影響としては、多少血圧が下がることと、どこかを出血した際に、若干血が止まりにくくなるかもしれない、とのことです。

また、この薬は、本来は朝晩毎日なのですが、今回は様子を見ながらやることにし、この1か月は夜だけ投与することにしました。


・1~4の薬は、どれもそれほど副作用は心配なく、一番起こりうる副作用と言うと、ビブラマイシンによる下痢(若干吐き気のある場合も)だそうで、重篤なものは起こらないと考えて良さそうです。


・この治療法を行っている間、特に絶対的な運動制限等はしなくて良いとのことですが、たくさん薬を投与してフィラリアをやっつけるとなれば、身体にとっては大きな変化と負担がかかりますから、副作用防止の意味でも、普段の散歩程度にとどめておくことになりました。

陰転してゴーサインが出るまで、ドッグランはお休みかな。

週末のカフェ等の刺激は大丈夫みたいです。

この子にも適度な刺激と適度な足腰の運動が必要で、逆にそれを禁止すれば、年齢から言って体力が落ちてしまうから、この子が楽しめそうなところへは連れて行ってあげてください、とのことでした。

良かったね、マリリン

過度な興奮と疲れはなるべく避けるけれど、カフェとお散歩は続けられるよ♪



とまあそんなわけで、とりあえず1か月1~4プラスビオフェルミンを服用してみて、また1か月後に診察していただく、といったところで話が落ち着きました。

A4用紙2枚に渡って質問攻めの私たちだったのですが、先生はひとつひとつ丁寧に答えてくださって、ありがたかったです。



治療の方向性が決まり、やっと緊張が解けた私たち。

また嵐の中、家まで車を走らせました。


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マリリンも疲れて眠そうです。


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よくがんばったね、マリリン。


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始めての場所で色々な検査を受けて、よほど疲れたのでしょうね。


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普段はあまり寝ない車の中で、よく眠っておりました。

家に着くと、5分もしないで父ちゃんがスーツに着替えて、「行ってきます!」

昨日は休みをいただいていた父ちゃんですが、夜、課内の研修の講師をしなければならず、嵐の中を出かけて行きました。

長時間の運転で夕飯も食べないまま、父ちゃんお疲れさま

張りつめていた緊張が解けたからか、母ちゃんも頭痛の芯が現れ始めちゃったので、早めに休むことにしました。


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マリリンにも、翌日からの治療に備えて、よく身体を休めてもらいましたよ。

そして今朝、元気復活のマリリンは、いよいよ投薬を開始いたしました。

どんな感じになるかわからないので、念のため今日は散歩なしで安静にさせます。

今後の経過は、また逐一ブログでご報告していきたいと思います。

まだまだ症例の少ないこの治療ですが、マリリンがひとつの成功例となって、フィラリア陽性の子たちの勇気となってくれたらいいな、と思っております。

マリリン、がんばります
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ごめんなさい、ちょっと母ちゃんダウンです。コメント欄お休みしますね。いつもマリリンを応援してくださって、ありがとうございます

| フィラリア | 09:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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