今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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『のこされた動物たち』、『待ちつづける動物たち』

数年前に身体を壊して以来、不眠に悩んでいる母ちゃんですが、病院に通うようになってから、処方された睡眠剤をのみ、少しずつ快復してきておりました。

しかし、このところまたしぶとい不眠が復活しており、眠れない日々が続いております。

時間をかけてようやく寝ついても、1時間もしないうちに、うなされ、飛び起きる。

それを一晩で何度も繰り返します。

不眠の糸がつながる先は様々ですが、そのひとつは、おそらく動物たちにつながっているのだろうと思います。


マリリンがやって来る前に、いつか犬を家族に迎えようと考え、いろいろと調べはじめて知った、殺処分される犬猫のこと。

あまりに身勝手な理由で彼らを捨てる、人間たちの多さ。

彼らを虐待の対象にする、人間の皮をかぶった悪魔。

そして、ペットショップに並ぶ小さな彼らの親犬、親猫の、残酷で悲惨な末路。

この現実を知った瞬間に走った強烈な戦慄は、今も胸の中で渦巻いております。

本当にこの国で起こっていることなのか、到底信じられない気持ちでしたが、しかし、それは現実でした。

以来、たびたび夢の中に、悲しい目をした彼らが現れ、こちらに訴えてくるのです。

その悲しみにうなされ、何度も飛び起きます。


そして、ここ数か月、いつもの夢に加わったものがあります。

それは、いまだ苦しみ続ける被災地の動物たちのこと。

痩せてぼろぼろの身体で虚空を見つめる、彼らの悲しい叫びが何度となく夢に現れるのです。


ご存知の方も多いことでしょう、この2冊の本。


のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録
(2011/07/27)
太田康介

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一冊目のこちらは、昨年夏に出版されました。

その情報を私も得ていたので、すぐに手に取り、その現実を目に焼き付けました。



そして、1冊目のときから約半年経った現実をおさめた写真集が、つい先日出版されたのです。

待ちつづける動物たち 福島第一原発20キロ圏内のそれから待ちつづける動物たち 福島第一原発20キロ圏内のそれから
(2012/03/03)
太田康介

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本を持つ手がガクガクと震えてしまい、ページをめくるという単純な行為が、そのときはとても困難に感じられました。

これまでも、インターネットを使い、動物たちの現実について情報収集をしてまいりましたが、この本に掲載された写真たちが訴えてくるそれは、あまりに悲痛な叫びに満ちており、言葉にできない衝撃が胸に突き刺さります。

そして、その衝撃は、容赦なく自分への怒りとなって身体の中を駆け巡るのです。

ごめんなさい。ごめんなさい。

出てくる言葉は、それしかありません。


1冊目のときから時間が経ち、どれほど事態が悪化しているのか、はっきりとわかりました。

でも、この被災した動物たちの事って、あまり報道されませんよね。

これほど残酷な現実を人間がつくったのだということを、なぜ知らせようとしないのでしょう。

人間が彼らを苦しめ、命を奪っているのです。

そしてそれを知ろうとしないこと、もしくは知りながら考えようとしないことは、彼らの命を2度奪うことと同じではないか。

そんな風に思っています。

普段から動物に関心のある人たちは、自分のやり方で情報を得て、事実を知っていると思いますが、それ以外の人たちにも知っていただきたい。

これは、すべての国民が知らなければならないことだと思います。

こわいから、見たくないから、と目を背けずに、どうか彼らの命を見つめてください。


CIMG4035_R.jpg
「どうしてあたしの仲間たちが苦しまなければならないの?」

「どうしてみんなを助けてくれないの?」

「みんながなにか悪いことをしたの?」

純粋な瞳から投げかけられるその問いに、私はこたえることができません。




重たい気持ちを引きずって、マリリンをお散歩に連れていくと、久しぶりに胸がじんわりと温かくなる出来事がありました。

小学生のふたりの女の子が、マリリンを見て、「わぁ~、かわいい~!がんばってるね~!」と言いながら、駆け寄ってきてくれたのです。

うれしくなって、いろいろとお話をすると、やはり動物が大好きで、ひとりはハムスターを、もうひとりは犬を飼っているんだとか。

小さな手でマリリンを包み込み、「わ~、ふわふわ!ソフトクリームみたい♪」なんて言ってくれましたよ。

素敵な感性の女の子たちにたくさん撫でてもらって、マリリンもとってもうれしそうでした♪


CIMG5008_R.jpg


マリリンが下半身不随であること、また、捨てられたという辛い過去を持っていることを伝え、しばしみんなで命についてお話をしました。

そして、別れ際、名残惜しそうにマリリンを撫でながら、彼女たちが一言。

「しっかしアンタ良かったね~。前の飼い主さん、捨ててくれてありがとう。この子はこんなに幸せになりました!」ですって(笑)

思わずふき出してしまいました。


CIMG5006_R.jpg


きっとこれからも動物を愛し、動物とともに生きていくんだろうな、この子たち。

動物たちと、そして心優しい子どもたちのために、自分にできることをやっていこう。

そう決意を新たにしました。


いつもありがとうございます。
動物好きの方には、つらい気持ちを呼び起こしてしまったかもしれませんね。すみません
まだ知らない方には、一人でも多く動物たちの現実を知ってもらえますように。
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