今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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自分を問われる

みなさま、こんにちは♪

まんまと頭痛にやられておりやした。

この時期は、体調を崩してらっしゃる方が多いことでしょうね。

お天気がもうちょい落ち着いてくれるといいのですが・・・。

マリリンも、てんかん発作が起こるかも、という動きが少し出ていたので、かなり用心しておりましたが、今のところ、乗り切ってくれているようです。



そして、先日のお知らせ記事を読んでくださった方、また、コメントしづらい記事を頻発していてどーもすいやせん状態の中でお言葉をかけてくださった方、本当にありがとうございます。

あれから色々と考えをめぐらせているうちに、ハッと込み上げてきた思いが、ひとつあったのです。

わたくし、ロック魂を忘れておりました!

昔はロックの精神を大事にしていたのに、日々に追われ、いやなことばかりに目を向けているうちに、すっかりと。

いけません、気合いを入れ直します。

今日から約3~4週間ほど、もうしばらくお付き合いくださいませ。

ロックでいくぜ!!



と言いつつ、今日はロック魂のカケラもない、アンタちっちぇ~人間だねぇ的な記事なんですけどね。

重ね重ね、すいやせん



先週のお散歩の様子から、どうぞ~




「ども~! 年とともに眉毛が困ってきたアタシですよ~!」


マリリン、いよいよ困り眉毛が絶好調

眉毛が八の字でも、元気におさんぽしてくれる姿は、本当にうれしいです♪



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「走る~走る~、イヌ~た~ち


古い歌を歌いながら、爆走!



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「すぐ疲れんだけどね!」



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「スンッ! スンスンスンスンスンッ!」


超高速で、気合の入った匂いチェックをし、



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「よ! 久しぶり!」


ワンちゃん猫ちゃんと会うと、キキーッとマシンを停めて、ご挨拶♪



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苦手な坂道も、エンヤコラとがんばりました





ところで、先日、自分を問われる瞬間がございました。

問われるなんて、大げさかな。

単に、自分が狭量な人間であることが露呈した、というだけの話ですが・・・



古い友人から、「あの子を助けてあげて。」と連絡が来ました。

あの子、というのは、共通の友人のこと。

仮に、Aさんとしておきます。

Aさんを助けてあげて、という内容が頭に入った瞬間、

「え、でも・・・。 だって・・・。」

思わず出かかった言葉を、のみ込みました。

のみ込んだ思いは、どろりと胃の中へ落ち、じわじわと身体を浸食していきます。

苦く不快な味が口に広がりました。



Aさんとの間には、以前、いくつかの出来事がありました。

彼女の言動に振り回されるうち、脆弱な精神の私はずいぶん傷ついてしまい、長いこと苦しんだ時期があったのです。

そうこうするうちに、決定的な出来事が起こり・・・。

以来、距離を置いて、もう何年も会っておりませんでした。

今回連絡をくれた友人は、やや離れた立場にあったため、そういった経緯をまったく知りません。

なので、まさか私が悶々とするとは思いもよらず、アクションしたのだと思います。

Aさんの悩みというのは、確かに、私がお話できそうな類いのこと。

今は休職しておりますが、自分の仕事に関係するお話でしたので。



20代前半の頃、ある挫折をきっかけに、ダメな自分を嫌と言うほど思い知りました。

母や周囲の方々に心配と迷惑をかけ、今思い返しても、「根性のない情けない自分で申し訳ございませんでした」と、思わず四方八方へ頭を下げたくなります。

組織で生きることが、自分には難しかった。

ならば、自分の責任は、自分でとらなければなりません。

仕事で社会に恩返しできる日を夢見て、資格取得というひとつの目標に向かいました。

経済的なことなどを考えると、余裕はなく、自らに与えた時間は、1年。

試験のチャンスは、1回。

自分には、もう後がないんだ。

その思いが、大きな焦りとともに、容赦なく追いかけてきました。

心身ぼろぼろ、極限状態です。

生活するためにやっていたクリーニング屋さんのアルバイト以外は、一切余計なことはせず、ごはんを食べることも眠ることも、トイレに行くことさえ惜しんで勉強しました。

試験当日、すべてを終えたときには、ガクガク震えながら母にケータイで報告すると、人目も憚らずわんわん泣き、その場に倒れました。

こうして手にすることのできた資格。

そこで得た知識は、私にとって、生涯でただひとつ、がんばり抜いた証しであり、財産です。

当時、30キロ近くまで体重が落ち、髪の毛が抜け、文字通り血を吐くような思いで生きていた私に、実家暮らしで悠々自適なAさんは、こんな言葉を置いていきました。

「オシャレしたりデートしたり、女として人生で最も美しい良い時期を、勉強で棒に振らなきゃいけないなんて、かわいそう~~。」



彼女の諸々の言動や、ここには書けませんが決定打となったある出来事が、まざまざとよみがえり、友人から連絡を受けた際、私は、躊躇してしまいました。

かわいそうと笑われながら必死でつかんだ知識を用いてAさんを助ける、ということに。

どうして私が。

そう思いました。

本人が連絡してきたわけでもないし・・・と。



私は、過去のことを鮮明に記憶している人間です。

幼い頃から、そうでした。

良いことも、悪いことも、少しでも印象に残る出来事であれば、その場面を、映像として完全に再現できるほどに記憶しています。

言葉、景色、その人の視線、表情、匂い、込み上げる味、そして、感じた思い。

すべてが残ってしまいます。

良い出来事なら、記憶していることによって、何度も幸せを味わうことができます。

けれど、悪い出来事は、つらい気持ちになるばかり。

忘れることができないということは、本当につらいです。

私の短所であり、大きな悩みでもあります。



そんな自分ですので、今回も、Aさんが頭に浮かんだとき、思い悩んだ日々の記憶が、昨日のことのように鮮明によみがえりました。

私は、過去の記憶にとらわれ、瞬間的に、困っている人へのアドバイスを躊躇してしまったのです。

困っている人の力になりたくて、取得した資格なのに。

そんな自分に、猛烈な嫌悪感が押し寄せました。



どうしようもない息苦しさを覚え、うずくまる母ちゃんのもとに、マリリンがいそいそとやって来ました。

くるりん、と見つめるその瞳には、一点の曇りもありません。



犬は、過去など関係なく、今を生きています。

意思に反してトラウマを引きずることはあるけれど、それでも、わざわざ自分で過去を引っ張り出し、思い悩むなどといった愚かな行為は、決してしません。

どんな目に遭っても、誰を恨むこともなく、今を精いっぱい生きようとします。



思わず、マリリンを抱きしめました。

ごめんね、母ちゃん、自分の感情に支配されていたよ。

力を貸すことを躊躇してしまったその瞬間を、強く恥じました。



マリリンの温もりに、先ほどの躊躇はどこかへ吹き飛び、何の迷いもなく、いくつかの解決法を提示することができました。



その後、友人が報告がてら連絡をくれましたが、Aさんの悩みは、無事に解決したそうです。

私がお役に立てたのかどうかは分かりませんが、うれしい気持ちでいっぱいになりました。



今、とても清々しく、心がカラッと晴れやかです。





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「母ちゃん、未熟者で世話がやけるの! あたしがいないとダメなんです。」


いつだって、無垢な瞳に、救われます。


| 私のこと | 07:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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