今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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マリリンの過去 その2

マリリンが殺処分を免れ、ボランティアの方々にお世話になっている頃、私たち夫婦は、マリリンの存在を知らない毎日を過ごしていました。

2010年夏
ちょうどその頃は、ずっと行けなかった新婚旅行へ10月に行こうと計画し、準備をしているところでした。
お互いの希望である広島に新幹線で行き、京都に寄って帰ってくるという計画でした。

そんな暮らしの中。
いつか犬を家族に迎えたいという話を、ぽつりぽつりとふたりでするようになりました。
とは言っても、実はこの世で一番犬が苦手な夫。
普通に考えれば、家の中で犬とともに暮らすなど、彼には到底無理だろうと思われます。
自転車に乗っていて、進行方向に犬がいるだけでテンションが下がり、道を変更するくらいの犬嫌いでしたから・・・。

でも、私の中では、きっと大丈夫だという思いがありました。

結婚する際に、「私と結婚したら、いつか犬と暮らすようになるよ。」
と宣言し、夫も「それは仕方ないことだろうね。」と了承(?)してくれました。
私が好きなもの、愛するものを必ず好きになってくれる夫。
私の実家の母に結婚の挨拶をしに行った際、少しでも犬に慣れようと、母と一緒に暮らしていた雑種犬「クルタン」に早速アクションを起こしました。

遠くからじーっと見つめる夫。
じーっと見つめ返すクルタン。
遠くから「クル!」と呼ぶ夫。
じーっと見つめ返すクルタン。
男同士通じ合ったと確信した様子の夫。
じーっと見つめるクルタン。
・・・はい。クルタンはおじいさん犬で、視力が衰え、また耳も遠くなってしまっていたのです。
心が通じたと喜ぶ夫にそんなことは言えず、「うん、そうだね。もう大丈夫だね。」とうなずく私でした。

とまぁそんな具合に、夫は少しずつ犬に慣れてくれました。
新婚旅行の計画を立てながら、いつか本当に犬と暮らそう、とふたりで話していました。

そして・・・。
なんでもすぐに調べたくなる私は、将来に備え、犬を迎え入れる方法を調べ始めました。
そこで、調べるだに恐ろしい現実を知ることになるのです。

毎日毎日、全国で殺処分されるたくさんの犬や猫の信じられない実態。
その子たちを処分前に引き出して里親さんを探す活動をしている、心から頭の下がるボランティアの方々。
普段生活をしていて知ることのなかった、日本の現実。

これほど悲惨な事実をほとんど知ることなく生きてきた自分を、猛烈に恥じました。

そのときから、無我夢中で調べました。
本を読み、インターネットを使い、目を背けてはならない現実を調べました。
知れば知るほど、目を疑う事実が胸に突き刺さります。

いつか犬と暮らそうという夢の、「いつか」の部分が、私たちの中から消えていました。
近いうちに・・・。そう、新婚旅行から帰ったら、なるべく早く犬を迎えられる準備をしようと。

そんな私たちに、出会いは突然やって来ました。
ボランティア団体のHPやブログを見ているとき、ある女の子から目が離せなくなってしまったのです。
それが、NPO法人ペット里親会のブログに載っていた、マリリンです。

マリリン、マリリンとみなさまに可愛がられ、健気に生きる命がそこにありました。

その日から、毎日毎日ふたりで話し合いました。
下半身不随の子のケアをしていくことができるか。
生活のすべてをこの子中心にする覚悟があるか。
何があっても守ることができるか。
考えなければならないことや不安なことをリストにし、将来の家庭像から生活の細部にわたるまで、じっくりと話し合いました。

そして、私たちは覚悟を決めました。

まず、里親会にマリリンとお見合いしたい旨を申し入れました。
代表の方とお話をし、こちらの思いを伝えました。

すぐにお見合いの日取りが決まり、私たちは緊張しながら里親会のシェルターを訪ねたのです。

シェルターの入り口に近づくと、人工芝の上でこちらに向かってワンワンと元気よく吠えたてている子がおり、ちらりとのぞくと、すぐにそれがマリリンだとわかりました。
下半身を引きずりながらも、大きな口を開けて、ワンワンワンワン!
スタッフの方のお話だと、障害のあるマリリンは、ほかの犬と一緒にいるといじめられてしまうため、普段はサークルにいることが多いそうで。
ところがその日は、私たちとのお見合いのため、ひとりでのびのびと人工芝に出してもらっており、マリリン大張り切り!
ここぞとばかりに番犬役を買って出ていたようです。

犬嫌いだった夫も、会った瞬間にマリリンの魅力にやられてしまい、私たちはその場で、「この子はうちの娘だ」と決めました。


<里親会シェルターでのお見合い>
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そこからは早かったです。
10月はじめに予定している新婚旅行があるため、それが終わり次第トライアルに入ろうとしましたが、代表とスタッフのみなさんに、「旅行中はいったん預かるから、まずトライアルしてみたらいいよ。障害のある子だから、排泄も大変だし、ほんとこればっかりは、試してみないとわからないから。」とおっしゃっていただきました。
そして、9月17日に、スタッフの方に連れられて、我が家に可愛い娘がやって来たのです!!


後々の我が家の記録として細かく記しておこうと思ったら、なんだか想像以上に長くなってしまいました
この続きは次の記事で書きたいと思います。

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