今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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ストラバイト結晶


「あちょーーー!!!」



みなさま、こんにちは~!

元気なマリリンから始まりました、今日のブログです♪

おかげさまで、胃腸炎はすっかり良くなり、ピンピンしているマリリン。

ちょいハゲは相変わらずですが、見た感じではきれいになっているので、もう心配なさそうです。

ただ、実は、これから付き合っていく病気として、てんかんのほかに、もうひとつ増えてしまいました。

今日は、そのお話です。



ここ最近、尿に結晶が混じるようになったマリリン。

以前からその要素は持っておりましたが、目に見える結晶がこれほど顕著に、またたくさん出てきたのは初めてです。



ひとつひとつの結晶は、こんな感じ。



(尿は消してみましたが、ご不快になられた方、申し訳ございません。)


こういった結晶が、おむつやトイレシートにびっしり。

すぐに、病院で診ていただきました。

やはり、ストラバイト結晶です

この状態から、細菌が核となり、結晶がくっつくと、結石となってしまいます。

大きなものになると、手術で摘出しなければなりません。



CIMG7866_R3.jpg
「え! 手術!?」




犬の尿結晶には、色々な種類がありますが、主に次のふたつが最も多いとされています。

ひとつは、酸性に傾いた尿で起こる、シュウ酸カルシウム結石

もうひとつは、アルカリ性に傾いた尿で起こる、ストラバイト結石

このふたつ、同じ結石なのに、要素は真逆なのです。



CIMG5471_R3.jpg
「ほほぉ~。」




シュウ酸カルシウム結石は、酸性尿で起こります。

血液中のカルシウムがシュウ酸と反応し、結石をつくります。

本来、カルシウムは血液中で一定の濃度に保たれています。

しかし、何らかの要因でその濃度があがると、問題が生じます。

その要因の大きなものとして、尿のペーハーが酸性に傾くこと。

この結石は、できてしまったら、溶けることはなく、基本的に手術で摘出することになります。

薬や処方食で予防することはできますが、できたものをなくすことはできません。



CIMG5475_R3.jpg



ストラバイト結石は、逆に、尿のペーハーがアルカリ性に傾くことで、つくられます。

大便などの大腸菌が尿道に侵入し、膀胱炎などの尿路感染症が原因で、尿がアルカリ性に傾いてしまいます。

すると、本来は尿が酸性であると溶解している「リン酸アンモニウムマグネシウム」が溶解できなくなるので、結晶になります。

その後、細菌が核となり、結晶が結びつくと、結石になってしまうのです。

主に細菌が要因で、水分不足、体質、食べ物なども絡んできます。

ストラバイトの場合は、結晶の段階で、水分を多く摂取するなどし、溶かすことが可能です。

ストラバイトの要素を持っている犬は、割と多くいるようです。

通常、はっきりとした結晶が出るようになると、排尿の際に痛みを感じ、そういったサインを犬が出すようですが、マリリンは、下半身に感覚がないので、まるで反応しません。

そのため、今後、私たちのほうで、常に状態をしっかりチェックしていくことが大事だと思っております。



CIMG7880_R3.jpg



今回、マリリンは、先生もやや驚くほど、結晶がたくさんありました。

いろいろな検査の結果、要因としては、以下の通り。



どうやら、もともとマリリンは、結晶ができやすい体質である。

また、自分の意思で排泄することができないため、下半身不随の犬は、膀胱に細菌が繁殖しやすい。

ということは、膀胱炎などの炎症を大変起こしやすく、それがもとで、結晶ができる。

そして、ここ最近、免疫力が落ちている関係で、細菌が増えやすくなり、その結果、結晶が増えてしまった。



すべて当てはまることで、私たちも納得しました。

排泄については、できる限り、こまめに刺激し、出すようにしています。

圧迫排尿に移行すべきか先生と相談しましたが、私たちが自己流でやっている軽い刺激による排泄で膀胱が収縮してくれるため、圧迫排尿をしているのと同じとのことで、現状のままでいくことになりました。

ほとんどオムツに頼っていた頃に比べれば、膀胱にたまる前に定期的に出すことで、オムツをはずす時間がつくれるので、清潔に保て、膀胱炎やストラバイトの予防には良いそうです。

免疫力の低下は、少しずつ良くなっているので、これで暑さに身体が慣れてくれば、戻ると思います。

けれど、体質については、予防していくしかありません。

できやすい体質の子は、何をどう気をつけていても、常にある程度の結晶ができてしまうようです。



CIMG7868_R3.jpg
「そんなバナナ~~!!」



私たちにできることを考えました。



1.とにかく細菌の繁殖を防ぐ

2.水分摂取

これに加え、よく言われるのがストラバイト専用の処方食(療法食)だと思いますが、それについては慎重に考えており、今のところ行うつもりはありません。



まずは、細菌の繁殖を防ぐこと。

何にしても、これです。

ストラバイトは、結晶が一時的に消えても、非常に再発率が高く、いや、ほぼ確実に再発すると考えたほうが良いと思います。

マリリンも、生涯つきあっていくことになるでしょう。

結晶ができることを前提に、いかにそれを少なくし、また、結石に発展させないか。

それが、重要になってまいります。

今まで以上に、排泄に気をつけ、膀胱に尿をためないようにし、清潔に保つ努力をしようと思います。



そして、次が問題。



CIMG7882_R3.jpg
「なんだべさ~~!!」



水をたくさん摂取することです。

どれだけ結晶ができても、水分を多くとることで、結晶が溶け、尿と一緒に排出されてしまいます。

そうなれば、結石になることはないので、結晶はそれほどこわいものではなくなります。

先生にも、どれほど水が重要か、何度も言われました。

目標としては、400ccとりたいところ。

そう告げられましたが、実際やってみると、とてもそんなに飲みません。



推測ですが、マリリンは、前の飼い主に、水分摂取を厳しく制限されていたのではないかと思われます。

水を飲むときの、こちらへの警戒、怯えが尋常じゃないからです。

垂れ流しの状態でおしっこが出ることを、厄介がられたのでしょうか。

うちに来た頃は、とにかく私たちがいる前では水を飲みませんでした。

その代わり、自分が出したおしっこを懸命に飲もうとしていました。

おしっこが出ると怒られたから、自分で飲んでしまおうとするのか、もしくは放浪期間があったなら、おしっこで水分補給をし、生きていた経験があるのか・・・。

毎日毎日、「大丈夫だよ、飲んでいいんだよ」ということを言い聞かせるうちに、こちらをビクビク窺いながらも、少しずつ飲むようになりました。

飲んだあとは、たくさんほめます。

それでも、飲んでいる最中にこちらが少しでも物音を立てると、飛び上がって驚き、水の器から慌てて身を引きます。

落ち着いて飲んでくれるようになってきたのは、ここ1年くらいでしょうか。

ただ、それでもはやり、飲む回数も量も少ないです。

先日父ちゃんが記事に書いたように、夜、父ちゃんが仕事から帰ってきた勢いでガブ飲み(と言っても、多くて70ccくらい)しますが、そのほかは、ごはん以外ではあまり水分をとりません。



CIMG5474_R3_20130519124950.jpg



そんなマリリンなので、とてもじゃないけれど、400ccなんて量には、たどり着きません。

ここ数日、水とマリリンと母ちゃんの、仁義なき戦いが勃発です。

ミルクやヨーグルトで味をつける方法も、少しの量ではまったく飲みません。

ストラバイトには、あまりそういったものをとらせるのは良くないし・・・。

試行錯誤し、やはりごはんの際に水分も一緒にとらせることが、一番確実という結論に至りました。

飲ませ方を先生にお聞きしたところ、とにかく尿の濃度を薄くして、ジャージャー出しちゃうのが良いようで、こまめに飲ませる必要はなく、一日トータルの水分摂取量を増やせばいいとのこと。

ということは、ごはんの際に目標値近く飲ませることができれば、ほかであまり飲まなくても、それほど問題なし。

今は、ごはんを一日3食に分け、それぞれで100cc近く飲んでもらっています。

それで一日トータル300cc。

むむぅ~、これ以上はなかなか・・・。

再度先生に相談しました。

そこで、あまり急に飲ませようとして、マリリンにストレスがたまっては本末転倒なので、まずは300cc続けてみて、それで結晶がどの程度溶けるか様子をみましょう、ということになりました。

一日300cc飲むことを続け、改めて後日検査をしてみます。



CIMG5478_R3.jpg
「あたしゃ、おなかタプタプだよ。」



私たちにできることは、以上の2つが主ですが、もうひとつ、ハーブの力もお借りしたいな、と思っております。

いつもお世話になっている、犬のいない生活なんて・・・忘れちゃった♪でお馴染みのハーブ療法家、サラロンさんに、「よくばりマリリンブレンド」なるものを考えていただいちゃいました

薬を使わずハーブで全体力を高めたいと思うものの、いかんせん知識ゼロなため、うかつに手を出せません。

そのハーブがマリリンの身体に強すぎないかとか、選んだハーブ同士をブレンドして大丈夫かとか、気をつけなければならないことがたくさん。

なので、専門家のお立場から考えていただけるのは、本当にありがたいことです。

ハーブティーにして飲めば、腎臓に直接届いてくれるとのことで、さらには、おしっこも出やすくなって、良いこと尽くし♪

生涯ストラバイトと付き合うことを考え、薬や処方食を使わず、ハーブの穏やかな作用により長期的なケアをしていきたいと思っております。



また、短期的なケアとして、クランベリーのサプリメントも始めました。

これは、1か月ほど集中的に取り入れる予定です。

ただし、毎日は飲ませません。

サラロンさんにアドバイスいただきましたが、恒常性が出てしまうため、5日飲んで2日休み、というサイクルが良いそうです。

クランベリーは、尿を酸性化させてくれて、さらにクランベリーに含まれるポリフェノールが、細菌の尿路への付着を防いでくれます。

また、外側からのケアとして、排泄後、殺菌・除菌効果がある、超・超・薄めのアロマウォーターでフキフキしてあげるのも、膀胱炎の予防にとても良いそうです。

細菌の繁殖を防ぎ、清潔に保つため、実行していきたいと思います♪




以上が、ストラバイト対策でやり始めたことです。

いずれにしても、今の段階でできることを、マリリンのストレスにならない範囲で、精いっぱいやっていく。

そうすることで、きっとストラバイトとうまく付き合っていくことができると希望を持っております。




マリリン自身は、とても元気にしておりますよ~♪



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「いつも通り、あたしはかっ飛ばしてるから、大丈夫~!」



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「(なるべく)お水飲むから、みんな応援してね。 あたしゃ、負けないよ。」


ってなわけで、これからは、てんかんとストラバイトと仲良くお付き合いしながら、家族3人、元気にがんばりま~す

| ストラバイト | 08:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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