今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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マリリン、苦手ひとつ

前回の続きです。



思いっきり公園さんぽを楽しんだマリリンは、お昼ごはんにするため、近くのカフェに移動しました。




「はい、ここですよ。」


少し前に、ライカちゃんに誘っていただいて、黒白デートをしたカフェ (こちらの記事です)

お犬様指定席のある、ブランジェリーカフェ小麦さんです


この日は、日差しが強かったので、日陰の多いテーブルについてみました。


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「くーーー! 気持ちいいぜ!」



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前回来て楽しかったことを覚えているようで、マリリンもとってもうれしそう♪



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ぎゅぎゅっと厨房を覗き込みます。


でもね・・・ごめーーーん、マリリン!


さっきレジで聞いてきたんだけどね、わんこパン、売り切れなんだってぇ~



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「あんだって? ちょいと、何してくれてんのさ!」


ライカちゃんと来たときも、わんこパンが売り切れだったので、今回はリベンジ!と思っていただけに、非常に残念

仕方がないね、父ちゃん母ちゃんのパンをあげるからね。

それなら問題なし!とばかりに、鼻息をフンッ!!とやっておりました




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「はぁ~、いい時間だねぇ。 あたしゃ、気分最高だよ。」

心地良い風に吹かれ、マリリンがうっとりしていると・・・



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人間のランチが登場しました!



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「ありゃま~! ビーフシチューにパンだよ! どうしましょ、このごちそう!」


浮かれまくったマリ坊、たまらず、



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匂いを食べました。



さあさあ、パンの何もついていないところを、あげましょね♪

マ~テ。


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「無理です・・・



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「いただき~~~


かなりフライング気味に飛びついたマリリンです




と、ここまでは良かったんです・・・。



えーっと、ここからちょいと愚痴になります。

う~んちょっと・・・という方は、スルーなさってくださいませm(__)m




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「思えば、どこかあたしもイヤな予感がしたんですよ。」



父ちゃん母ちゃんがごはんを食べ始めたところで、


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突然、マリリンが母ちゃんの足にすり寄ってきました。


奥の庭のテーブルのほうが、急にどんちゃん騒がしくなったのです。

4~5歳の子どもたち15人ほど、ママたち10人ほど、計10組ほどの親子がお店にやってきました。


にぎやかな声が聞こえてきた時点で、やや表情が固まり始めたマリリン。

庭の子どもたちが、こちらのテーブルのほうへやってきて、奇声をあげながら木の板をどっすんどっすん踏み鳴らすと、もうダメ。

完全に怯えています。

全身を震わせ、こちらにすり寄ってきました。


子どもたちが向こうへ戻ると、少し緊張がほぐれるのですが、またすぐにやって来て大きな音や声を出すので、そのたび、ガクガク。



あれ?

マリリンって、子ども苦手だったっけ?

と疑問に思われる方。

そうなんです、ぜんぜん大丈夫だったのです、これまでは。

お友達のお子さんと仲良く遊んだこともありますし、赤ちゃんの泣き声なんかも、まるで問題ありませんでした。


けれど、これまでマリリンがそういった場で穏やかに過ごすことができたのは、みなさん動物に理解があり、心を配ってくださっていたからではないか。

と思い至り、マリリンをやさしく受け入れてくださった方々に今さらながら感謝の念がわきあがる・・・

そんな気持ちになる出来事が、先日ありました。



ある方と会ったときのこと。

お子さんも一緒です。

その方も犬との生活経験があることで安心しており、また、「うちの子は犬が好きだから」という言葉をそのまま受け取って、マリリンと会わせてしまったことが、悔やまれます。

母ちゃんの認識が、甘かったのです。

ここには詳細は書けませんが、その日は、マリリンにとって、辛い一日になってしまいました。

なんと言いますか、もう、てんやわんやだった、としか言いようがございません



その方とお子さんにこういった感情を抱きたくない、という気持ちが胸にありました。

嫌われたらどうしよう、などといった母ちゃんの愚かな感情のために、毅然とした対応ができず、マリリンに大変な恐怖を味わわせてしまったこと、どうしようもない後悔です。



自分に腹が立って腹が立って、マリリンとふたりに戻ってから、とめどなく涙があふれました。

これほど心が乱れたのは、久しぶりのことです。



何日も、後悔で落ち込みました。

マリリンも、強い恐怖が残ってしまったようです。

その日から数日、マリリンは不安定になりました。

いつもはお人形のようにじっとしているというサロンでのシャンプーも、初めてずっとピーピー鳴いていたようです。

日常における目立った不安定さは、一週間ほどでおさまりましたが、日にちが経った今も残っているのは、子どもに対する敏感さ。

彼女の中で、強い恐怖心を抱くようになってしまいました。






そんなわけで、カフェで子どもたちの集団がこちらに来るたび、



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この状態となったのです。


あの日の怯えと比べれば全然ましなのですが、終始ブルブル震えています。

なんだか、子どもに対しては、2年前のマリリンに戻ってしまったよう・・・。




ことあるごとに、向こうのテーブルから子どもたちがやってきて、ドッタンバッタンと板を踏み鳴らし、大声を発します。

そのたび「やめてね」と言ってマリリンをかばいますが、母親たちもやって来て、「犬がいるよ~!ほら、触らせてもらえば?」なんて言い始めて。

先日の後悔があるので、この日ははっきりとやめてもらいました。

が、だめなんだと何度も言っているのに、ふ~んという感じで居座られて、うんざり。

入れ替わり立ち替わりの見学です。

車いすを見た子どもが、

「この犬、変なのくっついてるー!」

と大声を出し、母親も一緒になって「うわ!何これ~!ねぇねぇ、ちょっと見て~!」とほかの親子を呼びに行ったときには、ブチ切れそうになりました



ようやく彼らが向こうのテーブルに戻ったところで、父ちゃん母ちゃんがやるべきことは、ただひとつ!

そう、猛スピードで食べて、早くお店を出ることです!



狂ったように口に押し込み、やれお店を出るぞ~!となったところで、向こうの集団にも異変が。

どうやら、みなさん帰るようです。

意外に早いお帰りに驚きながら、ひとまず、ホッと全身の力が抜けました。




静けさが戻り、そよそよと気持ちのいい風を再び感じられるようになっても、まだマリリンは気が抜けず・・・。



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「こわいよ、こわいよ。 あたしゃ、やだよ。」



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「母ちゃん、もうこわいことなくなった?」


大丈夫だよ、もう、大丈夫。



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「ほんと? ぜったい、ほんと?」


元気がないかと思いきや、おやつをあげたら、



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この顔で食べましたから、ひと安心。


よかった。。。

ホッと胸を撫で下ろしました。







今日は、楽しい話じゃなくて、ごめんなさい。

今は、マリリンも落ち着きました。

あの日の恐怖が早く消えますように、それを願いながら、マリリンの身体をマッサージしております。





知人との件で母ちゃんがここまで落ち込んでしまった理由は、もやもやとして、一言にはくくれません。

マリリンが傷ついたこと。

途中からひたすら母ちゃんが覆いかぶさるようにして防いだので、マリリンの身体に傷を負うことにはなりませんでしたが、心に傷を負ってしまいました。

それが、落ち込みの理由の大部分を占めております。


そして、母親が、一度も、「やめなさい」と言わなかったこと。

きちんと話せば、十分に理解できる年齢の子ですが、帰りの時間になるまで、一切注意はせず、お子さんの言う通りにしておりました。

普段、知っている人に対して、先方が気分を悪くしそうなことはなかなか言えない母ちゃんですが、この日は本当に危険を感じて、なんとか伝えました。

てんかん発作やフィラリアの心臓ダメージの説明をし、虫をやっつけた今も、過度な興奮や緊張で心臓に異常が起こる可能性があるのだ、と。

「だからやめてくれ。やめさせてくれ。」の一言までは言えなかったのがダメですが、思いは精いっぱい伝えたつもりです。

けれど、彼女は、マリリンを危険にさらすことについては注意ひとつせず、お子さんがケガをしないかなど、そういった心配だけをしていました。





私たち世代の母親は~などと、ひとくくりにするつもりはございません。

私がこれまで知り合ったお母さんたちの多くは、自由に遊ばせているようでいて、ちゃ~んと見ていますもの、我が子の様子。

叱るときは、きちんと叱ってらっしゃいますし、動物のことも、同じ命だと教えてくれています。

時折、外出先などでうんざりする親子を見かけますが、自分の知り合いが、そういった親になっていたことが、私にはとてもショックでした。





こういう話になると、よく言われることがあります。

「子育ての経験がなければ分からない。母親はね、図太くなるんだよ。我が子を守るために、本能でそうなるの。子どもを育てるって、そういうこと。それが、母親になるってことなんだよ。」

本当にそうでしょうか。

子育ての経験がなければ分からない、という部分はそうかもしれませんが、後半は、うまく飲み込めません。

母親になっても、とても繊細な方はたくさんいらっしゃいます。

人の痛みを感じ、人を押しのけることを苦手とし、人を傷つけることをせず、自分の手ひとつで我が子を守ろうとする。

そんな人を、何人も知っております。




図太くなることで、女性は母になり、我が子を守るのだ。それが、生きる術なのだ。

こういったフレーズが、何か免罪符のようになっている気がしてなりません。




人の痛みに鈍くなり、視野が家庭内に限定され、たとえ誰かが傷ついても、仕方がないでしょ、と切り捨てる。

我が子の命や健康、身体と心の安全が守られればそれでいい。

そのような観点でしかできない子育てなら、社会の中で生きていくことに何の意味があるのか、とさえ思ってしまいます。




ちょっと言い過ぎちゃったかな・・・。

ご不快になられた方、申し訳ございません。

私も、マリリンという我が子が傷ついたとあれば、長いこと引っ張ってしまい、こうして後から思いを吐き出す、小さな人間なのです。




その方のいろいろな言動から察するに、もしマリリンが人間の子どもなら、激しく震えている時点で、ただごとじゃないと思ってくれたかもしれません。

やんわり言っただけで、やめさせてくれたかもしれません。

しかし、犬です。

まわりから見れば、ただの犬です。

私たち夫婦も、普段、マリリンが犬という種族であること、人間とは違うことをとても大事にしております。

生活や習慣、本能の部分など。

それは、人間と同じように扱うことは、犬にとって幸せでないことも多いので、マリリンのために、その考えを意識しております。

けれど、そういった意味ではなく、「犬でしょ?」という扱いをされると、何か黒い染みのようなものが胸に広がります。

最近は、こうしてブログでマリリンに会いに来てくださる方や、動物に温かい気持ちを持ってらっしゃる方と接することがほとんどだったので、このもやもやする感情は、久しぶりでした。



犬という種族ですが、愛する気持ちは、我が子へのそれです。

人間の子どもであろうと、犬であろうと、猫であろうと、鳥であろうと、その人がいちばん大事にしている存在を、たとえ理解できなくとも、尊重したい。

分かり合えなくても、認め合いたい。

そんな風に、思っております。





土日更新をお休みして、月曜から、松本の旅をどど~んとご報告させていただきたいと思います!(^^)!

おばあちゃんに大歓迎され、かわいがってもらったマリリン、とってもうれしい旅になりましたよ~

| つれづれ | 08:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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