今日も明日も、マリリン日和

センター負傷棟から救出された雑種犬、マリリン。車いすを軽快に乗りこなすマリリンと、夫と、私。家族の日々の記録です。

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風変わりな彼女

みなさま、こんにちは♪

先日の母ちゃんの愚痴に、温かい応援を頂戴しまして、本当にありがとうございます。

はじめましてのメッセージの方もいらっしゃり、マリリンをかわいがってくださっている方がこんなにたくさんいたとは…!と、ありがたい驚きでいっぱいでございます。

大好きな従妹のSちゃんまで、ありがとう



犬と暮らしておられる方も、そうでない方も、マリリンという存在に何かを感じてくださっている。

これほどうれしく、心強いことがありましょうか。

後日また記事に書きますが、週末、おふたりの方にマリリンと会っていただくことができました。

ブログでやりとりを続けてきた方です。

パソコン音痴も手伝って、ネットの世界に懐疑的なものをずっと抱いてきた人間ですが、ブログを通じてたくさんの方と知り合えたことも、事実なんですよね。

顔が見えないということは、攻撃の際にはおそろしくもある反面、しかし、顔が見えないからこそ、本音を交換することができるという部分もあって。



犬も家族だ、なんて最近では世間的にも一応言われているけれど、実際には、犬を家族と同様の愛情で大事にしている人間は、今の日本において、まだまだマイノリティです。
(犬を無理に擬人化し、犬たる部分を削ぎ落とすような飼い方・愛情もどきは除く)

なかなか周囲に理解してもらえない犬との生活について、手放しでその愛おしさを語れる場というのは、とてもありがたいものだと感じております。

ブログがなければ、マリリンとの生活は、もっと萎縮し、もっと寂しいものになっていたことでしょう。

改めて、ブログを通じて応援してくださるみなさまに、心から感謝申し上げます。

2周年をひとつの目標に、またぼちぼちと綴ってゆけたらと思います。








今日は、ちょいとマリリンとは関係のないお話です。

少し前に、市から届いたハガキを持って、子宮がん検診に行ってまいりました。

去年はサボっちゃったので、2年越しの検診です。



いつも検診関係を受ける際に訪れる総合病院が、今年は改築されて、新しくなっておりました。

新築の匂いが残るきれいな病棟で受付を済ませ、検診センターのドアを開けると、そこには、さらに素敵な空間が。

前回来院したときは、今にも倒れそうな建物で、壁はひび割れ、長年染み付いた汚れはとれず、さらに照明まで暗くて、入った瞬間に「ワタクシ病気になりました」と言いたくなるような場所でした。

それが打って変わって、お金持ちが入居する高級老人ホームのよう。

清潔で明るい空間に、やさしい笑顔のスタッフさん。

検診がイヤでどよ~んとしていた気持ちが、一気に上向きになりました。



おっしゃ~、がんばるぞ!



こんなに気合いを入れなきゃいけない理由は、2年前の検診が、ものすごく痛かったから(;_:)

そのため、どうしても気持ちが重くなっていたのです。



検診センターには、子宮がんだけでなく、通常の健康診断から各種がん検診まで、様々な方がいらっしゃいます。

私は子宮がんのみなので、下だけ検査着のズボンに着替え、使い捨ての紙スリッパを引っ掛けて、指定された真っ白な長椅子に座りました。



長椅子は、センターの廊下に沿って、一直線に備え付けられています。

その長~いソファのような長椅子に、検査着を着込んだ方々が、みなさん適度な距離を保ちつつ、ポツリポツリと座っていました。

私も隣がいない空間を見つけ、ポツリ組に加わります。

やだよ~、こわいよ~、という気持ちを隠し、涼しい顔で順番を待っていました。



と、そこへ。



シャリーン! シャリーン!

大きな音を響かせ、ひとりの女性がやって来ました。



30代後半くらいでしょうか。

色白で痩せていて、日本風の顔つきに黒髪、パッと見は決して派手な感じではないのですが、その風情に似合わず、耳にはいくつものピアスが連なります。

上下の検査着を着用。

上はボタンを胸元ギリギリまで解放し、だらりとはだけさせ、下のズボンは腰のあたりで引きずるように履いています。

初めて見ました、検査着を着崩すという人を。

そして、はだけた鎖骨の辺りには、本物か偽物か分かりませんが、小さなタトゥー。

足元は、なぜか検査用の紙スリッパを履かず、自分のサンダル。

派手な装飾を施されたサンダルで、端っこのところに、鈴のようなものがぶら下がっています。

先ほどの、シャリーン、シャリーンは、この音でした。

彼女がゆっくりと歩くたび、シャリーン、シャリーン。

廊下に響き渡るその音に、みなさん驚いた顔で、彼女の動向をチラ見していました。

検診を前に、誰もが一様に重たい空気を抱え、し~んと静まり返った空間なので、鈴の音と彼女の存在は大変に目立つものの、何あれ~などと堂々たるガン見をする人はおりません。

私も、検診の恐怖にうなだれつつ、横目で彼女が歩いて来るのを見守っておりました。



と、そのとき。



イヤな予感的中。



何と言いますか、こういうときの運が、滅法ないのです。

はい、私の隣に、大きな音を立てながら、彼女が座りましたよ。

ほ、ほかにもこんなに座る場所があるじゃないかぁ~!!

そう訴えたいところですが、そんな様子は微塵も見せず、まあ~ユニークな方がいらしたこと♪ってな表情を保ちました。



彼女は、長椅子の背もたれに思いきりもたれると、辺り一帯に聞こえる声で、あ~あ!と言いました。



そこへ、書類を手に抱えた女性スタッフさんが通りかかり、彼女の足元を見て、困ったように声をかけます。

「すみません、スリッパを履いていただけますか。」

じろりとスタッフさんを睨みつけ、みなさんの大注目を浴びながら、彼女は言いました。

「あたしね、これじゃなきゃダメなの!どうしてもダメなの!」

スタッフさんは、困った笑いを浮かべながら、首を傾げて行ってしまいました。

みなさん、目だけで驚いています。

すぐ隣に彼女のだるそうな息づかいを感じ、私ひとり、驚くより泣きたくなりました。

けれど、風変わりな彼女が隣に来ちゃったからと言って、今さら席を移動するのはあまりに露骨で、その勇気がありません。

ただただ、身を縮こまらせ、無難に時が過ぎるよう、祈ります。



しかし、祈りも虚しく、さらなる試練がやって来ました。

突然、話しかけられたのです。

ひどくだるい、舌を巻くような口調で。



「ねぇ~~~。 低血圧ってさぁ~~~、どうしたら治んの!?」



シーーーン。



これってやっぱり、私に話しかけられてんのかな・・・。

そうじゃないと思いたいものの、ほかの方々の視線が私に釘付けだったので、おそるおそる隣に顔を向けると、すぐそこに彼女の目がありました(泣)

もはやこうなると、先ほどまであんなに恐怖だった子宮がん検診を早く受けたくなるから不思議です。

しかし、受診者が多い中では、なかなか名前は呼ばれません。

低血圧のご相談を無視するべきか迷いましたが、すぐ隣でこちらを凝視しているので、仕方なく、へらへら笑いながら、小さな声でこたえました。



さぁ~、私もちょっと・・・分かりかねます・・・。



「あっそ。低血圧ってさぁ~~~、ほんっと最低なんだよねぇ~~~。」



そう言って足を浮かせたかと思うと、先ほど「これじゃなきゃダメなの!」と強いこだわりを見せていたサンダルを、ポーン、ポーン、とあっさり床へ脱ぎ捨て、長椅子の上で膝を抱えました。

かと思うと、今度はあぐらへ、さらに片足をこちらへ伸ばしてみたり、自由奔放です。

しまいには、「あぁぁ~~~、無理だわぁ~。」と言いながら、長椅子にゴロンと寝転ぶ始末。

そう、まさに、終電後の駅のベンチで寝ちゃった酔っ払いの如く、くの字に身体を折り曲げ、長椅子の上で横たわったのです。

私のお尻の横に、彼女の頭がゴロンと置かれています。

髪が今にも触れそうなことに抵抗があり、自分にしか分からない程度にお尻をそっと浮かせ、1センチほど横にずれました。



ただの検診のはずが、何とも説明しがたい、風変わりな展開になってしまいました。



スタッフさんが目の前を通りかかるたび、

(;´Д`)

こんな顔でひそかに助けを求めるも、おしゃべりしている知り合い同士だと思われたのか、はたまた厄介事に関わりたくないのか・・・。

みなさん一様に、横目のチラ見でその後無視。





何なんだ、一体!(泣)





そんなこちらの思いなどお構いなしの彼女は、しばらくすると、ムクッと起き上がり、首をブルブル振って、再びしゃべり始めました。

しつこく低血圧のご相談が始まり、まるで話が途切れません。

「なんかさぁ~~~、アレなんだよねぇ~~~、こんなとこでこんなの着てるとさ、これって何なんだろうって思うんだよねぇ~~~。」

あ、はい、そうですか。

「アンタさ、何の検査なワケぇ~?」

あ、子宮がん検診です。

「あぁ、アレね~。アレもさ、何なんだろうってことだよねぇ~~~。あたしはさ、とにかく低血圧を治さなきゃ話になんないワケぇ~~~。」

あ、そうですか。

「ねーねーアンタさ、上いくつ?」

は・・・?

「だからぁ~~~、け・つ・あ・つぅ~~~。」

あ、上ですか、70半ばです。

「えぇ~!!ぶわっははは!!ちょっとぉ、アンタのが低いじゃあ~~~ん!!」

あ、そうですか。

「アンタさ、おもしろいこと言うね~。 フツウさ、アタシが低血圧のこと言ったときさ、それ言わね? 自分だって、そーとー低いんだからさぁ~~~!」

あ、すみません、ずっとこの血圧で生きているもんで。

「いちいちウケんだけどぉ~! 変なやつぅ~~~!」





だから、何なんだ!!!(泣)





うっかり血圧をしゃべっちゃったがために、笑われ、計らずも会話が弾んでしまいました。

しかも、風変わりな彼女に、変なやつ認定される始末です。

うつむいていた顔を少し上げると、何とも気の毒そうなみなさんの視線が、私に集中しておりました。



と、そのとき。



「○○さ~ん、中へお入りくださ~い。」

呼ばれたーーーーー!!!

こんなに子宮がん検診を恋しく思うことがあろうとは、彼女に会うまで、想像もしませんでした。



はい!

威勢良く返事をし、スックと立ち上がる私に、彼女の声が届きます。



「出番~? なんかウケたわぁ~、サンキュウ~~~。」

あ、そうですか、それは何よりです。

「子宮がん、がんばってぇ~~~。」

あ、はい、がんばらせていただきます。



ペコペコ頭を下げながら、検査室の扉に手をかけると。

彼女は、少し血色が良くなった頬をいたずらっぽく持ち上げ、イヒヒと笑って言いました。



「むっちゃ痛かったりしてね。」



(´;ω;`)ブワッ






こうして、いろんな意味で滅多打ちにされながら、検査に臨んだのでありました。

幸い、2年前ほど痛くなかった上に、後日告げられた検査結果も問題なく、何だか風変わりな彼女のおかげかもしれないと思わないでもない今日この頃です。






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ばーーーん!!


ちょびっとだけ、マリリンを♪


これは、ある日、朝ごはんを食べ終わったあと、しばし余韻を楽しんでいる(?)マリ坊ちゃんです。




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力強く後ろ足が立っていたので、思わず写真を撮っちゃいました♪

ま、体勢や角度によってたまたまこうなるというだけですが

でも、こうしてうまくバランスをとる瞬間は、以前よりずっと増えました




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「はぁ~、食った食った!!」




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「チッ! 量はたっぷりだけど、味はイマイチなんだよな。」



(´;ω;`)ブワッ





<お知らせ>

犬のいない生活なんて・・・忘れちゃった♪のQさんとサラロンさんが、素敵なPVを作ってくださいました!!





かわいい笑顔がたくさん登場しております!

マリ坊ちゃんがトップにババ~ンと!!

泣きやした。


| 私のこと | 07:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ゴールデン?な一日

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一昨日、駅前のショッピングセンターに行くため、近所のバス停からバスに乗ると、優先席に座っていた60代くらいの女性が、号泣していました。

同年代の隣のおばさまに大きな声で話しながら、ぼろぼろと・・・というよりわんわんと。

大きめのタオルで涙をぬぐいぬぐいして、しゃくりあげています。

優先席は、乗車口のすぐ近くに並んでおり、また座席が車内のほうを向いているため、乗ってすぐに異常事態を発見する形となります。

私を含め、乗り込んだ人は皆ぎょっとして、瞬間的に立ち止まりました。

思わず車内に戸惑いの視線を向け、ほかの乗客と目を合わせてしまいます。

前から乗っていた方々は、目が合うと、一様に、「はは。まぁそんなわけでして。。。いやはや、ねぇ。」的な気持ちを、視線で表現していました。

号泣おばさんは、涙が止まりません。

「だからあたしがこう言ったのに、あの人が・・・うわぁ~~~!!」

そんなようなことをまくしたてながら、隣のおばさんに真っ赤な顔を向けています。

隣のおばさんは知り合いのようでしたが、車内の視線が気になるのか、終始無言で、首を斜め下に垂れ、うんうんと神妙に頷いていました。

駅に着くまでそんな状態で、その間に乗り込んで来た人たちは、ほぼ全員、私が乗り込んだときと同様に、乗客と視線のやりとりをして、それぞれ座席に座っていきます。

私も、新たな乗客の困った視線を何度か受けたので、「はは。まぁそんなわけでねぇ。えへへ。」と視線でこたえておきました。

駅で降りると、号泣おばさんはわあわあ泣きながら、隣のおばさんと一緒に歩いていきました。

「なんか大変なことがあったんですね。元気になりますように。そして、隣のおばさん、お疲れさまです。」

心の中でそっと声をかけ、ショッピングセンターに向かいました。




必要な買い物を済ませ、最後に地下食品売場のパン屋さんに寄りました。

トレーに好きなパンを乗せていると、後ろから、

「こんなパン食べたくない~!!」

大きな声に、振り返ります。

5歳くらいの男の子が、ぶすっとしてパンの棚にもたれかかっていました。

すると、ミツバチを思わせる大きなサングラスをかけた30代くらいの母親が、男の子に言うのです。

「しょうがないのよ~。あたしたちがいつも食べているようなまともなパンは、ここにはないの!ここはね、そういう店なの。こんなパンしか置いてない店なの。チーズのパンなんてこんなのしかないでしょ?でもしょうがないの。庶民の店なんだから。」

店中の人間が、ぎょっとして立ち止まりました。

近くにいたおじさんに至っては、あと一歩でつかみかかりそうな顔をしています。

おじさん、耐えて~!

パンがてんこもりのトレーをぶちまけないか心配になるくらい、おじさんの手がワナワナしていました

そんな周囲の様子を気にも留めず、ミツバチの母親は、さらに仰天させたのです。

なんと、パンを3つ、手づかみ。

そして、「はい、ママ~、これ買って。」と、60代くらいの白髪の女性に言いました。

「はいはい、乗せて。」

白髪の女性は、持っているトレーを差し出します。

どうやら、息子、母親、その母親と、3世代で来店していたようです。

店内のお客は、みな唖然。

先ほどつかみかかりそうになっていたおじさんが、苛立ちを押さえつけるようにして、つぶやきました。

「あれだけ言っといて買うんか? 手づかみはないだろうが。」

その場にいる全員が、頷いた瞬間です。




すごい人がいるもんだぁ~、と驚きながら、パンの会計を済ませ、売り場を出ると、目の前に、同じく会計を済ませたばかりの60代くらいの女性がお財布をバッグにしまっていました。

レシートらしき紙切れを何枚か握りしめています。

お財布の中から不要なレシートを取り出したのでしょう。

きょろきょろっと近くを見たので、ゴミ箱を探しているのかな、と思ったその時。

ポイッ!

え!?

紙切れ全部、床に捨てました。

思わずそれらを拾い上げ、呼び止めます。

「あの。。。ゴミ箱向こうにありますよ。」

女性がチラッと振り返り、私と目が合った瞬間。

「うるさいっ!! 若いのがやればいいのよ! そんなことっ!」

すごい剣幕に圧倒され、しばし立ち尽くし、その後、放心しながら、紙切れたちをゴミ箱へ持って行ったのでした。












なんて日だっ!




はい、みなさまこんにちは(笑)

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。

母ちゃんは、こんなゴールデンウィークです



短時間でいろんな人に出会った日。

そんな日は、もちろん・・・




「さんぽで発散だぁ~~~!!」



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「走れ、走れ~!!」



マリ坊ちゃん、順調に体重が増えていて、1か月前に測ったときから、100グラム増量しました

懸念していた前足への負担も、今のところなさそうです。

そして、良い変化が出てまいりました。

最初は、首まわりとか的外れな場所に集中して脂肪がついたらどうしようと思っていたのですが、ちゃ~んと腰まわりが太くなってきましたよ~!

散歩していても、わずかですが、違いが出てきたことがわかります。

以前にも増してスピードが出るようになり、力強い走りを見せてくれております。

この調子で、もっともっとたくましくなっておくれ~!(^^)!



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「イシシ! 筋肉ムキムキ犬になっちゃうんだから~!」



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「おし! 今日もいい匂い!」



GW、お出かけの方が多いようで、歩いている人も少なく、お散歩スイスイです

我が家は3、4、6日がお休み!

3、4日はとっても楽しみな予定を入れております♪

体調を整えておかないと。

さあ、今日もマリリンと、雨の降らないうちに、かっ飛ばしてまいりま~す!

| 私のこと | 08:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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趣味は、犬です





突然ですが、みなさま美容院は、ずっと決まったところに通われるほうでしょうか。

それとも、気分などで、いろいろな美容院に行かれるほうでしょうか。



私は基本的に担当さんが決定したら、ずっとその方にお願いするタイプです。

埼玉に越して来る前は、約10年ほど、同じ方にお願いしておりました。

10年の中で、何度か引っ越しはしたものの、どのアパートも、その美容院に通えないほどの距離の場所ではなかったので、多少電車やバスを使っても、同じ方のところへ通っておりました。

10年の間に、その方にも私にもいろいろなことがあり、それを共有してきた同士のように思っております。

その後、同時期に彼女も私も結婚し、私は埼玉に引っ越すこととなり、いよいよその美容院には通えなくなりました。

最後の日には、お互いに涙の別れとなりました。



埼玉での生活が始まり、この土地で新しい担当の方を見つけようと、何件か美容院に行ってみたものの、なかなか落ち着きませんでした。

私は、昔から男性の美容師さんにやっていただくことが苦手で、どうしても、「すべて女性にお願いします」という条件がついてしまうため、それもあって、難しいのだと思います。
(男性美容師の方、お気を悪くされたら申し訳ございません。個人的な事情であって、男性のほうが技術がどうだとか、そういった意味では全くございません。)

最近は、男性美容師さんがメインという美容院も多いので、すべて女性にやっていただけるところを探すのは、けっこう大変です。

で、いろいろと調べてみて、交通の面で通いやすく、同年代の女性が担当してくださるところを見つけ、そこに落ち着きました。



けれど、その方との会話が、最初の頃はちょっと微妙な空気になってしまったのです。



初回に、「趣味はありますか~?」と聞かれ、その瞬間ピタリと固まってしまった私。

思えば、昔は「ドラムを少々」などと冗談まじりに言っておりましたが、現在、いわゆる趣味というカテゴリーに入るものは、読書くらい。

映画も好きですが、「映画鑑賞」なんて言うほどまでたくさん観てきているわけではありません。

本の話を少ししてみましたが、その美容師さんは、あまり本がお好きでないようで、会話は発展しませんでした。

で、ついに言ってみました。



「趣味は、犬です・・・。」

「は!?」



今の自分の生活では、マリリンとの散歩やお出かけ、また犬関連のことをするのが一番楽しいし、ほとんどの時間をそれに使っております。

「もはや犬は、一番の趣味だ!」と堂々と言ってもいいんじゃないか、と思いましたが、やはり、美容師さんを面食らわせてしまう事態となりました。

残念ながら、動物にはご興味がないようで、「へぇ~。」で流され、終了です(笑)



この美容師さんは、とてもよくしゃべる方。

初回に、大きく相槌を打って彼女の話を聞いていたので、それで私も会話好きと思われてしまったのかもしれませんが、ひと時もぼーっとする間がありません。

とにかくしゃべりっぱなし。

非常に多趣味の方で、休日も絶対に家にいることはないとおっしゃっており、そのため、彼女の趣味の話がメインです。

アウトドアスポーツや身体を動かすことが大好きだそうで、最近遊びに出かけたことなどを話し続けるのですが、疲れているときは、相槌を打つのもなかなか大変です。

で、たまに思い出したように「○○さんは、最近どうですか?」と聞いてきます。

しつこいようですが、犬のことしか身近な話題がないもので、仕方なく犬の話をしてみます。

「へぇ~。。。」

やはり、興味は皆無。



前に、「ご主人がお休みの日はどういうところにお出かけされるんですか~?」

と聞かれたので、

「犬がいて長時間の留守番ができないので、自然と犬連れのお出かけになっちゃって。最近は、専らドッグカフェばかりです。」

と答えました。

すると、「あぁ!いますよね~、なんかこないだ行ったお台場とかも犬連れがうじゃうじゃいて~。ドッグカフェとか買い物とかで来るんでしょうけど、正直なんでこんなトコ犬連れてくんの?とか思って~。おしゃれな空間を楽しみたいのに、なんだかなぁなんて。ほんと意味わかんないんですよね~。」

さすがに固まりました。

おそらく、あまり考えずに発言されたのだと思います。

固まった私を鏡越しに見て、「あ!やば!」みたいな顔をされておりましたので




新しいことにチャレンジするのが大好きな彼女が、よくこちらに向ける質問があります。

「○○さんは、前回お越しになったときから今日までに、何か新しいことにチャレンジしましたか?」

とか、

「最近、旅行やアウトドアスポーツ、何かしましたか?」

とか、

「年内の目標は何ですか?」

とか。


えーっと・・・・・・。


そのたび、答えに詰まります。

仕方なく、「う~ん。。。チャレンジかぁ。車の運転くらいかなぁ。アウトドアスポーツはしないし、旅行も、犬と一緒に行かれる範囲なので、実家に帰省するか、近場に行く感じですかね。目標は・・・うーん、やっぱり車でしょうか。。。」

毎回、苦し紛れに絞り出す回答。

そして、お決まりに、「あぁぁ」と大変がっかりされて、終了します(笑)



こういった会話が続く中、今考えると、自分も懲りずに通い続けるんだから世話ないわ、と思うのですが、面倒だったんですよね、女性が全部担当してくださる美容院を、また一から探すのが・・・。

その面倒さを考えたら、1時間ちょっとの会話なんか我慢しちゃえ、という具合に、やり過ごしておりました。




今の自分の生活だと、マリリン中心、マリリンと夫がすべてです。

犬以外の楽しみと言えば、やはり読書くらいのものでしょうか。

現状で、なかなか大々的なチャレンジはありません。

ましてや、彼女が求めているような、アウトドアスポーツのチャレンジなど、かすりもしません。

毎回、つまらない自分ですんません。。。と頭を垂れて美容院を後にします。




ため息まじりに家に帰ると、愛おしい子が待っていて、その存在に、しゅんとしていた母ちゃんは一気に元気爆発です!



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「母ちゃんよ、ちっちゃなことは気にすんな!」



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「あたしがいれば、問題なし!」



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「ほら、向かい風だって、へっちゃ・・・いや、ちとキツイっす



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「風を切って走ってごらん! これも立派な、アウトドアよ!」



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「ふぅ~。 すぐ疲れるけどね。」


うんうん、そうだね!

母ちゃん、なんか元気が出てきたよ!



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マリリンとのこんなに素晴らしい毎日。

これ以上ないくらいに幸せいっぱいだもの。

趣味が犬でも、いいよね

気後れする必要なし!

犬に興味のない人から見れば地味かもしれないけど、犬との暮らしは、最高に幸せだぞ~!!



マリリンと一緒に風を切って走ったら、垂れた頭はぐんぐん空に向かい、丸まった背筋もピシャッと伸びて、すっかり元気100%になった母ちゃんでございました






個人の美容院事情なんて、みなさまにとってはどうでもいいお話ですみません

せいぜい2~3か月に一度のことなので、なんということもないのですが、そのたび少々憂鬱になってしまって。


ところが。


最近になって、ある変化が現れました。

美容師さんのほうから、犬の話もしてくださるようになったのです。

質問されるたびにそっと犬の話をし、いろんなワンちゃんのエピソードなどをご紹介するうちに、少しずつ興味を持ってくださったようです。

先日は、ついに保護犬の話をすることができました。

うまくない私の話し方でも、いろいろと感じてくださったようで、とてもうれしい気持ちになりました。



ところで、この美容師さん、最近では「空を飛びたい」と言い始め、今度パラグライダーに挑戦するそうです。

ここまで来ると、ある意味おもしろくなってきました。

彼女の報告をお聞きするのが、楽しみです♪





そうそう、美容院での憂鬱と言えば、もうひとつありました。

靴です。

シャンプーの際、動くベッドに乗りますよね。

よいしょと腰かけ、足をベッドに乗せた瞬間、愕然とするのです。

ヨレヨレのスニーカーに。

「わちゃ~!! 次回はきちんと違う靴を履いてこようって、前回あれほど心に誓ったのに! 自分のバカ!」

そう頭を抱えますが、悔やんだって後の祭りです。



マリリンが来てからというもの、専ら犬連れの外出ばかりなので、必然的に、転ばないような動きやすいスニーカーを履くことが増えました。

というより、もはやスニーカーしか履いておりません。

なので、感覚が麻痺しており、自分ひとりの外出でも、何も考えず、玄関に転がっているスニーカーをつっかけて出てしまいます。

そして、出かけた先で、顔を赤くするはめになるのです。

美容院のおしゃれでキレイな空間の中、ヨレヨレのスニーカーを隠したくて、思わず足にギュッと力が入ってしまうのでありました

| 私のこと | 08:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ちょい休み

すみませ~ん

今日は、別の記事を書く予定だったのですが、ちょいと具合が悪くなっちゃったので、また後日書こうと思います

3~4日、パソコンお休みさせていただきますね

週末には、元気なマリリンを登場させられたらいいな~!

そんなわけで、ちょい休み、よろしくお願いいたします。

あ、父ちゃんがなんか書きたそうなので、ブログを奪われるかもしれましぇん。。。


マリリンは元気ですよ~!!



「みなさん。あたしが写真一枚しか登場しないとは、大変遺憾です。うちの中で暴れてやろうと思います。」


ひぇぇ~~~

| 私のこと | 07:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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結婚式の思い出

前回の記事を読んでくださった方、また温かい拍手コメントをくださった方、本当にありがとうございます

おひとりおひとりにお返事ができませんが、大事に拝読させていただいております。

ご自身の体験や、その目で見てこられたご経験など、貴重なお話をお聞かせくださったり、いつもお感じになられてらっしゃることをお話くださったり、マリリン家に応援のメッセージをいただいたり、感謝の思いが尽きません。

これからも、変わることなく、マリリンと向き合っていきたいと思っております。

今を思いきり楽しんで生きるマリリンの姿を見守っていただけたら、こんなにうれしいことはありません




さて、だ~いぶ日が過ぎてしまいましたが・・・

今月10日は、私たちの結婚記念日でした。

入籍してから、丸4年。

出会ってから10数年の月日が流れたでしょうか。

今回は、私たちの結婚式のお話に触れたいと思います。

興味のない方はスルーなさってくださいね。



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入籍から1年数か月くらい経った頃、ようやく結婚式を挙げることができました。

ふたりの貯金ギリギリの、小さなレストランウエディング。



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これから夫婦となり、社会への責任を果たしていくことを、大切な方々の前で誓いたいという気持ちから、人前式を選んだため、誓いの言葉は自分たちで作成することに。


完璧でないことを愛し、格別なことは望まず、中庸であることを大切にする。

社会で生かされていることへの感謝と責任を忘れない。


といった思いを込めて、ふたりで話し合い、作成しました。

その誓いの言葉は、今も時折、読み返すことがあります。

今の自分は、これを守っているだろうか。

この気持ちを忘れていないだろうか。

少しでも、この誓いに近づくことができているだろうか。

問いかけます。


今の自分は・・・?


誓いの言葉どれひとつ、満足にできていません。

日常の些末なことに心を奪われ、悩み、くよくよし、小さな世界の中で物事をとらえてしまいます。

社会への責任など、程遠い存在。

できているのは、「完璧でないことを愛する」という部分くらいでしょうか(笑)

こうして折に触れて読み返し、自分を戒め、そこからまた一歩を踏み出していきたいと思います。




素朴な式でしたが、ひとつだけ、こだわったことがありました。

大切な休日に足を運んでくださったみなさまへの感謝の気持ちを、音楽で表現すること。



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夫とは、大学の音楽サークルで知り合いました。

この機会に、もう一度バンドを組んで、一緒に演奏することにしたのです。

夫がギターボーカルで、私がドラムというポジションは、当時のまま。

サークル仲間のひとりにベースをお願いし、ピアノは、レストラン専属でやってらっしゃる方に加わっていただきました。



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一応サプライズだったので、楽器類は仕切りで隠しておくことに。

司会の方にはお色直しで退場と言ってもらい、素早く着替え、楽器の前でスタンバイ。

そこでスタッフさんが仕切りを開け、普段着の私たちが演奏を始める、といった具合です。



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演奏したのは、Mr.Childrenの楽曲です。

夫と私は、お互いに、彼らのデビュー当時から、彼らのつくり出す音楽が大好きでした。

以来20年、どんなときも、彼らの楽曲がいつもそばにいて。

それぞれ互いの存在を知らないまま、Mr.Childrenを支えに生きてきた私たちは、夫が大学1年生、私が大学2年生の春、出会いました。

初めての会話も、仲良くなったきっかけも、Mr.Childrenです。

私たちにとって、彼らの音楽は、恩人のような存在。



当日までに、大学以来のブランクをなんとか練習で埋め、本番は、ありったけの思いをぶつけることができました。



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そして、結婚式を終え、数か月後に「マリリン」と出会うとは、まったく想像もしていませんでした。





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「どーもみなさん、あたしです。危なかった~!まさかの出番なしかと思いました。」



人生って、本当にわからないですよね。

出会いのタイミングと、縁。

日々の生活のことや将来のことを話し合い、悩み、覚悟を決め、迎えた大事な命。

かけがえのない、大事な娘。



マリリンの出現により、生活も何もかも変わりましたが、一番変わったのは、夫だと思います。

なんせ、この世で一番犬が苦手という人間だった彼が、今やマリリンのうんちの研究までしているのですから(笑)

雑な私のお世話が気に入らず、こっそりやり直していることも多々あります^_^;



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「そーなんです!! 父ちゃん、この暴走怪獣をどーにかしてぇ~!!」


また、ドッグカフェなどでお友達ができ、知らなかった世界が広がると、夫はとてもよくしゃべるようになりました。

これまでは、かなり無口なタイプでしたが、自分から積極的に会話をするようになり、驚きです。

飼い主さんや、お店のマスターとのおしゃべりが、楽しくて仕方がないみたい

これもすべて、マリリンの力でしょうか♪



夫への感謝の気持ちは書き切れませんが、ひとつだけ、いつも思っていることがあります。

それは、私が夫を看取りたい、ということ。

もちろん、夫が先に逝ってしまったら・・・と考えると、おそろしいです。

彼がいない世界など想像しただけで耐えられません。

どれだけ苦しむか、計り知れません。

でも、だからこそ、そんな思いを夫にさせたくない、と思います。

深い絶望に苦しむのは、私が請け負います。


いくら考えたところで、望む通りになるわけではありませんし、先のことはわかりません。

なので、できれば・・・なんて前置きをしつつ、こんなときだけ都合良く登場していただく神様に、お願いしております。

自分が夫より一日でも長く生きますように、夫が絶望を味わうことがありませんように、と。


ま、先日、細かい説明を省略して、「私のほうが長く生きることを望むから」と伝えたところ、夫は恐怖を滲ませた目をこちらに向け、愕然としておりましたがね(笑)



長くなってしまいました。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。



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さてさて、これを書いている隣では、マリ坊が「暇だ!おなかすいた!おむつを替えろ!」と大騒ぎしておりますよ~!

「私」から「母ちゃん」に戻りますか~♪


これからも、マリリン家一同、力を合わせて生きてゆきます!(^^)!

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