今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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ひなまつりに、手を合わせ

みなさま、こんにちは~!

プールで泳ぐマリリンに、あったか~いお気持ちを寄せていただきまして、本当にありがとうございます

みなさまからの応援に、マリリン家一同、元気がもりもりわいてまいります!


新しいことに挑戦し、自信をつけるたび、たくましくなっていくマリリン。

これからも、家でのリハビリを続けつつ、たまにセラピーにもお邪魔して、楽しくマリリンの身体と向き合っていきたいと思います♪

もしかして、脊髄歩行のはずが、なぜかスタスタ歩けるようになったりして~!

な~んて、うれしいイメージをちょっぴり抱きながら



さてさて、日曜日は、ひなまつりでしたね

我が家では特に何もないのですが、ここのところがんばっていたマリリンに、ケーキのごほうびをあげる日となりました~!

こんなときのために大事にしまっておいた、いただき物のワンコバームクーヘンです




後ろのあんよを横に流し、臨戦態勢に入るマリリン



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「ちょいと~! あたし、知ってるよ! その袋にトンデモナイ幸せが詰まってるの、知ってるよ!」



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「ふわぁ~♪ 魅力的な匂い、許しがたいですなぁ



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「なんで真ん中に穴開いてるのかしら? せっかくなら、ちゃんとそこも美味しいので埋めてほしいわね。」


マリリンが真剣に観察している間に・・・



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「あっ


父ちゃんが食べました!



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「えぇ~。。。」


ドン引きするマリリン(笑)


さらに、



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「あっ! また!」



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「うそでしょ。。。半分なくなっちゃったよ。」


実は、バームクーヘンが大好きな父ちゃん。

試しに食べてみたら、素朴な味が美味しかったようで、とまらなくなってしまいました。

マリリンは、せいぜい2つってとこなので、残り2つは父ちゃんが食べちゃっても問題ないのですが、それがわからない彼女は、口をぷっくりふくらませ、不満をあらわにしております



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「ちょいと。 これは何の拷問かね?」


もし食べたのが母ちゃんだったら、大変!

積極的な大抗議デモに発展し、その後けんかになっていたことでしょう。

でも、相手が父ちゃんなら、ギリギリの限界まで、ただひたすら耐えるようです。



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「父ちゃん。もう、ほんのひとかけらになっちゃったよ。。。」


父ちゃんを信じたい気持ちは裏切られ、結局、まるまる2つ食べられちゃったマリリンでした

さすがに頭からプンスカ湯気がたち始めたところで、ようやく順番がまわってきましたよ~!



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「やっと! やっとあたしの時代が来たわ!」



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やさしくチュッとして、



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あぐーーー



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んべろ~~~ん



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夢中でかぶりついたマリリンでございました






そして、ひなまつりのこの日、家族みんなで、あるお友達を思い、手を合わせました。

3月1日の夜、旅立った、お友達。

クリーム色の雑種犬である彼は、マリリンとよく似ております。

そして、マリリンと同じ、車いす仲間でもありました。

ママさんが、マリリンのことを、いつも応援してくださって。




病気と闘いながら、濃密な日々を過ごされていた、ひとりといっぴき。

彼のことも、ママさんのことも、とても尊敬しております。

介護生活は、並大抵のものではなかったはずですが、ママさんは、いつも彼のそばで、彼とともに、すべてを受け入れ、笑って、泣いて、幸せに満ちていました。

その日々は、私たちにとって、将来の道標となっております。

これから何年か先に迎えることになるかもしれない介護生活をどうしていったらいいか、そのイメージを、彼とママさんから教えていただきました。



15歳を迎えたときには、うれしくてうれしくて。



けれど、桜の頃まで生きられるかわからない・・・。

先日お聞きしたその言葉に、胸の奥からせりあがるものをどうすることもできませんでした。



そして。

3月1日、彼は、旅立ちました。

3月3日、荼毘にふされた彼に、この日、マリリンと一緒に、手を合わせたのです。

そっと、彼の姿を思い浮かべながら。




ママさんは、後悔がないと言ったらうそになるけれど、ほぼ後悔のない日々だったと言います。

彼が息をひきとり、彼と私は、そういう時間を卒業したのだ、と。

その言葉に、そっとしまっていた気持ちがあふれ出し、わんわんと泣きました。


ママさんは、長い闘病生活を、彼と一緒に、生きぬいたのだと思います。

精いっぱい、走りきった。

後悔はほぼないとおっしゃる清々しさに胸を打たれるのと同時に、その奥に広がる、深く、果てしない悲しみが、いっそうの存在感を持って、感じられるのです。

「そういう時間」という言葉に、どれほどの一瞬一瞬がつまっているでしょう。




マリリンが、この先、どんな身体になろうとも、私たちは精いっぱい彼女と、生きてゆこう。

命の灯を燃やし続けてくれる限り、笑って、泣いて、寄り添いながら、生きてゆこう。

父ちゃんと、そう話しました。




きっと、彼は今頃、若い頃の身体を得て、ひゃっほう!!と駆けまわっていることでしょう。

そして、ママさんに、「ボク、こんなに走れるよ~!」と見せびらかしているんじゃないかと思います。



ありがとう。

これからも、ずっと、ふたり一緒だね。

ママさんの胸の中で、ずっと、ずっと。

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