今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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泣かないで、おねえさん

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少し前のお散歩のときのお話です。


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「うわっ!びっくりした~!ぶつかっちゃうでしょ、母ちゃん。カメラはやめなさい!」

ごめんごめん


いつもの坂道に差しかかりました。


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マリリンは坂道が苦手で、何度か途中で動かなくなります。

自分の身体と車いすの重みを前足だけで引っ張り上げなきゃならないから、やはりしんどいのでしょうね。


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「あーやだ。もうここ歩けない。誰か抱っこしてくれないかしら。」

お友達と並んで歩くときは、横目でチラチラ確認しながらビューンとのぼっちゃうくせに~

それも涼しい顔で、こんなのへっちゃら感を全身に漂わせちゃってさ。


何度も休憩を挟んでイヤイヤのぼりきり、そこから下り坂になると一気にこのスピード!


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「うっひょ~い!!どけどけ~!」


こんな風に元気にお散歩していたら、突然、ズザザザ~っと勢いよく自転車が停まり、犬好きオーラ満載のおねえさんが駆け寄ってきました。

「やだちょっと、なにこの子、かわいい~~」とマリリンに飛びつくおねえさん。

マリリンはもちろん、えへへえへへとすり寄ります。


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「がんばって歩いてるのね~!あんよどうしちゃったのかしら、この子。」と聞くおねえさんに、ササッと事情を説明すると、「捨てられた」という言葉に絶句して、マリリンを強く抱きしめました。

「うちもね、2年前に15歳の子が旅立ったの。本当に大事な子だったの。」

そうでしたか・・・と言葉が見つからないまま、ふとおねえさんを見ると、目が真っ赤になって、ぼろぼろぼろっと大粒の涙がこぼれ落ちているではありませんか。

あ、あの・・・と狼狽する私をよそに、「おねえさん、どうしたの?なんで泣いてるの?どこか痛いの?」といった具合におねえさんにすり寄っていくマリリン。

私は黙って、おねえさんに存分にマリリンを撫でてもらいました。


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おねえさんと別れてからも、「あのおねえさん、どうしたのかな。泣いたら悲しいよ。」と心配そうに私を見上げるマリリン。

うん、いいんだよ。泣きたいときは泣かせてあげたらいいんだよ。

「ふ~ん・・・。わかったぁ~。」


我が子を見送った経験のある方は、みなさん抱えているんだろうな、ああいう思い。

きっとその思いは、何年経っても色褪せることなく胸の奥で静かに呼吸していて、ある瞬間に突如として身体中を駆け巡り、ブワッと涙をあふれさせるような、優しくて力強い記憶なのでしょうね。


おねえさんの涙の向こうに、将来の自分の姿を見たような気がしました。

ずーっと私たちの娘だよ、マリリン。


いつも応援ありがとうございます。
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