今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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クルタンがいた日々

みなさま、こんにちは♪

昨日、所用があり、その前にお散歩だけ済ませちゃおう!と急いで出かけたら、どこかのおばあちゃんの身の上話にとっつかまり、結局想定外の20分ロスになった母ちゃんです

どういった経緯で自分の足が悪くなっていったのか、また今はどんな風に痛みを感じるのか、さらには相手にしてくれないというご家族への不満に至るまで、長いのなんの。

マリリンが、「ちょいと!あたしゃ~ね、何てったって背骨が折れてんだよ!」ってな顔でイライラと見上げておりましたよ




前回の記事に、ご自身のこと、日々思うことなど、お心のこもったメッセージを、本当にありがとうございます

大事に拝読させていただいております。

読んでくださった方みなさまに、心から感謝です

あえて記事になどしなくてもいいんじゃないかと思っていた恥ずかしい吐露ですが、こうして色々な方が一緒に考えてくださるというのは、本当にありがたいことだと思っております。

書いておいて良かったです。





          





今日、10月25日は、母ちゃんの実家で生涯をまっとうした犬、クルタンの命日です。




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クルタンは、母ちゃんの弟という存在ですから、マリリンにとっては、叔父にあたります。




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母ちゃんは、高校3年生の頃まで、クルタンとともに暮らしておりました。

その後、上京してからは、母がひとりで、クルタンの犬生を見届けてくれました。




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今日は、クルタンを偲び、若かりし頃の彼の写真を載せてみたいと思います。




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バリバリの現役時代は、こんなに真っ黒に黒光りし、エネルギーに満ち溢れておりました。


ちょこんと半分に折れたお耳が、愛おしくて、大好きでした。




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この風貌ですから、お散歩に出かければ、道行く子どもたちにこわがられ、時には大人からも、「ぅおお!!」とビビられました。

けれど、こんな感じでいながら、それはそれは気の弱い子で・・・。

犬に負け、猫に負け、年をとり体力がなくなってからは、小鳥にも負けちゃって。

いえ、ケンカをしたとかではないのです。

すべて、こちらから逃げ出すというパターン。

さんぽ中に犬に吠えられたり、猫ににらまれたりした日にゃあ、もうボクこの先へ行かれません、となるか、全速力で突っ走って逃げるか、どちらか。




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哀愁漂う後頭部が、いいでしょ




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年をとってからは、いつも母のそばに寄り添っていました。




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おかあさんの動きを感じられる台所が、好きだったね。




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老犬と言われる年齢になってからは、姉ちゃんが帰省しても、眠ってばかり。

台所と廊下を、手がつけられないほど全速力で走りまわったあのクルタンは、もういません。




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クルや、すっかりおじいさんになったね。


愛おしい、愛おしい、年老いた弟です。






生涯、気の弱かったクルタンですが、母のことは、よく守ってくれました。

体調の悪いとき、仕事が大変なとき、理不尽に心を深く切りつけられたとき―――。

母がぼろぼろのときは、いつだって、クルタンが守ってくれました。

姉や私以上に、母を知り、その人生に寄り添った犬です。



とてもやさしく、健気な子でした。



そんなクルタンが、姉ちゃんである私に、最大の贈り物をしてくれました。



マリリンです。



マリリンが私たちの家にやってきてから、1か月。

クルタンは、母のそばで、旅立ちました。

まるで、自分の最期を知っていたかのように、マリリンの命を、姉ちゃんに託してくれたのです。



以来、クルタンは、すっかりクル叔父さんとなり、姪っ子が心配で心配でたまらない様子。

マリリンが胃腸炎などで体調を崩せば、必ずやってきて、叔父と姪で濃密な時間を過ごします。

父ちゃんも母ちゃんも、そこに入ることはできません。

徹夜で苦しむマリリンは、クル叔父さんに慰められた後は、不思議と、うとうとし始めるのです。



胃腸炎じゃなくたって、クル叔父さんは、やってきます。

今かい!とツッコミたくなるような、訳の分からない時間に。

そんな、ちょっぴりおとぼけなところは、昔とちっとも変わっていません。

マリリンは、クル叔父さんに、大きな信頼を寄せているようです。

沈んでいるときには、母ちゃんがぴたりと寄り添うよりも、クル叔父さんとのわずかなやりとりが、彼女を元気づけます。

そんなことを知ってか知らずか、クル叔父さんは、自分を慕う姪っ子のために、毎度天国からいそいそとやってくるのです。

きっと、向こうの仲間たちに、呆れられていることでしょう。



ねぇクルタンや、あんたはいつから、甘々の叔父さんになったんだい



でもね、姉ちゃんはうれしいよ。

だって、マリリンは、クルタンがつないでくれた命だもんね。

姉ちゃん夫婦に、こうして託してくれたんでしょ?

え? 違う?

姉ちゃんが心配で、マリリンに託したの?



・・・(-_-;)



ま、どっちでもいいや!

姉ちゃんはね、クルタンのおかげで、これ以上ないくらいの幸せに満たされているんだよ。

ありがとう。

マリリンがそちらにいくまで、ずっと見守っていてね。





(お見合いの日・シェルターにて)
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「クル叔父さん、あたしがこの人たちを引き継いだよ。」


| クルタン | 07:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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