今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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やりきったマリリンと、サロン回想録

前回の続きです。

プールでのリハビリと歩く練習をがんばり、極楽の温泉を満喫したマリリン。

さあ、軽く身体を洗って、セラピーは終了ですよ~




どよ~~~ん。。。



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「納得いきません。 セラピーにこういうのが組み込まれていることに、あたしゃ~納得いきませんよ。」


シャワーがちょい苦手のマリリンにとって、プールで泳ぐよりも何よりも、この時間が一番厄介なのかもしれません。

さっと流すだけなので、通常のシャンプーよりずっと短時間で簡単なものなのですが、



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この眉間のしわ


世の中の憂き事をすべてしょい込んだかのような顔をしております。



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「あんだかねぇ。。。みんなもう、あたしのことは放っておいてくれないかねぇ。」

やはりこうやって見ると、身体が細いです。

もうちょっとだけ、太ってみようね、マリリン♪



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「じゃあ、今すぐおやつ持って来て。」

ごめん、無理。



身体を流した後は、部屋を移動して、毛を乾かします。

前回父ちゃんと母ちゃんでやりましたが、ある程度渇くまでにけっこうな時間がかかり、中腰のキビシイ姿勢が続いたので、終わったときには、ふたりとも「うっ!!」と腰がまずい状態になりました。

有料ですが、事前に予約を入れておくと、スタッフさんが乾かしてくださる制度があるので、今回はお願いしようと思い、前もって電話を入れてみたのですが・・・。

サロン担当の方々は、セラピー専門スタッフさんと違って、下半身不随に対して専門知識があるわけではないので、そういった子の場合は、飼い主さんご自身でお願いしているとのこと。

残念だけど、仕方がありません。



思えば、マリリンが我が家に来てから、何件ものサロンにシャンプーのお願いをして、断られたものです。

断られるのは、狂犬病予防接種等を受けていないワンちゃんだったり、高齢で初めての来店だったり、そういった場合だと思っていたので、少々驚いたことを覚えております。

右も左も分からず、マリリンの色々な行動に必死に向き合っていた頃。

八方ふさがりの毎日でしたので、私たちも、通常の精神状態ではなかったのだと思います。

サロンを探し、断られるたび、なんだか世間にまで疎外されたような気持ちになってしまい、途方にくれたものでした。

全部自分たちでやろう。

そう決めた頃、かかりつけになった病院が移転して大きくなり、2階にサロンが併設され、そこで受け入れてくださることに!

本当にありがたく、何度も頭を下げました。

ネックになっていた爪切りと肛門腺をやっていただけることでホッとしたのも大きいですが、もうひとつ、良いことがあったのです。



当時、マリリンが精神的不安定な状態にあったため、カートに乗せて散歩に行っても、家を出た瞬間にスズメなどに怯え、大暴れでした。(まだ車イスがなかった頃です)

甲高い悲鳴は、驚いた近所の人が、何事かと出て来ちゃうほど。

また、ひどい分離不安もあり、母ちゃんひとりでスーパーに行くこともできず。

結局、散歩も外出もだめで、平日は一歩も外に出られない日々が続きました。

付きっきりで彼女の対応に追われていた、そんなとき。

マリリンがシャンプーに行ってくれるその時間だけ、唯一、母ちゃんがほぉ~っと息をつけたのです。

月に1度、2時間だけではありますが、精神的には救われました。

ちなみに、諸々の不安定行動があったマリリンですが、サロンのおねえさんのお話では、当時から、まったくもっておとなしく、お人形のようにされるがままだったそうです。

父ちゃん母ちゃんには、体当たりでいろんな自分をぶつけ、それでも自分のすべてを受け入れてくれるかどうか、試していたのかな?

今振り返ると、そんな気がしてなりません。



とまあ、そういうわけで、それ以来、ずっと病院のサロンにお願いしております。

その後、カフェ併設のサロンでひとつ受け入れてくださるところを見つけたので、病院のほうがいっぱいのときは、そちらにもお願いできるようになりました♪



断られるたびに当時はつい気持ちが沈んでしまったものの、お断りのお返事をいただいたサロンのお考えも、今はよく理解できます。

下半身不随の子をどう扱ったらいいか、ましてや背骨が折れて、神経断裂とあれば、万が一の事態でその部分に何かあったら・・・と考えると、責任がとれません。

なかなか引き受けるのは難しいのだと思います。



すみません、昔のことを思い出したもので、話がそれてしまいました



そんなわけで、マリリンの場合は私たちが乾かすしかなさそうです。

おっしゃ~、腰に気をつけながら、始めるか~

父ちゃんは、毎日遅くまで仕事をしていて疲れているので、この日は、母ちゃんが率先して動きます!



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マリリン、こうやって毛がボサボサの姿は、保護された頃を彷彿とさせますなぁ。



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「なんでもいいから、早くしてくんろ。」


と、ここで、ちょいと顔のアップをご覧くださいませ。



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マリリン、鼻の上の黒が目立っております!


この子は、鼻筋に、シュッと刷毛で塗ったように、薄く黒い部分があるのですが、濡れると、異様に濃くなるんですよね。

内側のほうの毛が黒くて、濡れたことでそれが浮き出てくるのかな?

雑種って、こういった個性が、おもしろいなぁ~と思います♪



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固定された巨大ドライヤーだと、腰をかがめてつらいので、今回は、普通の手持ちドライヤーをお借りしました



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「母ちゃん、長いやねぇ。 手際が悪いのがあたしにもよくわかるよ。」


ぐだぐだと文句を言われながらも地道に乾かし、


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お耳をチェックしたら、そろそろ終了です!



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「こんなんでましたけどぉ~。」


ちょいヨレヨレですが、なんとか仕上がりました



セラピーのおねえさんたちに、感謝の気持ちをお伝えして、綱吉の湯を後にします。



マリリン、よくがんばったね!


ほら、

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こんなに気持ちの良い青空が、待っていてくれたよ



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ぼへ~~~。


マリ坊、一気に疲れが押し寄せたようで、青空どころじゃありません。

母ちゃんに思いきり身体を預けて、駐車場まで、こんな状態の移動。

道行く人に、笑われました



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とりゃ~~~!!


強制的に、青空と記念撮影です



車に乗り込むと、

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なんか、すごくいい顔!



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やりきった感がありますねぇ



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晴れている日の首都高は、とても気持ちがいいです♪



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この景色に、マリリンも大満足。


・・・していたのですが、次第に、



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「あいや~!!」

よく顎がはずれないねぇ、というような大きなあくびが出始めました。



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「あたしは、だんだん眠くなぁ~る。 眠くなぁ~る。 眠く。。。」



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「ん゛ーーー。。。」

落ちました。


今回も最大級にセラピーをがんばってくれたマリリン。

がんばるだけでなく、楽しんでもくれたようで、父ちゃん母ちゃんもうれしいです



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よくおやすみ、マリリン



長いレポにお付き合いいただき、本当にありがとうございました

| ハイドロセラピー | 08:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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