今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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胸のふさぐ出来事

土曜日、カフェで偶然ケーキを頂戴してゴキゲンなマリリン家でしたが、実は、この日胸がふさぐ出来事がありまして。

特に動物好きの方には、嫌な思いをさせてしまうと思いますので、ちょっとそういう話は・・・という方は、どうぞスルーしてくださいね。




カフェに行く前に、母ちゃんはリンパマッサージというものを受けてきました。

先日、乳がん検診に行った際に、リンパの腫れがシコリを作り出していると言われ、またこれまでにも首などのリンパが腫れることが何度かあったので、お風呂で自分で行うリンパマッサージのほかに、専門の方にお願いして、なんとか病気を未然に防ごう、と思い立ったわけです。

とあるショッピングセンターの中にそういったお店が入っていたので、早速行ってまいりました。

施術は、リンパが詰まっているらしき部分は多少痛みを感じたものの、本当に気持ちよく、身体の調子が良くなりました。

担当してくださった方も感じが良く、家でできる簡単なリンパマッサージなども教えていただいて、大満足だったのですが・・・。

ひとつだけ、悲しい出来事がありました。


カーテンで仕切られた空間の中で極上の施術を受け、もうそろそろ終わりの時間かな、という頃、隣のスペースにお客さんが入ってきたようで、担当の方と仲良くおしゃべりを始めました。

常連さんらしく、ま~しゃべることしゃべること。

こちらももう少しで終わる時間ですし、そんなに気になるほうでもないので、おしゃべり自体は全然いいのですが・・・。

何やら、「犬」という単語が聞こえてきた途端、思わずそちらに耳を傾けてしまったのです。

すると、彼女の話は、こういったものでした。

衝撃が強く、はっきりとその会話を覚えておりますので、出来る限り正確に書き起こします。



この前ね、職場の同僚がびっくり仰天発言なの!

なんかね、朝会社に電話してきてさ、犬が危篤になったとかで、今日休ませてくれないかって言うの~!

びっくりでしょ~!?

犬で休むか、普通!

で、突然そんなこと言われても困るから来てって言ってやったわけよ。

なんかごちゃごちゃ言ってたけど、とにかくその日は来させたのね。

そしたらさ、その日犬が死んじゃったらしいのよ。

も~次の朝ひどい顔してきてさ、泣き腫らして。

でね、今度は火葬するとかで、休みをほしいって言うの。

でもその休みたいって日にさ~、午後からうちの子の耳鼻科の予約入れてたの。

うちの部で一気に2人抜けるとかちょっとまずいのよ。

あたし耳鼻科行かなきゃだから休まれると困るんだけど、って言ったのね。

土日とかにできないの?って。

したらさ、夏だと傷むから早くやってあげたいとか言ってきて~。

いや、そんな都合知らんがな!みたいな~!

だからとにかく困るって言って話終わらそうとしたの。

したらさ、びっくり!

「娘なんです」とか言って泣き始めたの~!

マジ職場で泣くとかありえないから!

痛すぎじゃない?

もうさ~、その人さ、40近いんだけど、子どもいないわけ。

よくいるじゃん?夫婦で犬とか猫とか子ども代わりにしちゃってる痛いヤツ。まさにそれ。

あたしなんか30ちょいだけど、働きながらふたりの子ども育ててるっつーの!

「娘なんですぅ~」とか言って、子どもと犬、一緒にしてもらいたくないんだけど~!

ペットと子どもを一緒にしないでいただける?って言っといたわ。

つかさ~、こういう人マジ最近多いよね。

犬も猫も死ぬでしょ?

そんなのわかってて飼ってんでしょ?

ペットで会社休むとか訳わかんないし、あんたの犬より子どもの耳鼻科のがよっぽど重要問題だわ。

なんか泣いてるからあたし悪者みたいだしさ~、ほんとむかついた~。

最後ガッツリ言っといたよ!

ペットがどうとか言ってんなら、会社やめちゃえばぁ~?って。





彼女の発言だけ書きましたが、この中に所々、彼女の担当の方の相槌が入ります。

でも、さすがに辛くなったのでしょう、その相槌の声はだんだん小さくなっていきました。


話が進むにつれて、身体中の血が逆流するような激しい感情に襲われ、ガバッとベッドから跳ね起き、隣のカーテンを開けてつかみかかりたい衝動が突き上げてきました。

歯を食いしばって必死にその衝動をこらえていると、ううぅーーーーーーううぅーーーーーーと響くうなり声。

獣のようなそれは、私の喉の奥から這い上がってくるものでした。

担当の方に驚かれましたが、「すみません、少し痛くて。」と言い、ベッドにうつ伏せたまま、湧き上がってくる猛烈な怒りと悲しみに抗いました。



その女性が、大事な娘が危篤状態の中、どんな思いで出勤していたか。

どんな思いで、娘の亡骸を抱きしめたか。


危篤の中、電話で休む許可を得られず出勤しているところからして、あまり自分の主張を声高に言うことのできない大人しい女性ではないかと想像します。

また、この発言の女性は「ペットを理由に休みたい」という申し出に大層驚かれたようですから、おそらくワンちゃんの女性は、これまではワンちゃんが体調を崩しても、休みを取らずに踏ん張ってきたのでしょう。

そして危篤になって初めて、休みたいと申し出たのではないでしょうか。

決めた日に火葬することもだめだと言われたとき、彼女がどんな思いで、「娘なんです・・・」というこの一言を絞り出し、涙を流したのか。

それを思ったら、気が狂いそうな激情に駆られました。



ペット(いやな言葉ですが、ここでは無念の思いを込めて敢えてこの言葉を使います)の病気や死で仕事を休むことに対し、何かと議論が起こっていることは存じております。

様々な考え方がありますから、自分にとって家族なんだと言っても理解してもらえないことが多いのが現実だと思います。

だから、この話の女性も、正直には言わず、嘘の理由で休みをとってしまえばよかったかもしれません。

実際、私のまわりでもそうされてらっしゃる方が多いです。

だけど。

この話はあんまりです。

大事な大事な娘を失って、その旅立った娘まで、なぜここまで侮辱されなければならないの?

私には、わかりません。



あまりの衝撃で混乱してしまい、その後合流した父ちゃんにも、すぐにはこのことを話せませんでした。



悶々としながら家に帰ると・・・



こんなんが待っていました~!

うちの娘です

えーっとね、ちょいと暴れたようで、オムツが取れちゃってあれやこれやのブツが散乱

その部分は自粛しようと四苦八苦して画像を加工してみたら、雲の上に浮かんでいるみたいになっちゃった(笑)



「父ちゃん、母ちゃん、おかえり~!」



「あたし、暴れてやったわ~!」

はいはい、今きれいにするからね、とりあえず父ちゃんに身体拭いてもらいなさい。



「あ~れ~~~!」



「父ちゃん、任せた!」



「どーもみなさん、こんにちは!汚したのは、あたしです!きゃは☆」

この後、父ちゃんによく身体を拭いてもらって、カフェに行くまでの時間、おもちゃ遊びに全力投球しましたよ♪


CIMG1207_R2.jpg
「よいちょ、こらちょ♪」


CIMG1208_R2.jpg
「母ちゃんも、遊ぶ~??」


CIMG1209_R2.jpg
「父ちゃんは~?父ちゃんどこ行ったの~?」

トイレに行った父ちゃんを追いかけていき、じーっと扉の前で待機。

父ちゃんが出てくるなり、「はい♪」とおもちゃを贈呈したマリリンでした


読んでくださってありがとうございます。

気分の悪くなるお話で申し訳ございません。
母ちゃんの心にとどめようとしましたが、押し寄せてくる激情が自分でも手に負えず、文章にして吐き出してしまいました。

ふさいだ気持ちを引きずって家に帰ると、かわいい天使が大口を開けて迎えてくれて、温かい感情がどっと身体に流れ込みました。
何があっても、何を言われても、私たちはこの子を守ります。

静かに暮らしているだけの方々を、お願いだからそっとしておいていただきたいです。
今回の話の女性の無念を思うと、いてもたってもいられない気持ちです。

それぞれの価値観を、理解できなくてもいい。
分かり合えなくてもいい。
だけど、どうか、認め合う社会でありますように。

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| つれづれ | 09:45 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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