今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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お空のクル叔父さん

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この子だ~れだ?

・・・て寝てちゃわかんない

ほい。
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この渋いおじさま。
名は「クルタン」。
マリリンの叔父でございます。

マリリンの母ちゃんである私の弟、という意味です

この雑種犬クルタンは、私の実家で飼っていました。
私が上京する前、つまり高校卒業まで一緒に暮らしていました。
姉と私にとっては、弟のような存在だったんです。

しかし、姉も私も上京してしまってからは、母ひとりにクルタンを任せきり。
ごめんなさい。
自分たちがお世話するって言ったのにね。

ふたり暮らしとなった母とクルタンは、まるで一心同体のようでした。
常に互いの息遣いを感じ合い、黙っていても通じている、そんな絆が結ばれていたように思います。

病気ひとつせず、元気いっぱいだったクルタン。

2010年10月25日、16歳で虹の橋を渡りました。

その日の夜、連絡を受けた私は、ぐしゃぐしゃに泣きながら走って最終電車に飛び乗り、実家に帰りました。
凛々しくもあどけない、あのクルタンが迎えてくれました。


翌日、家に戻ってくると、一晩母ちゃんがいなかったってわけで、そこら中を荒らして打ちひしがれたマリリンが待っていました。
初めて母ちゃんがいない夜を過ごし、朝になったら父ちゃんも仕事に行っちゃったから、不安で力の限りに暴れちゃったんだね。

クルタンは、マリリンが私たちの家族になってから1か月後、虹の橋を渡りました。
まるで、自分の役目を終えたかのように。

クルったら、マリリンに命のリレーしたの?
わかったよ。大丈夫。
クルが託した命は、私が必ず守るから。

一晩分の寂しさを埋めるように甘えてくるマリリンを抱きしめて、クル叔父さんのお話をしました。

その夜のこと。

寝ていたマリリンが突然はっと起き上がり、部屋の壁に向かってワンワン吠え始めました。
「どうしたの?」と何度聞いても、こちらを一切無視して吠え続けるマリリン。
ひとしきり吠えると、今度は甘えるように、キュ~ンキュ~ンと鳴きました。
私の声はまるで届かないようで、ただただ一点を見つめて鳴いていました。

クルや、マリリンに会いに来てくれたんだね。
もう自由にどこへでも行けるんだもんね。
この子、かわいいでしょ?
つらい思いをした子だけど、こんなに一生懸命生きてるよ。
私が守るからね。
クルも、時々こうしてマリリンに会いに来てね。
ありがとう。ありがとう。


今でもクル叔父さんは、時々姪っ子マリリンに会いにやってきます。
そんなとき私は、彼らのやりとりをそっと見守るのです。


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「クル叔父さんね、ときどき夢の中にも会いに来るんだよ」


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