今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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伊豆の旅4 ~神社参拝&うれしい出会いの巻~

前回の続きです。



あずきちゃんたちと名残惜しく手を振り合い、お別れした後、私たちは、次の目的地に向かいました。

と言っても、ものすごく近いです。

10分もかかりませんでした。



駐車場に車を停め、マリリン号を装着し、いざ!!






「無理です。。。」


たは~!

この高さは、そりゃ~無理だぁね。

父ちゃんに抱っこしてもらって段差をのぼり、気を取り直して、いざ!!





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「さらに無理です。。。」


はいや~!

こりゃ、いかん

というわけで、父ちゃん号に出動してもらい、ヒーヒーハーハー階段をのぼってゆきます。



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「あたしは快適。」



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「結局ほとんど歩かなかったわ~。楽な場所だねぇ。」


快適すぎて、まぶたが閉じ始めたマリリン。

ここからが本番だよ!と喝を入れてたたき起こし、目的のところに到着です。



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はい、神社参拝~!



訪れたのは、神祇大社。

犬もお参りできる神社です。

お友達のブログでも、何度かお見かけしておりました♪

さすが、神社内には犬連れがたくさん。

というより、犬連れしかいません。



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さあ、みんなで手を合わせるよ~。 ↑マリリン、賽銭箱と同じ色。。。(笑)


書いてある作法に従い、礼をして、手をたたきます。

こうしてマリリンと出会い、元気に暮らせている幸せに感謝し、これからも、家族3人穏やかに過ごせますよう、お願いをしました。

それから、お友達わんこさんの健康や、お空に旅立った子たちのことや、あれやこれや、それはもう盛りだくさんに

神祇大社の神様、どうか聞き漏らさないようにお願いします。




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再び父ちゃん号に乗り、階段をおりました。

その先には、お守りが並んでいます。

ペット用のお守りもあり、マリリンは、もちろんそれを購入。



すると、中から声をかけられます。

「ワンちゃんのお祓いをいたしますね。」

え~!

そんなことしてくれちゃうの!?

若干戸惑いつつ、ありがたく、お祓いをしていただきました。

主役マリリンは、高々と持ち上げられ、じっと鈴の音に聞き入っておりました。

空気を読み、それなりに、そういうとき用の神妙な顔つきで、まっすぐ前を見ています。



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「どーもどーも、なんだか立派なお祓いしてもらっちゃって、悪いやねぇ。あたしゃ、犬だよ。犬のお祓いするって、どういう気分?」


そんなマリリンの顔つきに、父ちゃん母ちゃんは思わずふきだしそうになりましたが、いかんいかん!と慌てて気を引き締めます。



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「これで、ずっと元気に生きられる気がする~♪」


うんうん、思いきり犬生をまっとうしようね。



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青空のもと、元気いっぱいにかっ飛ばしてゆきました




そして、この日最後の目的地へと向かいました。

またしても、近いです。

神社から2~3分

無理をすると、すぐに体調を崩すマリリン。

そのため、なるべく予定を詰め込まないようにして、近場をちょこちょこっとまわり、あとは宿で早めに休もうという計画でした。



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訪れたのは、「ぐらんぱるぽーと」という、お土産屋さんがたくさん入っている施設。

お土産のほかにも、ちょっとしたドッグランや食べ物屋さん、足湯などがあるようです。



私たちは、ひとまずテラス席で休むことに。



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テーブルから眺めると、家族連れがたくさん。


こういった状況のときは、


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マリリンは、スリングです。

カンガルー親子になると、安心するようで、とってもおとなしいマリリン。

父ちゃん母ちゃんがのんびりソフトクリームをいただいている間も、ひとり、ほげ~~っとして人の流れを眺めておりました。

ま、ワンちゃんが通ると、途端にハァハァ呼吸が乱れ、ピョロエ~~~ッ!!と鳴きますがね。

で、当然のように、



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目隠しで終了です。




たくさんのワンちゃんがいる中で、ふと、目が離せなくなってしまったふたり組がいました。

遠くのほうからゆっくりと歩いてこちらにやってきます。

なぜなのか分からないけれど、ピンと来ちゃった母ちゃん。

なんか・・・同じ匂いがする~



驚いたのは、マリリンの反応です。

どのワンちゃんにも、ハーハーと息を荒くして声をあげかけ、ピョ…!の段階で母ちゃんに目隠しをされていたのが、その2匹のワンちゃんに対しては、あちらが近づいて来ても、落ち着いていたのです。

ハーハーもせず、クゥ~ンと一度鼻を鳴らし、あとは穏やかな目で2匹を見ておりました。

これは・・・!

きっとマリリンも、同じ匂いを感じとったんだ!



2匹は、パパママさんと一緒に来ていて、少し離れた席に座りました。

パパママさんが何気なくこちらを振り返り、マリリンを見つけた瞬間。

花が咲いたような笑顔を向けてくださいました。



カンガルー親子、思わずそちらのテーブルに駆け寄ります。



すると、


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「こんにちは~! きみ、どこから来たの~?」


こんなかわいい子が、にょにょ~っとテーブルの下から顔を出しました!

スリングに入ったマリリンと、鼻チューのご挨拶♪

・・・と、その瞬間。

「わわ、だいじょぶ!?」という声とともに、リードがキュッと引っ張られました。

ママさんです。

「この子ね、ほかのワンちゃんだめなのよ~。だめなはずなんだけど・・・あれ?」

穏やかな顔つきでいそいそとマリリンのそばにいこうとするその子を見つめ、言います。

「ベン、どうしたの? この子が好きなの?」

うん!!とばかりに目を輝かせています。

「やさしくご挨拶するのよ。」

ベンと呼ばれた彼は、慎重に伸ばされたリードをそろりと引き、スリングにすっぽり埋もれたマリリンに、これ以上ないくらいの丁寧さをもって、ご挨拶してくれました



ベンくんとのご挨拶の間、すぐ隣で、じっと静かな気配を感じます。

その気配の主は・・・




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「は~い、ぼく、ケントだよ~!」

きゃは~!

かわいいラブちゃんです!

ケントくんは、ほかの犬もウェルカムのご様子。

余裕のよっちゃんでマリリンとご挨拶してくれました♪




飼い主さんご夫婦は、見るからにやさしそうなおふたり。

マリリンのことを、かわいい、かわいい、と撫でてくださいました。

「まだ仔犬かしら?」

ママさんの質問に、けっこういいおばちゃんである旨をお伝えし、それから、保護犬だということをお話しました。

すると、

「え!ほんと!? うちの子たちも保護犬なの!」

やっぱり~!

このおふたりさんが悠然と歩いているところを見たときから、なぜかピンと来て、もしかしたら保護犬じゃないかと思っていたのです。

それをお伝えすると、ママさんも、マリリンを見た瞬間に心を奪われたのだとおっしゃってくださいました。

ママさんは、とても上品できれいな方。

こんなに美しい女性の心をつかむなんて、マリ坊、なかなかのやり手よのぉ



かわいい子たちを前に、自然と会話が弾みます。

ベンくんは、11歳の雑種犬。

若い頃に保護され、ご夫婦が里親になり、今までともに暮らしてきたそうです。

やはりトラウマがあるのでしょうか、ほかの犬と仲良くできないとおっしゃっておりました。



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人間は大丈夫なようで、うちの父ちゃんにすり寄ります。(チッ!)


ご夫婦は、ベンくんがマリリンにやさしくご挨拶するのを見て、とても驚いておられました。

「どうしちゃったの~!?」を連発し、ご夫婦で顔を見合わせて。

そんな様子に、私たちも、うれしい気持ちになります。

「何か通じ合うものがあるのかもしれないね。」

飼い主4人で、しみじみと頷きました。



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「ぼくだって、挨拶くらいできるよ~だ! 」

こんなにやさしい笑顔を見せてくれた、ベンくん。

幸せいっぱいです



そして。

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べろんちょしたかわいいケントくんも、レスキューされた子。



ケントくんは、繁殖犬としてブリーダーのもとにいたそうです。

一度も外に出してもらえず、繁殖だけのために、劣悪な環境で飼われていたケントくん。

そのうち、繁殖の役に立たなくなった、とブリーダーから放棄されます。

そこを保護され、ご夫婦が里親になりました。

ひどく痩せ、あばらがむきだしになり、とてもひどい状態だったようです。

ご夫婦と出会ったことにより、一から散歩を教えてもらい、人間の温もりを感じ、人間から愛される喜びを知りました。

今では、人間が大好き。

こんなに愛らしい笑顔を向けてくれております。



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「生きてるって、うれしいよ~!」


あまりのかわいさに、たまらずケントくんを撫でまわしていると、





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「ちょっとちょっと、ぼくを撫でるコーナーは、もうおしまいですかぁ~!」

ど~んと突っ込んできた、ベンくんです

ごめんごめん、ベンくんを撫でるコーナー、再開しますよ~



ベンくんも、ケントくんも、自分のすべてを受け入れてくれる家族に出会えて、本当に良かったね。

日々の幸せな記憶が、昔の記憶を上書きしてくれたかな。

やさしいパパママと一緒に、うーんと幸せな犬生を送るんだよ



ベンくんとケントくんのイキイキとした姿を、マリリンも大変満足そうに、見つめておりました。



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「良かったね~、ふたりとも。 あたしゃ、こういう話を聞くと、うれしくてたまらないんだよ。」



思わぬ出会いに、めいっぱいの喜びを抱え、この日のお宿に向かったマリリン家。

ここで、さらに思わぬ出会いが待ち受けていたのでした。

この続きは、次回書いていきたいと思います。

次で、伊豆のマリリン記は最終章となります。

どうぞよろしくお付き合いくださいませ~

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