今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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オバマ被害





街はすっかりGWですね。

4月から連休に入っておられる方、明日からお休みの方、違う時期にお休みとるよ~という方も、新年度の疲れが、どどどっと出る頃だと思います、どうぞゆっくりと週末をお過ごしくださいませ♪

うちも、父ちゃんが明日からお休みなので、のんびりしたいと思います。





さて、我が家のマリリン。

天候不順の日や気温が下がったときなど、下痢が若干ぶり返すものの、だいぶ元気になった。

父ちゃん母ちゃんの友人宅へお邪魔し、遠慮なく猫さんにガウるという失態を演じたり、少し遠くまでお出かけしてみたり、お友だちと遊んだり、カフェに行ったり、休日は活発に行動している。

が、冬の間の体調不良により顔を出すようになった極端な臆病は、相変わらず回復の兆しがない。

ずっとそばで観察していると、我が家に来たばかりの頃に見せていた、ザ・保護犬!的な行動が多く見られ、やや昔の性格に戻ってしまっているようだ。

3か月半の下痢の日々は、やはり相当つらいものであったのだろう。

本犬の根っこに潜んでいた不安を、一気に呼び覚ましたものと思われる。



彼女のマイブーム恐怖ランキングベスト10のうち、ここ3週にわたってトップの位置を譲らずにいるのは、何と言っても、飛行機だ。

いや、正確に言うと、飛行機の音であるが、さらに分析すると、飛行機をカミナリと勘違いした音、ということらしい。

遠い彼方に轟く飛行機のエンジン音が、マリ坊には、遠い彼方で暴れまわるカミナリに聴こえ、いつこちらへ来るか来るかと、恐怖に慄いているようである。



怯え方や、その度合いは、夏場の雷鳴発生時と、非常によく似ている。

眉毛はだだ下がり、立っていられないほど全身が震え、また胸にそっと手を当ててみると、フィラリアを経験した身体にヤバイでしょってな具合のトンデモナイ速度でもって、心臓が拍動し続けている。

彼女の身体の中で、ただひとつ冷静に、安定した機能を保っているのは、2つの耳だけ。

いい加減少し休みなさいな、と懇願したくなるほどアンテナ鋭く、常にピーンと空に向かって空中を貫いて、四方八方からあらゆる恐怖を取り込んでいる。

飛行機でスイッチが入っている分、ほかの音にもビンカンで、もう何がどう怖いのか、こちらも混乱してしまう。

シャッターを閉め切り、可能な限り外界の音を遮断するも、だめ。

これが日中ひたすら続く。

夕方になり、飛行機の音が落ち着いて来ると、ふらふらになった身体を横たえ、虚ろな目で警戒を継続しつつ、なんとか2時間ほどの眠りに落ちる。

毎日毎日聴こえる音が、毎日毎日なんら自分に攻撃をして来なかった、ということを、そろそろ学習しておくれ。



そして、とうとう、分離不安も復活した。

とは言っても、スーパーだの病院だのには行かなければならないので、以前取り組んでいた対処法を思い出しながら、何とかなだめて出かける。

で、用事が終わり一目散に帰宅すると、「わ~いヽ(´▽`)ノ 」としか言いようのない光景が広がっている。



母ちゃんも体調がアレなことが多いので、完璧な対応は難しい。

ハァハァ肩で息をしながら鳴き叫ぶマリリンに、十分な安心を与えることも、身体のケアを満足にしてやることもできない不甲斐なさが、朦朧とする頭の芯に、鈍い罪悪感を打ちつける。



一連のこの現象は、どうやら、先日のオバマ大統領の来日に起因するようだ。

オバマさんが来るぞ~、という2日くらい前のことだったと思う。

その頃はまだ、飛行機の音は恐怖ランキングの10位にも入っていなかったはずなのだが、この日、散歩中、低く轟いたその音に、突如怯え始めた。

音がするたびヒンヒン鳴きながら、右往左往の猛ダッシュ。

マリリン号も飛び上がり、車輪を揺らして大暴れ。

しっちゃかめっちゃかのパニックに陥っているところへ、トイプードルを連れた女性が向こうからやって来た。

ワンちゃんも女性も初めて会ったのだけれど、このたびのマリの異常事態に、こちらも冷静さを欠いており、見ず知らずのその飼い主さんにすがりつくようにして、思わず訊ねてしまった。



「ちょいとすみません。今、空の音、聴こえますか?」



飼い主さん、きょとん。



「あ、ほら! ほらほらほら! 今! これです! ぶぉぶぉぶぉって言ってますよね?」

「あぁ~、はいはい」

「あれって何でしょう? 飛行機ですかね?」

「う~ん、ちょっと私も分からないけど、オバマさん来日するから、いつもより多く飛んでるかもしれないですね」



それだ!!

オバマ大統領だ!!



母ちゃんは、濡れ衣の可能性は考えないことにして、あっさり確信に至った。

オバマさんの来日に備え、警備か何か分からないけれど、いつも以上に飛行機的なものが飛んでいて、それらが、びびびーーーん!とマリ坊の恐怖レーダーに触れてしまったのではあるまいか。

推測にすぎないのだが、けれども母ちゃんの頭の中ではすっかり、「オバマさんのやつぅ~!」という扱いになっている。

我が家では、これを、オバマ被害と名付けた。

滞在期間を終え、オバマ大統領が日本を去り、飛行機の飛びっぷりも平常に戻ったように思われるものの、マリ坊の、「ヒコウキコワイ。カミナリナッテル」だけが消去されないまま、現在も継続中だ。

アメリカの大統領来日が、よもや一家庭の犬の平穏を脅かすとは、思いもしなかった。



CIMG5724_R4.jpg
「ヒコウキコワイ。 ゼンブコワイ。 ヨノナカ、タイヘンデス」

↑ ブルーくんの家で、ブルーくんのクレートをお借りし、ひと安心♪のマリ坊。





ま。


CIMG5760_R4.jpg

こんなイキイキとした姿も見せてくれているので、何とかなるさ。

大丈夫。



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